【東アフリカ ケニアでの大洪水により15万人以上が避難】A-GOALとキッコーマン株式会社が「サッカーの力」を活用した緊急支援活動を開始
東アフリカのケニア共和国では、今年3月から続く大雨の影響により各地で大洪水が発生しています。国際連合人道問題調整事務所(OCHA)からの発表によると4月29日現在で、ケニア全土で191,000人が被災し、150,365人(30,073世帯)が家屋の倒壊などにより避難しています。死者も103人に上ります。(OCHA)
一般社団法人A-GOAL(所在地:東京都、代表:岸卓巨)は、ケニアの首都ナイロビにあるアフリカ最大のスラム「キベラスラム」で、2022年10月から子どもたち1000人以上を対象としたユースサッカーリーグ「TAKESHI SEO & JAPAN presents キベラA-GOALリーグ(略称:キベラA-GOALリーグ)」を年間を通して開催してきました。試合日には、参加する子どもたちやコーチたちへの食事の提供も行っています。
今回の洪水では、サッカーリーグに参加している子どもたちの家庭にも被害が出ており、親戚の家や教会、モスクに身を寄せている家族もいます。「キベラスラム」は政府が公認した居住区ではないため、現在のところ政府からのサポートはほぼなく、この先も期待ができない状態です。
そこでA-GOALでは、キベラA-GOALリーグのメインスポンサーであるキッコーマン株式会社(所在地:千葉県野田市、代表:中野 祥三郎)と連携し、緊急支援活動を開始します。まずは、「キベラスラム」内の特に被害が大きい家庭にマットレス・毛布・食糧などの緊急支援物資を届けます。第一弾として50世帯を対象に配布し、今後の状況によって支援範囲を広げていくことを検討しています。洪水による被害状況の調査や緊急支援物資の配布は、キベラA-GOALリーグに参加する複数のサッカークラブと連携して行います。
また、現地のサッカークラブ指導者たちからの「このような大変な状況だからこそ、子どもたちのストレスを発散させることができるサッカーリーグを継続して欲しい」というリクエストを受け、サッカーリーグと試合日の食事提供を継続します。
普段から草の根で活動するサッカークラブは、地域にネットワークを持ち、住民のニーズの把握や支援物資の配布を迅速に行うことができます。
A-GOALは2020年5月からコロナ禍で失業者が急増するケニアにおいて、食料や衛生用品等を現地のサッカークラブと連携し、5000人以上に配布していきました。また、2023年6月にキベラスラムで発生した大火災の際にも、キベラA-GOALリーグのネットワークを活用して復興支援活動を行いました。今回もこれまでの活動の実績・信頼と「サッカーの力」を生かし、復興に向けて地域住民たちとともに取り組んでいきます。
<ケニア大洪水緊急支援窓口>
緊急支援活動に対するご寄付も受け付けております。約4000円で1家庭をサポートすることが可能です。
【振込先口座】
金融機関名 三菱UFJ
銀行 金融機関コード 0005
支店名 大塚支店
支店番号 171
口座種別 普通口座
口座番号 0598249
口座名義 イツパンシヤダンホウジンエーゴール
【クレジットカード決済】
下記のリンクからクレジットカードでのご寄付も受け付けております。
https://syncable.biz/associate/A-GOAL/donate
※寄付メッセージ欄には「ケニア洪水復興支援」とご記入ください。
※キベラA-GOALリーグを支えるマンスリーサポーターも募集中です。
【キベラA-GOALリーグについて】
キベラA-GOALリーグとは、一般社団法人A-GOALと現地NGOである「アガベ・ホープ・フォー・キベラ」が連携し、ケニア・キベラスラムの子どもたちを対象に2022年10月に開始したサッカーリーグです。9歳以下・11歳以下・13歳以下・15歳以下の4つのカテゴリーで、合計約50チーム、約1400人の子どもたちが参加しています。
キベラスラムはアフリカ最大級のスラムであり、高い犯罪率や衛生環境の悪さ、栄養不良など子どもたちにとって恵まれた環境とは言えません。
そのような中で、「キベラA-GOALリーグ」では、子どもたちがサッカーに熱中できる環境をつくり、犯罪に巻き込まれることを防ぐとともに、リーグ戦に参加する子どもたちに食事を提供し、栄養改善を測っています。また、女子プレーヤーへの生理用品への提供やカウンセリングなどの活動も行っています。
2023シーズンには1stレグ(3月4日~5月27日)で448試合、2ndレグ(9月2日~12月10日)で1148試合を実施し、提供した食事量は合計約35000食(食事内容:ウガリ、ご飯、キャベツ炒め、緑豆)に上ります。リーグ戦をきっかけにスポーツ推薦で奨学金をもらいセカンダリースクールへの進学が決まった子やケニアユース代表チームに選出された子もいます。
2024シーズンでは、キッコーマン株式会社様に加えて、2023シーズンに引き続き、
瀬尾武司様にネーミングライツパートナーになっていただき、リーグ名は「TAKESHI SEO & JAPAN Presents KIBERA A-GOAL LEAGUE」として実施しています。
また、リーグを支えるマンスリーサポーターのグループ「MAJI NA JUA(マジナジュア)」も募集しています。
「キベラA-GOALリーグ」の詳細についてはこちらをご覧ください。
https://a-goal.org/☆takeshi-seo-japan-presents-キベラa-goalリーグとは?-what-is-kibera-a-goal-league-☆/
サポーターグループ「MAJI NA JUA マジナジュア」の詳細については
https://a-goal.org/kiberaleague-monthly-supporter/
【A-GOALについて】
A-GOALは、2020年5月に新型コロナウィルスの影響により失業者が急増する中で、アフリカ各地の地域スポーツクラブと連携し、緊急食料配布を行うために設立されました。2021年7月までに地域のニーズをよく知るケニア・マラウイ・ナイジェリアなどの地域サッカークラブなどと連携し、合計11カ国で1万人以上の住民に食料の提供などを行いました。現在は、「日本とアフリカをスポーツで繋げ、持続可能な社会を築く」を理念に、主にケニアでのユースサッカーリーグの運営とマラウイでの現地サッカークラブと連携した農業支援や食堂の運営、日本各地でのアフリカイベントの開催などを行っています。
団体名:一般社団法人A-GOAL
代表:岸 卓巨
所在地:〒170-0005東京都豊島区南大塚2-13-3
活動国:ケニア、ナイジェリア、マラウイ、ウガンダ、南スーダン、ボツワナ、ザンビア、カメルーン、エチオピア、セネガル、日本
A-GOAL公式サイト:https://a-goal.org/
【本件の問合せ先】
一般社団法人A-GOAL(担当:岸・笹田・福居)
電話:070-2644-6234
メールアドレス:support@a-goal.org
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