人手不足の解消へ。大阪の工場が『搬送ロボットT300』で3人分の搬送を自動化!!

㈱正興サービス&エンジニアリング(本社:福岡市博多区東光⼆丁⽬7番25号、代表:柴⽥ 洋⼀)は、㈱太洋工作所様(本社:大阪市旭区森小路1丁目2番27号)に「PUDU T300」を導入していただきました

ネコ型配膳ロボットを始め多数のサービスロボットを提供するロボットメーカーが開発した工場・倉庫向け搬送ロボット「PUDU T300」は、搬送に特化した機能が多数搭載され、生産効率と安全性を高める”未来の工場づくりに欠かせない存在です。最大300kgまでの荷物を搬送することができ、60㎝以上の通路幅があれば走行可能です。疲れを知らないロボットが、24時間止まらない工場での搬送現場で力を発揮しています。

「PUDU T300」はAMR(自律搬送ロボット)に分類されます。

固定のルートを走行する従来のAGV(自動搬送車)とは異なり、レールや磁気テープなどは不要です。障害物を避けて自立走行し、工場や倉庫内のレイアウト変更に柔軟に対応が可能です。


 レイアウト変更が引き起こす「人件費リスク」を回避

太洋工作所森小路工場では加工場から検査場への搬送は、もともと上下階にまたがる動線でエレベーターを使っていました。しかしレイアウト変更により、加工場と検査場はワンフロアとなり横方向の導線に変更、この変更によりエレベーターで自動搬送できていた工程を人の手で行う必要が生じ、余計な人件費が発生する懸念が出てきました。このコストリスクを回避するために導入が検討されたのが搬送ロボットです。

◆24時間稼働で人が搬送すると3人(8時間/1人)が従事することに!

 稼働中の工場では、加工場と検査場の往復は常に発生します。そのため24時間フルで搬送作業の負担 

 を補う必要がありました。人材の確保は人件費面だけでなく、生産効率への影響も懸念されます。

 自立走行する搬送ロボットにこの単純な往復業務を任せることで、人件費アップを回避し、また 

 現場の業務負担を軽減することも可能となりました。

◆「搬送」のためだけに何度も往復するのは業務負担増!

  ロボット設置当日の稼働確認の間も、早い時で15分~20分に一回程度搬送が行われていました。

  仮に1時間に3回程度の搬送と考えた場合24時間稼働の工場では1日72回となります。1回の搬送は

  2~3分、往復で6分程度だとしても1日6時間、単純な搬送にかかることになります。

  人が搬送業務を担う場合:毎日1人弱、およそ0.75人分の労働時間が「搬送」に充てられる

                ↓ロボット搬送に替える事で…

  この、毎日およそ6時間、0.75人分の労働時間を生産的な業務に充てる事が可能に!

◆重たいものだと30kgほどのものもあり安全性のリスクも

 台車で押すとはいえ、重いもので30kg近いものもある荷物を日に何度も搬送すると体力を奪われて

 しまいます。また、この搬送に業務を中断される事がなければもっと生産性のある業務を進める事が

 できるのに、そんな焦りが生まれるリスクもあります。余裕をもって業務にあたる事ができるように 

 なることで職場環境の改善にも効果的です。

 工場や倉庫など現場で評価された注目の機能

「PUDU T300」は、最大300kgの荷物を運ぶことができます。最小幅60㎝の通路も走行可能です。

最大30mの高い天井環境でも運用可能、最大20万㎡のマッピングができます。

<昇降(Visual SLAM)> 

カメラの映像で周囲の環境を認識にながら自己位置測定と地図作成を同時に行う技術。これによりマッピングにかかる時間を短縮することができ、ロボット設定時間も短縮できます。

<昇降機能(リフト機能)> 

荷台は高さを調整できるリフト機能が搭載されており、パレットや専用のリフトラックの下へもぐりこみ荷台をリフトアップすることで荷物を自動で持ち上げ搬送することが可能です。

<自動追尾機能(追従)> 

特別な設定は不要です。ロボットのハンドル部分にあるクイックボタンを押し、手をかざす動作で簡  単に追従機能を起動できます。前面カメラで人の形を認識し追従します。歩くスピードや動きにあわせて荷物を運ぶことができ、作業効率の向上に貢献します。

<牽引機能>

台車やカートを連結して一緒に運べるようにする機能です。作業負担を軽減し、効率的に荷物を運ぶ 事が可能になります。大幅な作業効率の向上が見込めます。


「現場」でしっかり活躍できる、運用を見据えた設定を心がけています

実際の現場でうまく稼働できなければ効果が発揮できない上、作業効率を下げる恐れもあります。 現場の環境を確認し安全&安定した走行はもちろん、効率のよい搬送ルートや搬送場所のご提案をいたします。まずはWEB会議でロボットについて性能やご不明点をご案内させていただきます。その後 実際の現場でデモ実施も可能です。ぜひ一度ご相談ください。


【製品情報】

寸法:78cm*50cm*134cm

重量:60kg

バッテリー容量:30Ah

充電時間:2h (0%から90%まで)

走行速度:≤1.2m/s

段差超え高さ:≤ 20mm

通過性:≥ 60cm

ナビゲーション方法:VSLAM & ライダーSLAM

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【会社概要】

<株式会社正興サービス&エンジニアリング>

正興サービス&エンジニアリングは、1921年に創業し100年を超える歴史を持つ正興電機製作所のグループ企業です。正興電機グループは国内5社、海外4社の体制で、日本国内はもとより海外の顧客へも様々な製品とソリューションサービスを提供しています。

所在地:〒812-0008 福岡市博多区東光⼆丁⽬7番25号

資本⾦:3000万円(正興電機製作所100%)

代表者:代表取締役社⻑ 柴⽥ 洋⼀  

ホームページURL:https://www.seiko-se.co.jp/

<株式会社正興電機製作所>

所在地:〒812-0008 福岡市博多区東光⼆丁目7番25号

資本金:33億2,304万2,643円

代表者:代表取締役社長 添田 英俊  

ホームページURL:https://www.seiko-denki.co.jp/

株式上場:東京証券取引所 プライム市場 福岡証券取引所

【問合せ窓口】

株式会社正興サービス&エンジニアリング 新規事業開発部

長瀬・岩永宛  電話:092-411-4761 FAX:092-411-4767

https://www.seiko-se.co.jp/contact/

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会社概要

URL
https://www.seiko-se.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
福岡県福岡市博多区東光2-7-25 正興電機製作所ビル 別館1F
電話番号
092-411-4761
代表者名
柴田 洋一
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
1960年02月