Earth hacks CEO 関根澄人がCOP28にて「デカボスコア」の取り組みを紹介
NIKKEI脱炭素プロジェクトCOP28スペシャルセミナーに登壇
講演では、日本において生活者視点での行動変容を促す新しいメカニズムが必要だと強調し、生活者自らの行動が環境に与える影響をより明確に理解するために開発された「デカボスコア」[2]について紹介しました。デカボスコアは、企業が取り組む脱炭素化取組を消費者にわかりやすく示すもので、商品やサービスのCO2e[3]の削減率を示したマークです。デカボスコアは、生活者に新しい選択肢を提供することで、企業による持続可能な製品の開発を刺激し、結果として脱炭素社会への移行を加速させることを目指しています。関根は、消費者と企業の新しい循環を創出し、持続可能な未来への道を切り拓くための重要なステップとして、この指標の普及を提唱しました。
Earth hacksでは、脱炭素社会の実現に向け、今後も多くの企業や自治体と共創し、生活者一人ひとりが主体となってアクションができるように、さまざまな活動を強化していきます。
*1 NIKKEI脱炭素プロジェクト:各分野の専門家と脱炭素化に向けて先進的に取り組む企業がともに意見を交え、議論を続け、一人ひとりが幸せを実感できるサステナブル脱炭素社会を目指すプロジェクト。
*2 デカボ:脱炭素化の意味のDecarbonizationを使った名称
*3 CO2e:CO2 相当量に換算した値のこと
<代表取締役社長 CEO 関根澄人のプロフィール>
Earth hacks株式会社 代表取締役社長 CEO 関根澄人
東京工業大学大学院生命理工学研究科修了。細胞学を研究しながら、生物多様性や地球温暖化など環境問題を伝えていくことを仕事にしたいと思い、博報堂に入社。入社後は様々な企業のブランディングなどを担当し、博報堂従業員組合中央執行委員長を経て、2020年4月から3年間三井物産に出向。2023年5月より現職。
<会社概要>
・会社名:Earth hacks株式会社
・事業内容:環境に配慮した商品又はサービスの提供
①CO2排出削減量の計算/デカボスコア提供
②マーケティング支援
③EC運営・販売
④見本市やイベント開催
⑤新規共創支援 等
・出資比率:三井物産 50%, 博報堂 50%
・設立日:2023年5月16日
<共創型プラットフォーム「Earth hacks」について>
「Earth hacks」は、Z世代をはじめとする脱炭素に関心がある方や、まだよく知らないという方にも脱炭素に向けた活動を身近に感じてもらえるよう、自分の生活にも取り入れたいと思えるライフスタイルやエシカルな商品の情報を提供したり、生活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を目指す共創型のプラットフォームです。
CO2eを従来の製品と比較し、削減率(%)を表示するというユニークなアプローチ「デカボスコア」を企業や団体に提供しています。「Earth hacks」サイト内ではデカボスコアと共に環境価値の高い商品を紹介するなど、企業主体ではなく、Z世代をはじめとした生活者が楽しみながら脱炭素に貢献できる仕組みを提供しています。また、実際のビジネス課題を通じて社会課題の解決を考え、企業と学生が共創するビジネスコンテストプログラム「デカボチャレンジ」も実施し、企業とZ世代の脱炭素社会に資するビジネス共創を促進する取り組みも行っています。他にも、行政・地方自治体に向けソリューションとして「Earth hacks for Local」の提供を開始しています。
□ウェブサイト:https://earthhacks.jp/
□Instagramアカウント:https://www.instagram.com/earthhacks.jp/
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