管理側と園の物理的距離を解消!複数保育施設運営のDX化と職員育成の質向上を実現した「KatagrMa」活用事例

~情報の一元管理と見える化で、法人全体が一丸となった施設運営へ~

株式会社カタグルマ

「データを一元管理したら、課題意識をもつ職員が増えました!」

株式会社カタグルマ(本社:東京都千代田区、代表取締役:大嶽広展)が提供する人材育成・組織運営支援システム「KatagrMa(カタグルマ)」について、株式会社TKC様(本社:東京都稲城市 代表取締役:田中孝太郎、以下 TKC様)による活用事例を紹介いたします。

TKC様は17園の保育施設を運営する中で、本部と各園との物理的な距離や情報共有の属人化といった課題を抱えていましたが、「KatagrMa」の導入により、情報のデータ化・一元管理、複数システムとの連携による保育DXを推進。本部と現場の連携強化、職員育成の仕組み化、そして保育の質向上に繋がる成果を上げています。

◆KatagrMa導入前の課題:なぜKatagrMaを選んだのか

複数園経営の課題:情報共有の壁と引継ぎの難しさ

TKC様は、2009年の設立以来、現在は17園の保育施設(認定園2園、認可園12園、企業主導型保育園3園)を運営されています。複数園運営において、以下のような課題を抱えていました。

・本部(管理側)と園の物理的な距離: 円滑な情報共有が難しく、認識の齟齬が生じやすい。

・毎年の園長・職員異動: 情報の引き継ぎが難しく、重要なノウハウが失われるリスク。

・情報の属人化: 職員名簿や過去の経歴、面談記録、研修履歴などが特定の人しか把握しておらず、

 共有に時間がかかる。

上記から、結果として、保育の質向上に充てるべき時間が、情報共有や事務作業に圧迫されてしまっていました。

これらの課題を解決し、法人全体で一丸となった施設運営を目指すため、情報のデータ化と一元管理、そして複数のシステムを連携させた保育DXの推進を決断され、「KatagrMa」の導入に至りました。

◆KatagrMa導入後の効果: TKC様における具体的な活用と成果

上記課題を解決するためにKatagrMaを導入し、下記3つを実施。

・情報のデータ化と一元管理

・園・本部の連携強化

・複数のシステムを連動させた保育DX・ICT化

課題解決の具体策:データ一元管理・園-本部連携・DX/ICT化

1. 情報の一元管理とデータ化で「探す時間」を削減

・職員の入社年・勤務形態・異動履歴・研修状況・資格情報などを集約した

 「職員データベース」を構築。

・個人面談の記録や自己評価、研修計画・報告もデータ化し、ペーパーレス化を実現。

・全園の実施状況を本部でリアルタイムにチェック可能に。

現在の運用:職員情報の一元管理と本部による進捗確認

2. 複数システム連携と保育DXで業務効率を最大化

・「KatagrMa」を中心に、既存の研修自社サイト(Googleサイト)、ビジネス版LINE「LINE WORK

 S」、社内稟議・掲示板「knowledge suite」と連携し、社内システム全体を最適化。これにより、

 職員は必要な情報へアクセスしやすくなり、本部からの通達やタスク管理もスムーズに。

社内システム全体像と多ツール連携

3.データの一元化による園・本部の連携強化

・職員の異動に伴う情報や写真、面談記録などの引き継ぎがシステム上で一元化され、ペーパーレス化

 を促進。

・情報はシステム内に集約されるため、散逸を防ぐとともに、常に最新の情報に更新・追加することが  

 容易に。本部と現場の双方が同じ情報をリアルタイムで共有することが可能に。

「情報一元化」が実現する本部と現場の円滑な連携体制

4. 職員育成の仕組み化と年間を通じたサポート体制の構築

・職員の成長支援として、個人面談、目標設定、自己評価、研修計画・報告といった一連の流れを

 「KatagrMa」上でシステム化。

・年間スケジュールに基づき、計画的な職員育成と評価、フィードバックを実施。

カタグルマでできること、機能概要

課題(Before)

KatagrMa導入で実現できること(After)

職員の成長支援

・職員情報が探しにくい

・目標設定や自己評価が形式的

・研修計画-報告が煩雑

・職員データベースで情報を一元化、必要に応じて職員情報の確認が可能

・職員自己評価で客観的な振り返り

・研修計画-報告を一元化し、個々のスキルアップを支援

タスク管理

・園全体/個人のタスクが不明瞭、抜け漏れが発生しやすい

・進捗状況の共有が難しい

・タスク管理でタスクを見える化、抜け漏れを防ぐ

・進捗状況をリアルタイムに共有

施設の目標管理

・事業計画や行動計画が作成されても、日々の業務に浸透しにくい

・施設の自己評価や保護者からの意見を運営に活かしきれていない

・保育理念や方針が全職員に伝わっていない

・事業計画/報告はシステムで管理し、進捗を把握可能に

・行動計画と連動させた運営を促進

・施設の自己評価レポートで現状を把握し、改善点を明確化

・保護者評価を集計/分析し、よりよい運営に貢献

・保育理念や方針を共有し、意識統一を促進

◆株式会社TKC様からのコメント:

 複数園を運営する上で、本部と園、また園同士の情報共有と、質の高い保育を提供し続けるための職員育成は長年の課題でした。『KatagrMa』を導入したことで、これまで点在・ローカルで保存していた情報(職員情報・履歴書・面談記録・研修記録など)が一元化され、職員一人ひとりの成長記録や園の状況が“見える化”されました。導入から3年が経ち「KatagrMaに入れておいてね」「それはKatagrMaでできるよ」という言葉が当たり前になりました。

 また、「社内サイト」と連動することで、園長先生だけでなく、全体に共通した計画や内容を届けることができるようになりました。伝達や意識合わせに費やす時間が減り、現在は「実現したい保育」や「各園での知見の共有」の研修などに、より時間を費やしています。制度やマネジメントなどは、大切ですが伝言だけでは難しいです。より難易度の高い育成の要素に着手できるようになったことで、年々組織の成長を感じます。

 保育は、子どもや保護者に向き合うスタッフ一人一人の力が大切です。年間を通じた面談や評価のサイクルで、職員のモチベーション向上と計画的な育成に繋げていきます。今後はさらに活用を進め、法人全体の保育の質をより一層高めていきたいと考えています。


◆今後の展望(TKC様より)

 3カ年計画で、本部・保育部門・園の現場が個別の機能が相互に作用していく組織を目指しています。課題があっても連携して解決できる、新しく決まったこともすぐに全体に共有できていつでも確認することができる、そんな会社にしたいと思います。

 そのための中心となる『KatagrMa』を活用しながら、会社の土台を強くし、日々の保育の質を高めていきたいと考えています。

株式会社カタグルマは、今後も保育事業者の皆様の声に耳を傾け、現場の課題解決に貢献できるような機能開発とサポート体制の強化に努めてまいります。

◆『KatagrMa -カタグルマ-人財育成』とは

〇KatagrMa -カタグルマ-人財育成

職員1人ひとりの個人面談履歴・職員自己評価の履歴、さらに個人目標や研修履歴、キャリアアップ研修履歴などを一元管理・自動連携。

法人内・施設内の情報共有やマネジメント管理コスト・負担の削減、職員の離職予防や人材育成、現場管理者のマネジメント力向上を実現するバーティカルSaas。

継続率99.6% 全国1.5万人の職員様にご利用いただいている業界初の職員育成に特化したSaasです。

https://service.katagrma.jp/hoiku-zinzai

〇KatagrMa -カタグルマ-人事評価

人事評価業務の効率化に特化し、評価の準備から報酬の決定までの流れを効率的に実施していただけるシステムです。

行動評価、目標評価、360度評価(同僚評価)から選択し(複数の評価を組み合わせも可能)、実施・集計から査定までをワンクリックで叶えます。 

https://service.katagrma.jp/hoiku-jinji

■お問い合わせ・無料トライアル申し込みはこちら

保育・教育・療育業界の職員育成ICTクラウド「KatagrMa(カタグルマ)」

https://katagrma.jp/trial/ 

◆会社概要

会社名:株式会社カタグルマ

事業内容:保育・教育関連業界のSaas企画・開発・販売

所在地:東京都千代田区神田岩本町4番地9 トゥルム神田4階

※2025年1月より移転

代表者名:大嶽広展

従業員数:29名(業務委託・アルバイト含む)

資本金:3,500万円(資本準備金含む)

URL: https://katagrma.jp/

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会社概要

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田岩本町4番地9 トゥルム神田4階
電話番号
080-1023-5691
代表者名
大嶽広展
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年01月