tamaki niiime roots shawlが日本在住外国人の選ぶ「おもてなしセレクション」金賞を受賞しました
日本在住の外国人が選ぶ、2023年度「おもてなしセレクション」にて、tamaki niiimeのroots shawlが金賞を受賞いたしました。
評価基準は、使い手のことを思いやる心が感じられること、そして、自身の出身国、広く世界の人たちにも魅力が伝わるもの。tamaki niimeは、年代や性別に関係なく、国も人種も超えて楽しんでいただける、ものづくりを目指してスタートしました。
roots shawlはその思いを表す、tamaki niimeの原点。今回の受賞は、世界に向けて発信する中で、うれしいはずみとなりました。
以下、tamaki niime代表、玉木新雌からメッセージです。
ご縁があって、このあいだドバイへ行きました。現地に暮らす日本人とお会いして、「世界の多くの人が、日本に好感をもち、日本製は心から安心できると思っている」と聞きました。日本を離れ、日本にいる時よりも、そう実感していると。
だから、「自信を持ってやりなさい」と、背中を押してもらいました。
日本人に足りないのは、営業力。謙虚を美徳とし、低姿勢になりがちだけれど、いいものをつくっているのだから、堂々と売り込めばいい。なるべく安くという姿勢では、世界ではむしろ売れない。価値あるものは、値段もして当然。世界で戦うには、堂々と広めることが大事だと。
roots shawlは、私たちのものづくりのはじまり。tamaki niimeをまず知ってもらうにも、ふさわしい。ふんわりと、やわらかく、軽やかで、色とりどり。織りそのものの良さが感じられて、年齢も性別も人種も関係なく、楽しんでもらえる。
コロナ禍が少し落ち着き、ひさしぶりに海外に出て、あらためて、肌の色、髪の色、身長、体格……ひとりひとり違うことを目の当たりにしましたが、ショールならどんな人でも、巻いてもらえる。そのひとに合う一枚をきっと選んでもらえる。
現地のスーパーマーケットで買い物していたら、「素敵なウエアだね」とモロッコ人の男性が声をかけてくれて、すごくうれしかったです。私たちがつくるのは、世界にほかにない、唯一無二のイッテンモノ。きっと同じ感覚をもつ人たちと巡り会える。
「おもてなしセレクション」に入賞できたことも確信につながりました。世界に向けて知っていただくきっかけづくりを、これからもつづけていきます。どうぞご注目ください。
tamaki niime 代表 玉木新雌
<おもてなしセレクション>
おもてなし心あふれる商品・サービスを世界に広めるアワード。日本在住の外国人選定員が実物にふれて審査し、自身の出身国やほかの国の人々にも伝わるものが選出されます。
2023年12月1日、tamaki niime roots shawlは金賞を受賞しました。
https://omotenashinippon.jp/selection/
tamaki niime とは
tamaki niime は豊かな自然の中、デザインはもとより、コットンやひつじを育て、織り、編み、縫製、染色、販売に至るまで、自分たちでおこない、自分たちが本当に良いと思える、ものづくりをつづけています。
ファッション業界は、大量生産、大量消費、さらに、大量廃棄という、多くの課題を抱えています。地球のゆがみを整えて、持続可能な、すこやかな循環をつくりたい。tamakiniimeがチャレンジするのは、自然に寄り添うものづくり。
播州織の産地、兵庫県西脇市にある、古い染色工場をリノベーションし、本社兼店舗・工房として活用。若い世代が、自分たちの手で年代ものの織機や編機を動かし、修理し、唯一無二のイッテンモノをつくり出しています。世界にひとつだけの、ショールやウエアを、長く大切に使っていただくことも、持続可能な未来をつくることにつながる。
すこやかな未来をつくる、ネイチャーブランドとして、世界に発信していきます。
tamaki niime HP
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