北加賀屋のアートを切り口とした持続可能な地域活性化の試みを紹介。大阪市立新巽中学校とJICA関西による、中学生がSDGsを学び自ら実践するプログラムに参画しました
本プログラムは、SDGs教育を取り入れて5年目の大阪市立新巽中学校とJICA関西が企画する「実践するSDGs」を目指すプロジェクトの一環で、当社含め大阪府内でSDGsに取り組む29の企業・団体が参画。新巽中学校2年生とオンライン交流会(2021年9月16日)を実施し、その後中学生が各企業・団体を訪問(2021年11月12日)しました。
当社は、2009年から所有地である大阪市住之江区北加賀屋エリアを創造性あふれる魅力的なまちに変えていく試み「KCV(北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ)構想」を掲げ、アートによるまちづくりを進めて参りました。 とくに、返還された工場や住居などを解体することなくクリエイティブに再活用する取り組みに力を入れ、元工場を活用した大型現代アート作品の収蔵庫MASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)、文化住宅をまちの文化複合施設にリノベーションした千鳥文化、空地を公園に整備したキタイチパークなど、アートを切り口とした持続可能な地域活性化を試行しています。
本プログラムでは、これら当社のSDGsに即した取り組み事例を紹介し、実際に見学してもらうことで、地域やまちづくりの視点でSDGsを考える機会を提供しました。参加した生徒さんからは、「アートを取り入れることで、使い道の難しい空家を活用できると知った」「SDGsに取り組む大人が大勢いることを知り刺激になった」などのコメントがあり、今後生徒さんが取り組む「実践するSDGs」の微力になれたかと思います。
当社としても、中学生との交流を通して、新たな建物活用のアイデアの源泉を得たり、SDGsに対する取組姿勢を見つめ直す貴重な機会となりました。今後も、教育貢献活動を積極的に行って参ります。
■「大阪市立新巽中学校×JICA関西 学ぶSDGsから、やるSDGsへ ーでっかく考えて、ちっちゃいことから始めようー」プログラムの詳細はJICA関西プレスリリースをご覧ください。
https://www.jica.go.jp/kansai/press/ku57pq00000mbo0k-att/ku57pq00000mbo17.pdf(2021年9月1日配信)
https://www.jica.go.jp/kansai/press/ku57pq00000mbo0k-att/ku57pq00000mrlit.pdf(2021年10月27日配信)
- 北加賀屋のSDGsの取り組み
- KCV(北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ)構想
「KCV(北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ)構想」は、千島土地株式会社が大阪市住之江区北加賀屋エリアを創造性あふれる魅力的なまちに変えていく試みとして、2009年に提唱しました。同エリアは、かつて造船業のまちとして栄えましたが、産業構造の変化に伴い造船所の転出が進み、空き工場や空き家が増加したため、それらの遊休不動産をクリエイティブに活用し、「芸術・文化が集積する創造拠点」として再生することを目指しています。
https://chishima-foundation.com/vision
- MASK[MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA]
http://www.chishimatochi.info/found/mask/
- 千鳥文化
https://www.facebook.com/chidoribunka/
- キタイチパーク
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