「本」と「もの」の関係性を考えるうなぎBOOKS。取り扱い店舗を拡張します。
本と人をつなぐ仕事、本が担える役割を考える場として存在したい。様々なつくりての「もの」と「本」が共存する場を福岡県八女市に設けます。
特集ページ:https://unagino-nedoko.net/archives/41252/
地域文化商社・うなぎの寝床が運営する「うなぎBOOKS」は、2021年10月に福岡県八女市旧塚本家にオープンしました。最初は1500冊ほどの本を取り扱う町の本屋としてスタートしました。「本と人をつなぐ仕事、本が担える役割を考える場」がコンセプトです。うなぎの寝床は、人が本に触れるきっかけ、本との関係性のようなものを考え直したり、出会い直しをしていくということに意味があると考えています。
今回、本の取り扱いを開始する「うなぎの寝床旧寺崎邸」は、NATIVESCAPE PRODUCTS STOREとして、九州を中心とした約200件のつくりてのものを取り扱い、伝達・販売を行なっています。つくりての品々を「衣」「食」「住」という切り口で展示している中に、新しく「本」が加わります。
私たちは、ものづくりや食を「地域文化」目線で扱っていますが、「もの」が纏う文化をもの単体で伝えることはむずかしい側面もあります。そういった側面に対して本の力を借り、相乗効果を生みたいと考えています。
- うなぎBOOKSの役割について
1_地域の中での本の役割(まち本屋としての役割)
地域社会の中での本の役割を考えること。地域社会に住む人たちが知識や知恵を深めたり、小説や絵本、いろんなジャンルの本を読むことでゾッとしたりワクワクしたり、世界観を広げていくということが地域文化の豊かさに繋がると考えます。
2_インターネット含めた現代社会の中での本の役割(webコミュニケーション)
うなぎの寝床の地域文化に視点を向け、なおかつアマゾンや大手書店ではできない領域を模索します。レビューや、webでの本の出会い方、紹介の仕方などメディアとしてのあり方も思考します。
3_「ものやこと」と「本」との関係性を考える(他業態との本との関係を考える役割)
うなぎの寝床は地域文化商社として、地域文化を体現した「もの」や「こと」を商品として取り扱っています。それ単体では生活用品であり地域文化を感じにくいです。本という情報媒体で、その商品と一緒に関連本を紹介していくことで、知恵を深めたり、また分かりやすくしていくという役割を考えます。
- うなぎBOOKS(旧塚本邸)の選書について
「小説」「実用」「美術」「児童書」などのジャンルによる分類ではなく、「たべる」「つくる」「まじわる」「しんじる」などの動詞で分類しています。本と人との出会いに新しい視点を作ります。
- 旧寺崎邸(NATIVESCAPE PRODUCTS STORE)の選書について
うなぎの寝床が取り扱う「もの」に対してキーワード毎に分類しています。「靴」「手入れ」「家」「生業」「地域」「灯火」「草花」「化粧」「肉・皮」など、旧塚本邸とは異なる目線でお伝えしていきます。
- 取扱店舗情報
店舗名 :うなぎBOOKS(旧塚本邸)
営業時間:11時~17時
定休日 :火曜、水曜(祝日営業)
住所 :福岡県八女市本町120番地1
店舗名 :旧寺崎邸(NATIVE SCAPE PRODUCTS STORE)
営業時間:11時~17時
定休日 :火曜、水曜(祝日営業)
住所 :福岡県八女市本町327
- 地域文化商社うなぎの寝床について
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