優良なリノベーションの品質基準を満たした適合リノベーション住宅「R1住宅」他の適合状況報告書発行件数が2万件を超えました。
リノベーション住宅推進協議会は、今後も優良なリノベーション住宅の普及浸透を推進し、既存住宅流通の活性化に寄与してまいります。そして、リノベーションによる既存住宅の性能や価値の再生・向上によって、住まいを求める人が「自分らしく」「無理なく」「自由に」住まい選びが出来る市場をつくり、地球環境にやさしく、真に豊かな暮らしの実現に寄与してまいります。
▼年度別「R1住宅 適合状況報告書」発行件数
年度 | 発行件数 | 備考 |
2009年度 | 1,278件 | ※7か月 |
2010年度 | 3,371件 | |
2011年度 | 2,848件 | |
2012年度 | 3,173件 | |
2013年度 | 3,852件 | |
2014年度 | 4,709件 | |
2015年度 | 848件 | ※2ヵ月 |
合計 | 20,079件 |
◆プレスリリース(PDF)はこちら▼
http://prtimes.jp/a/?f=d8586-20150623-7189.pdf
「リノベーション」といってもその定義は曖昧です。リフォームとリノベーションの考え方の違いも、今は曖昧なまま使われているのが現状です。そこで私たちは、一般消費者が安心して選べるリノベーション住宅とは何かを考え、「優良なリノベーション」の統一規格を定めました。統一規格に則り品質基準に適合する既存住宅を「適合リノベーション住宅」と呼んでいます。
優良なリノベーションの統一規格「適合リノベーション住宅」とは?
検査をした上で必要な工事を施し、その記録を住宅履歴情報として保管、一定の保証がついた安心して選べるリノベーション住宅です。協議会標準書式に則った「適合状況報告書」が発行されます。「適合リノベーション住宅」は建物タイプ別に3種類の品質基準を設けています。(下図参照)
R1住宅とは?
統一規格に則り、区分所有マンション専有部に関する品質基準を満たしたリノベーション住宅です。給排水管や電気、ガス、防水、下地など13種類を重要インフラと定め検査基準を設定、重要インフラは新規更新・既存流用に係らず、2年以上の保証を義務付けています。工事の内容は図面とともに住宅履歴情報として保管され、「R1住宅適合状況報告書」が発行されます。
R3住宅とは?
区分所有マンションの一棟全体を対象建物とし、専有部を対象としたR1住宅に加えて、構造(耐震や躯体強度)、維持管理、劣化状況、定期点検などを重視した検査基準を設定。住宅瑕疵保険対象部は5年保証、それ以外は2年の保証を義務づけ、適合状況報告書とともに、住宅履歴情報として保管しています。
R5住宅とは?
戸建て住宅に関し、内装や設備・構造部などについて基準を定めて検査。内装や設備については、R1住宅の基準に準拠。加えて、耐震性や柱や梁などの構造部の劣化状況については、中古住宅適合証明(フラット35)、既存住宅売買かし保険など、公的制度に適合する高い基準でチェックします。これらの検査で基準をクリアしていない項目については、リノベーションを通じて品質を確保します。
一般社団法人リノベーション住宅推進協議会について
消費者が安心して既存住宅を選べる市場をつくり、既存住宅の流通を活性化させることを目的に、2009年7月に発足した団体です。業界・業種の枠を超えた558社(正会員399社、賛助会員143社、特別会員4名・9法人・3自治体 2015年6月23日現在)が参画し、優良なリノベーションの統一規格「適合リノベーション住宅」を定め、建物タイプ別に品質基準を設定、普及浸透を推進しています。区分所有マンション専有部に関する品質基準を満たす「R1住宅(アールワンジュウタク)」のほか、区分所有マンション共用部分を含む一棟全体のリノベーションの品質基準を満たす「R3住宅(アールスリージュウタク)」は660件、戸建て住宅のリノベーションの品質基準を満たす「R5住宅(アールファイブジュウタク)」は34件となっております。(2015年5月31日現在)
http://www.renovation.or.jp/
名称:一般社団法人リノベーション住宅推進協議会
会長:内山博文
設立:平成21年5月20日
住所:東京都渋谷区渋谷2-12-19
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http://prtimes.jp/a/?f=d8586-20150623-7189.pdf
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