【11月11日は介護の日】訪問看護師・介護士の約8割が日常業務に“無駄”や人手不足を感じ、DX・デジタル化の推進を希望。DXしたい業務は「スケジュール管理」「訪問状況の可視化」など

〜CareMakerが、訪問看護・介護の職場DXに関するアンケートを実施〜

株式会社CareMaker

訪問看護・介護向けスケジュール管理クラウド「CareMaker(ケアメーカー)」を運営する株式会社CareMaker(東京都中央区、代表取締役:山村真稔、以下「CareMaker」)は、11月11日の「介護の日」に先立ち、訪問看護・介護に従事している方を対象に、「訪問看護・介護の職場DXについてのアンケート」を実施し、78名から回答を得ました。

【調査結果 概要】

  • 訪問看護師・介護士の約8割が、日常の仕事の中に“無駄”を感じている

  • 無駄を感じること 1位「現場間の移動時間」、2位「記録業務における転記」、3位「スケジュール管理」「一人あたりの業務量過多による負担」

  • 約8割がDX・デジタル化の推進を希望。DXしたい業務は「スケジュール管理」「訪問状況の可視化」など

  • DXで生まれた時間は「訪問件数を増やしたい」「より良いケアに充てたい」など、利用者のメリットを高めたいというポジティブな声が多数


【調査結果 詳細】

  • 訪問看護師・介護士の約8割が、日常の仕事の中に“無駄”を感じている

普段の仕事の中で無駄が生じていると感じることがあるか尋ねたところ、「とてもある」と「ややある」が合わせて79.5%で、約8割が業務に無駄が生じていると感じていることがわかりました(n=78)。


  • 無駄を感じること 1位「現場間の移動時間」、2位「記録業務における転記」、3位「スケジュール管理」「一人当たりの業務量過多による負担」

普段の仕事の中でどんなことに無駄が生じているか尋ねたところ、「現場間の移動時間」が48.7%で最も多く、「転記する必要のある記録業務」が42.3%、「スケジュール管理」と「一人あたりの業務量過多による負担」が35.9%と続きました(n=78)。

<無駄が生じている理由や原因/一部抜粋>
40代 女性:利用者の希望に合わせてばかりで、エリアなど関係なく訪問することになるので、移動距離の無駄が生じている
40代 女性:毎月の訪問管理表を作るのに時間がかかる。 訪問と訪問の間のロス時間がもったいない
60代 男性:看護記録が共有デジタル化できていない為に、全て訪問員の手持ち紙に記録されて持ち歩かれ、他の訪問員が情報共有しようとしてもタイムラグが生じやすい
40代 女性:事務員がおらず、書類やマニュアルの整理ができていない。見て学ぶ文化で、誰が行っても同じように行える方法を明記しておく習慣がない


  • 6割以上が、1日平均5件以上の訪問看護を実施

普段1日に平均何件のご自宅に訪問しているか尋ねたところ、6割以上が1日平均5件以上の訪問を実施していることがわかりました(n=78)。


  • 約8割が現場での人手不足を実感

現場で人手不足を感じるか尋ねたところ、「とても感じる」と「やや感じる」が合わせて77.0%で、約8割が現場の人手不足を感じていることがわかりました(n=78)。


  • 約6割が、職場のDX化が進んでいないと回答

職場のDX・デジタル化が進んでいると思うか尋ねたところ、「あまり進んでいない」と「全く進んでいない」が合わせて56.5%と、約6割が職場のDXが進んでいないと感じていることがわかりました(n=78)。

<進んでいると回答した理由/一部抜粋>
30代 男性:訪問のログ管理も記録の作成も携帯で出来る為に、紙管理の頃より効率化が進んだ
50代 男性:自動シフト作成ソフトを導入している
50代 女性:iPadが支給され、記録ツールや情報共有アプリの使用、定期的なzoomでのミーティングをしている

<進んでいないと回答した理由/一部抜粋>
30代 女性:未だに紙で管理しているから
40代 男性:タブレット端末を導入していない
60代 男性:突然のキャンセル、追加など対応できない


  • 約8割がDX・デジタル化の推進を希望。DXしたい業務は「スケジュール管理」「記録管理」「訪問状況の可視化」など

現在よりも業務のDX・デジタル化が進んでほしいと思うか尋ねたところ、「とても思う」と「やや思う」が合わせて78.2%で、約8割が職場のDX化を望んでいることがわかりました(n=78)。

<DX・デジタル化が進んでほしい理由/一部抜粋>
30代 男性:シフト管理や利用者様のアセスメント評価がまだアナログな部分が多い為に、もっとAIを活用した管理に移行すると人為的なミスも少なくなり効率化が進むと思う
40代 男性:タイムリーな情報利用
40代 女性:時間のロスがなくなり、件数が増える
40代 女性:看護の質を高めたい


  • 約半数が現場DXにより「現場間の無駄な移動時間の削減」に期待

業務のDX・デジタル化により、どんなことを期待するか尋ねたところ、「記録業務の効率化」が60.3%で最も多く、「一人あたりの負担の軽減」が52.6%、「現場間の無駄な移動時間の削減」が48.7%と続きました(n=78)。


  • DXで生まれた時間は「訪問件数を増やしたい」「より良いケアに充てたい」など、利用者のメリットを高めたいというポジティブな声が多数

<業務効率化で生まれた時間の希望用途/一部抜粋>
40代 女性:訪問件数を増やしたり、利用者のより良いケアに充てたい
30代 男性:利用者さんのニーズに合わせた対応が出来るように、有益な情報を集め、多職種間と連携を深めて利用者により良い看護を提供したい
40代 女性:スタッフ間の業務のクオリティのばらつきを平坦化するためのマニュアル作成
40代 女性:研修やスキルアップの為の勉強など
30代 女性:営業活動
40代 男性:残業時間削減

<利用者さんのケアにあたり、危険を感じること/一部抜粋>
40代 女性:猛暑の中での体調管理。特に独居の高齢者は、冷房をつけない、暖房と間違えているなど、危険を感じる
30代 女性:認知症の独居の室内環境調整不足
30代 男性:大柄な利用者さんを一人で支えきれず危険を感じた
40代 男性:精神症状による危険行為
60代 男性:独居老人が低血糖で動けなくなっていた


  • 株式会社CareMaker 代表取締役 山村 真稔 コメント

今回の調査では、多くの訪問看護・介護の現場で人手不足が深刻である現状と、DXにより業務を改善できる余地があることがわかりました。

調査の中で「移動の無駄」といった課題やDXにおける「シフト作成」の効率化ニーズが明らかになりました。CareMakerは、スケジュール調整をAIで自動化してシフト作成時間を90%削減することができます。さらに、移動時間の分析や調整業務を容易にする「シフト改善レポート」機能や、職員にかかるケアの心身的負担をAIが考慮してスケジュールを自動作成する機能も搭載しています。

これからもCareMakerは、現場のリアルなニーズを反映した機能アップデートで訪問看護・介護現場の課題を解決し、「最期まで個が尊重される社会」の実現に向けてサービスを提供してまいります。


【調査概要】
調査名称:訪問看護・介護の職場DXについてのアンケート
調査機関:Freeasy、クラウドワークス
調査対象:訪問看護師、訪問介護士
調査方法: Webアンケート
調査日:2023年10月23日〜2023年11月5日
有効回答数:78件
※各回答項目の割合(%)は、端数処理の関係上、合計が100%にならない場合があります


■調査結果の引用時のお願い

※本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、出典元の表記をお願いします。
例:「CareMakerの調査によると」「CareMaker調べ」など


  • 代表プロフィール

山村 真稔(やまむら まさとし)
広告代理店からキャリアをスタートし、その後、株式会社BitStarにてYouTuberの支援などインフルエンサーマーケティングに従事。新たな産業や文化が創られていくフェーズを経験する中で、自身も社会的インパクトのある産業課題を解いていくようなことを成し遂げたいと思い、2019年9月に創業。自身の母親が福祉業界に勤めていることから業界の課題を身近に感じる機会が多く、福祉領域での起業を決意する。IT技術や自身の経験を福祉領域にも持ちこむことで、ケアを受ける人・提供する人それぞれをエンパワーメントできると思い、『CareMaker』の提供を開始した。


  • 訪問スケジュール管理クラウド「CareMaker」について

「CareMaker(ケアメーカー)」は、訪問看護・介護に特化したAIによる訪問スケジュール管理クラウドです。訪問ルートや希望条件を考慮してスケジュールを自動で最適化できるAIを搭載。作成業務に必要な時間削減に加えて、スタッフの移動効率化を通じた稼働率向上までサポートします。
サービスサイト:https://caremaker.jp/


  • 株式会社CareMaker 概要

社名:株式会社CareMaker
代表:山村 真稔
本社所在地:〒103-0028 東京都中央区八重洲1丁目5−20 東京建物八重洲さくら通りビル1F
事業内容:訪問スケジュール管理クラウド「CareMaker」の運営
ホームページ:https://caremaker.jp/

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山コスモスサウス3F
電話番号
-
代表者名
山村真稔
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年09月