ワイン分注機「Vinoark」が「2022年度グッドデザイン賞」を受賞しました!
エムケー精工株式会社(本社:長野県千曲市、代表取締役:丸山将一)のワイン分注機「Vinoark(ヴィノアーク)」が、2022年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
■ワイン分注機「Vinoark」とは
ワイン分注機「Vinoark」は、ワインを空気に触れさせることなく、瓶やパウチに小分けにできる小型の分注機です。ワインのインポーターやワイナリーでは、コロナ禍において難しくなってしまった対面での試飲の代わりに、ワインを小分けにしてお渡しする機会が増えました。しかし、小分けにする際にこぼれてしまったり、空気が入ってしまいワインが酸化してしまったりする課題がありました。「Vinoark」は、アルゴンガスを分注先の容器に注入してからワインを充填することで、ワインを空気に触れさせることなく、1g単位で小分けにすることができます。
■製品情報
製品名称 :ワイン分注機「Vinoark」
発売日 :2022年6月22日
デザイナー :デザイン戦略部 プロダクトデザイングループ 加藤時将/大塚美月
新規事業開発部 松本多希馬
商品詳細 :https://www.mkseiko.co.jp/news/files/vinoark_catalog.pdf
商品関するお問い合わせ先:https://www.mkseiko.co.jp/product/ls/professional/food/contact/
■審査員の評価
コロナ禍により様々なイベントをオンラインで実施する機会が試みられたが、実際に体験する必要のある、試食や試飲を伴う企画は実施上の制約が大きい。本製品は特に酸化による変化が大きいワインを、味覚を損なわずに分注して配送を可能にすることで、試飲の機会を大きく広げている点が評価できる。コロナ禍のような状況にとどまらず、商品のグローバルな展開などにも有効であり、またワインに限らず多くの飲料への応用も期待できる。(出典元:グッドデザイン賞 公式サイト) |
「グッドデザイン賞」受賞ページ:https://www.g-mark.org/award/describe/53906?token=GCLhEQwvrb
■製品詳細
シンプルなブラックのデザインは、マットな塗装の板金で仕上がっており、様々な雰囲気に馴染みます。サイズもコンパクトで小型のガスボンベ(直径80mm×高さ430mm、ガス内容量150L)であれば本体内に収納でき、机の上など様々な場面で使用することができます。ワインに触れる部分は食品衛生法に対応しており、すべて分解できます。簡単に取り外し・洗浄ができ、衛生的です。また、分注時はノズルを触ることなく作業ができます。
商品名 | ワイン分注機「Vinoark」 |
色相 | ブラック |
製品サイズ | 幅340 × 奥行310 × 高さ650mm |
質量 | 18.5kg(ガスボンベを含まない) |
電源/消費電力 | 100V/20W |
対応サイズ | 【分注元(ボトル)】 最小サイズ 高さ250mm 最大サイズ 高さ400mm(一升瓶) ボトルの幅 100mmまで対応可能 【分注先】 最小サイズ 高さ100mm 最大サイズ 高さ 220mm |
分注量 | 20g〜999g(1g単位で設定可能) |
充填速度 | 毎秒10g (充填前に容器にガスを吹き込み、充填後に再度ガスを吹き込みます。 上記にはガスを充填する時間は含まれません。) |
使用ガス | アルゴンガス/窒素ガス(どちらも食品に使用されて問題のないものです) |
充填できる液体 | ワインだけでなく、日本酒やウイスキーなど炭酸を含まない液体の分注が可能 |
原産国 | 日本(長野県千曲市) |
■製品監修 小原陽子氏
世界最高峰の資格であるマスター・オブ・ワインの数少ない日本人研修生として、日本のワイン界を牽引する小原陽子氏監修の下、「Vinoark」は開発されました。小原氏には、ワインに関する知識を余すことなく提供いただき、製品のコンセプトや機能のほか、小分けにされたワインのテイスティングを含む品質チェックまでを監修していただきました。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像