BaaSプラットフォームのH.I.F.、第三者割当増資により15.9億円のシリーズBラウンド資金調達を完了
BaaSプラットフォーム「Fimple Platform」を開発・運営するH.I.F.株式会社(以下、 HIF)は、エレメンツキャピタルリサーチ合同会社(以下、エレメンツキャピタル)などを引受先とする第三者割当増資により、15.9億円のシリーズBラウンド資金調達を完了したことをお知らせいたします。なお、本調達によりHIFの調達額累計は74.3億(エクイティ・デット含む)となります。
■背景
HIFは創業以来、主に企業間決済代行サービス「Fimple決済」、売掛債権保証サービス「Fimple保証」を展開してきました。決済代行や保証サービスを提供する上で重要となってくるのが売掛金の与信審査やリスクコントロールです。
HIFとして、適切なリスク管理を行うために与信審査精度の向上及び迅速化を目的としてAIによる与信審査を研究してまいりました。この研究により、審査精度向上及び審査速度に一定の成果を得ることができたため、本格的に「AI与信審査」システムを開発し、「Fimple Platform」上に展開いたします。
また、SPC(特定目的会社)を活用したリスクオフファンドスキームの導入と並行して、事業展開におけるリスクを適切に管理するためにリスク管理委員会を設置いたします。
これによりHIFの主事業はAI与信審査事業を核としたBaaSプラットフォーム事業を強化してまいります。
■調達の目的と今後の事業展開について
1.AIによる与信審査システムの構築
HIFは2017年11月の創業以来、「Fimple決済」で買い取った債権約15,700件のうち、デフォルトとなったのは19件、デフォルト率約0.12%と極めて低いデフォルト率を維持しております。
HIFではこのデフォルト率を実現するために、一般的に行われている決算書などによる定量審査に加え、SNS情報等を活用したHIF独自の定性審査を行っております。この知見に加え、AIを活用することにより、与信審査の精度、再現性及び迅速性を向上させます。調達資金の資金使途の多くはこのAI与信審査システムの開発に投入いたします。
2.SPCを活用したファンドスキームによるリスクオフモデルの構築
これまで、債権の買取についてはHIFが調達した資金をもとにしておりました。この場合、弊社の調達力が債権買取の上限となってしまい、迅速な事業拡大が困難になるという問題がありました。
また、HIFがすべてのデフォルトリスクを負う形となっており、負担可能リスクも事業規模の上限を決める要因になってしまっておりました。
そこで、SPCを活用して当事業に投資する投資家を募ってファンドを設立し、リスクを分散することで成長スピードを更に向上していくことが可能となります。
3.事業リスクを認識・対応する「リスク管理委員会」の設置
従来の決済代行や売掛金保証に加え、ファンドスキームなど高度な金融サービスを提供していくことに先立ち、発生する事業リスクを適切に管理するため、エレメンツキャピタルリサーチ合同会社代表の林田貴士氏を顧問に迎え、リスク管理委員会を設立し、定期的に事業リスクの評価及び管理を行うことにいたしました。
通常の顧客与信管理に加え、経済環境や社会環境など幅広いリスクについて多方面を対象とすることにより、安定的な事業運営を実現することを目的としております。
【H.I.F.株式会社について】
H.I.F.株式会社(旧社名:H.I.S.Impact Finance株式会社)は、株式会社エイチ・アイ・エス出身者で澤田経営道場2期生の東小薗が創業し、代表取締役を務める、主に信用保証業・決済代行業・銀行代理業を行うBaaS(Banking as a Service)プラットフォーム(※)企業です。2017年11月に設立され、売掛金まで保証する企業間決済サービス「Fimple決済」や売掛金を保証する「Fimple保証」を展開しています。
HIFはこれらのBaaSプラットフォームを通じて必要な資金が必要な法人・個人に提供される社会を実現してまいります。
H.I.F.株式会社サイト:https://www.hifcorp.co.jp/
※BaaSプラットフォーム「Fimple Platform」:決済代行や信用保証など様々なFintechサービスに必要な機能を提供するプラットフォーム。Fintechサービスの提供に必要な与信管理なども同時に提供するため、自社のサービスに組み込むことで簡単にFintechサービスを開始することができます。自社で開発が難しい企業であれば「Fimple決済」や「Fimple保証」などの既存Fintechサービスをカスタマイズして利用することもできます。
HIFは創業以来、主に企業間決済代行サービス「Fimple決済」、売掛債権保証サービス「Fimple保証」を展開してきました。決済代行や保証サービスを提供する上で重要となってくるのが売掛金の与信審査やリスクコントロールです。
HIFとして、適切なリスク管理を行うために与信審査精度の向上及び迅速化を目的としてAIによる与信審査を研究してまいりました。この研究により、審査精度向上及び審査速度に一定の成果を得ることができたため、本格的に「AI与信審査」システムを開発し、「Fimple Platform」上に展開いたします。
また、SPC(特定目的会社)を活用したリスクオフファンドスキームの導入と並行して、事業展開におけるリスクを適切に管理するためにリスク管理委員会を設置いたします。
これによりHIFの主事業はAI与信審査事業を核としたBaaSプラットフォーム事業を強化してまいります。
■調達の目的と今後の事業展開について
1.AIによる与信審査システムの構築
HIFは2017年11月の創業以来、「Fimple決済」で買い取った債権約15,700件のうち、デフォルトとなったのは19件、デフォルト率約0.12%と極めて低いデフォルト率を維持しております。
HIFではこのデフォルト率を実現するために、一般的に行われている決算書などによる定量審査に加え、SNS情報等を活用したHIF独自の定性審査を行っております。この知見に加え、AIを活用することにより、与信審査の精度、再現性及び迅速性を向上させます。調達資金の資金使途の多くはこのAI与信審査システムの開発に投入いたします。
2.SPCを活用したファンドスキームによるリスクオフモデルの構築
これまで、債権の買取についてはHIFが調達した資金をもとにしておりました。この場合、弊社の調達力が債権買取の上限となってしまい、迅速な事業拡大が困難になるという問題がありました。
また、HIFがすべてのデフォルトリスクを負う形となっており、負担可能リスクも事業規模の上限を決める要因になってしまっておりました。
そこで、SPCを活用して当事業に投資する投資家を募ってファンドを設立し、リスクを分散することで成長スピードを更に向上していくことが可能となります。
3.事業リスクを認識・対応する「リスク管理委員会」の設置
従来の決済代行や売掛金保証に加え、ファンドスキームなど高度な金融サービスを提供していくことに先立ち、発生する事業リスクを適切に管理するため、エレメンツキャピタルリサーチ合同会社代表の林田貴士氏を顧問に迎え、リスク管理委員会を設立し、定期的に事業リスクの評価及び管理を行うことにいたしました。
通常の顧客与信管理に加え、経済環境や社会環境など幅広いリスクについて多方面を対象とすることにより、安定的な事業運営を実現することを目的としております。
【H.I.F.株式会社について】
H.I.F.株式会社(旧社名:H.I.S.Impact Finance株式会社)は、株式会社エイチ・アイ・エス出身者で澤田経営道場2期生の東小薗が創業し、代表取締役を務める、主に信用保証業・決済代行業・銀行代理業を行うBaaS(Banking as a Service)プラットフォーム(※)企業です。2017年11月に設立され、売掛金まで保証する企業間決済サービス「Fimple決済」や売掛金を保証する「Fimple保証」を展開しています。
HIFはこれらのBaaSプラットフォームを通じて必要な資金が必要な法人・個人に提供される社会を実現してまいります。
H.I.F.株式会社サイト:https://www.hifcorp.co.jp/
※BaaSプラットフォーム「Fimple Platform」:決済代行や信用保証など様々なFintechサービスに必要な機能を提供するプラットフォーム。Fintechサービスの提供に必要な与信管理なども同時に提供するため、自社のサービスに組み込むことで簡単にFintechサービスを開始することができます。自社で開発が難しい企業であれば「Fimple決済」や「Fimple保証」などの既存Fintechサービスをカスタマイズして利用することもできます。
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