KiwaグループのVinçotte社と業務委託契約を締結/ヨーロッパ市場にRaaSビジネスモデルの展開を加速
本契約は、ハイボットがヨーロッパでRaaSを展開する重要なものとなり、Float Arm、Soryu-C、SQUIDなどの、ハイボットが開発する革新的なインフラ点検ロボットを、ハイボットのデジタルプラットフォームサービスHiBoxと組み合わせて、Vinçotte社に提供していくこととなります。
RaaSは急速に発展しているビジネスモデルであり、複雑なロボットシステムが、世界中の幅広い用途で活用可能になります。東京工業大学を発祥としたハイボットの最先端のロボット技術と、Vinçotte社が100年以上に渡って培ってきた検査分野でのノウハウが、それぞれ融合することで、RaaSの展開を実現するユニークなポジションにあります。
今回の契約締結により、ハイボットはドイツのアーヘンに新たに設立した子会社、ハイボットヨーロッパGmbHから、Vinçotte社の点検業務を積極的にサポートすることができるようになりました。この契約は、Vinçotte社に所属するオペレーターに対し、過酷な環境下での運用を想定して設計されたハイボットの先駆的なロボット操作に向けてのトレーニングと、使用認証も対象としております。
契約締結に先立ち、Vinçotte社は昨年10月からハイボット社のFloat Armをすでに利用しており、原子力施設の検査業務に導入され、大きな成果が挙げられました。
◆ 株式会社ハイボット 代表取締役社長 ミケレ グアラニエリ氏のコメント
今回の契約締結は、この重要かつ尊敬すべきパートナーとともに、当社の革新的なソリューションによる事業拡大の大きなチャンスを開くものです。様々なロボット検査システムとデジタル・サービスのビジネス経験を積み、当社のビジネスをさらにグローバルに拡大していきます。
◆ Vinçotte社, Innovation Manager, Martijn Cuyx氏のコメント
ハイボットのソリューションは非常にユニークで、Vinçotteが掲げる3つの重要な柱である、安全性の向上、効率性の向上、実用的見地に立った意思決定の向上、に焦点を当てながら、デジタル化への道を進むことができます。ハイボットと協業することで、施設保有者であるお客様に対し、他には真似できない独自のソリューションを提供することができます。
本件は、Vinçotte社のニュースリリースにも掲載されています。
<ハイボット:会社概要>
会社名:株式会社ハイボット
所在地:東京都品川区北品川5-9-15
代表者:代表取締役社長 ミケレ グアラニエリ
設立日:2004年4月15日
コーポレートサイト:https://www.hibot.co.jp/
東京工業大学の広瀬茂男教授、ミケレ グアラニエリ、パウロ デベネストを中心とする創業メンバーによって、先端科学技術の産業応用を目的に2004年に設立されました。ハイボットはこれまで、極限環境におけるロボット技術の開発に特化してきました。また、AIを搭載した遠隔操作ロボットを製造・開発し、人間が過酷な環境で行う現場作業から解放されるソリューションを提供しています。ハイボットが製造してきたロボットは、捜索・救助活動や福島第一原子力発電所の廃炉作業等の現場に利用されています。
<ハイボット:お問い合わせ先>
広報チーム(飯島、炬口)
電話番号: 03-5791-7526
e-mail : press@hibot.co.jp
<Vinçotte:会社概要>
コーポレートサイト: www.vincotte.be
1872年に設立されたベルギー最大の試験・検査・認証機関であり、検査、認証、適合性評価、トレーニングといった220以上のサービスを提供し、2,000人の従業員が社会の安全性、効率性、持続可能性の向上に日々取り組んでいます。ベネルクス地域で活動し、毎日5,000件以上の検査業務を行っており、様々な業界の大企業並びに中小企業、個人事業先に加え、一般家庭も対象としており、取引先は10万社以上に上ります。
2022年5月にKiwaグループと合併し、ヨーロッパだけではなく、アジア、アメリカ、オセアニアにそれぞれ事業領域をさらに拡大している。
<Vinçotte:お問い合わせ先>
Innovation Manager, Martijn Cuyx
電話番号: +32 478 10 34 83
e-mail: mcuyx@vincotte.be
所在地: Jan Olieslagerslaan 35 1800 Vilvoorde Belgium
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