長谷工コーポレーション自社PCa工場の施工に着手、2025年10月稼働予定
年間3,000戸超の内床を製造、更なる生産性向上・品質安定化を目指す
㈱長谷工コーポレーション(本社:東京都港区、代表取締役社長:池上 一夫、以下「当社」)は、2024年9月より、内床PCa※1製造を目的とした自社工場(以下「本工場」)の施工に着手しました。2025年6月に竣工、同年10月の本格稼働を予定しております。なお、本工場の運営は、当社並びに伊藤忠丸紅住商テクノスチール㈱(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中 康博、以下「MISTS」)、㈱ヤマックス(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長:茂森 拓)、㈱大協建設(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長:茂木 宏之)の4社が共同出資する運営会社が行う予定です。
当社ではこれまで、マンション建設現場での生産性向上・品質安定化を目的として、板状マンションの外部階段などや、タワーマンション※2の柱・梁、内床・外床といった部材のPCa化に積極的に取り組んでまいりました。今後は、新たに板状マンションの内床のPCa化を進める計画であり、本工場の新設によって、より安定的な部材供給を見込んでおります。本工場では年間3,000戸超の内床PCa製造を予定しており※3、関東全域の当社マンション建設現場を対象に使用致します。また、将来的には内床PCa製造量を年間5,000戸超まで増やす予定です。
当社は、建設業界において課題となっている労務減少への対応およびマンション工事の受注量増大を見据えた施工体制構築に向け、部材のPCa化を含む工業化工法の採用を拡大することで、建設現場における更なる生産性向上と働き方改革を実現してまいります。
※1…PCa(プレキャストコンクリート):建物の構造体や部材などを専門工場であらかじめ製造、現場に搬送し組み立てる工法。
※2…タワーマンション:21階建て以上のマンション
※3…ご参考)2023年度首都圏における分譲マンション供給戸数26,785戸の内、当社の首都圏における施工戸数8,494戸
(長谷工総合研究所調べ)
【工場概要】
住所 茨城県かすみがうら市深谷1062-1他4筆
交通 電車/JR常磐線「神立」駅より車にて約10分
自動車/常磐自動車道 土浦北ICから約16分
敷地面積 46,429.63㎡
建築面積 8,810.50㎡
建蔽率 20.38%
容積率 20.71%
構造規模 S造1階
着工日 2024年9月3日
竣工日 2025年6月(予定)
稼働開始 2025年10月(予定)
設計 NECファシリティーズ株式会社
施工 株式会社長谷工コーポレーション
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