【滋賀県 ✕ たねやグループ】滋賀県内第1号となる「建築物木材利用促進協定」を11月9日に締結

株式会社たねや

(左)たねやグループCEO 山本昌仁 (右)滋賀県 三日月大造 知事(左)たねやグループCEO 山本昌仁 (右)滋賀県 三日月大造 知事

菓子製造販売を行うたねやグループ(本社:滋賀県近江八幡市、CEO:山本昌仁)は、2023年11月9日に滋賀県と「建築物木材利用促進協定」を締結しました。滋賀県第1号となる本協定では「2050年カーボンニュートラル」や滋賀県が掲げるマザーレイクゴールズ(MLGs)の実現に貢献できるよう、「びわ湖材」をはじめとする国産木材を積極的に使用し、木材の良さや滋賀県についても発信していきます。


■建築物木材利用促進協定

事業者が国または地方公共団体と協定を結び、木材利用に取り組むことができる制度。2021年10月の「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律※」の改正に伴い創設された。

※都市(まち)の木造化促進法。建築物の木造化・木質化や木を暮らしに取り入れるなど、木の利用を通して持続可能な社会へチェンジする行動(ウッド・チェンジ)を進めている。


■マザーレイクゴールズ(Mother Lake Goals、MLGs)

2030年の環境と経済・社会活動をつなぐ健全な循環の構築に向け、「琵琶湖」を切り口とした13の目標(ゴール)。滋賀県産の木材の使用は「Goal5|恵み豊かな水源の森を守ろう」「Goal6|森川里湖海のつながりを健全に」などの目標の実現につながる。


■びわ湖材

滋賀県内の森林から伐採された原木とそれを加工した製材品等。2006年より滋賀県では「びわ湖材産地証明制度」を設け、認定事業者による県産材の管理や産地証明などを行っている。



  • 「建築物木材利用促進協定」締結内容

たねやでは今後、大津市の湖岸に設ける「ラーゴ 大津」(2025年春オープン予定)の店舗の内装や什器に「びわ湖材」などの積極的な使用を計画。協定期間内に新たに整備する関連建築物や菓子の包装にも同様の取り組みを検討していきます。技術的な助言やびわ湖に関する情報提供を滋賀県から受け、ともに取り組みの情報発信を積極的に行います。

                 

協定締結⽇:令和5年11⽉9⽇

有効期間:協定締結⽇から令和10年3⽉31⽇まで

対象区域:滋賀県内

▲ラーゴ 大津での木材利用イメージ▲ラーゴ 大津での木材利用イメージ


  • たねやグループの取り組み

たねやグループでは多くの⽅々とともに、これまでも森林や琵琶湖につながる様々な取り組みを⾏っています。


■みんなでつくる森プロジェクト

たねや・クラブハリエでは資源の消費量削減にむけ2021年5⽉より⼿提袋を有料化し、売上の⼀部を森の再⽣・保全につながる活動に寄付しています。2022年は国際⾮営利団体weMORI JAPAN(ウィモリジャパン、住所:東京新宿区、代表:清⽔リアン)とともにマダガスカルに植樹を⾏いました。マダガスカルは固有種が多く⽣物多様性が⾼い⼀⽅で、⽊炭や農地確保のための森林伐採が深刻な問題となっています。2022年12⽉に現地パートナー「マダガスカル⽣物多様性保全パートナーシップ(MBP)」と現地コミュニティの⼈々により10,000本の植樹が完了しています。

▲マダガスカルでの植樹の様子▲マダガスカルでの植樹の様子


■どんぐりプロジェクト

2009年からラ コリーナ近江⼋幡の敷地内にどんぐりの苗⽊を植樹し、ふるさとの⼭につながる森づくりを⾏っています。どんぐりをポットで育て、30〜40cmの苗⽊になるまで約1年、その後20年かけて林に、そして50年後には森になることを⽬指しています。10万本を⽬標にはじまった植樹は2023年10⽉現在で49,100本となっています。プロジェクトでは主に従業員とその家族による植樹を⾏ってきましたが、2023年3⽉からは森づくりを体験できる植樹ツアーを新設。より多くの⽅々とともにこれからも森を育てていきます。

▲どんぐりの苗⽊から育てて植樹▲どんぐりの苗⽊から育てて植樹

▲ラ コリーナ敷地内の植樹の様⼦▲ラ コリーナ敷地内の植樹の様⼦

■ヨシ刈り

2016年より毎年1⽉、ラ コリーナ近江⼋幡近くの北之庄沢にて地域の⽅々とともにヨシ刈りを⾏っています。ヨシは琵琶湖やその周辺に群⽣する植物で、⽔の浄化作⽤をもつほか、⿂や⿃のすみかになるなど様々な働きをしています。冬に枯れたヨシを刈り、野焼きによって新たな芽が出る準備を促すことは、ヨシ原の保護のために⽋かせません。刈り取ったヨシはラ コリーナ近江⼋幡の敷地内で乾燥させ、地域の伝統⽂化である松明の展⽰などに活⽤しています。

▲ヨシ刈りの様子▲ヨシ刈りの様子


たねやグループの取り組みはHP内「⼤切にするきもち」で公開しています。 https://taneya.jp/sustainability/


  • 会社概要

株式会社たねや

所在地:〒523-8533 滋賀県近江八幡市北之庄町615-1
URL:https://taneya.jp/
創業:1872年

創業ストーリー: https://prtimes.jp/story/detail/xO6aoPiRWO


明治5年創業、近江商人発祥の地で歴史を育んできた和菓子舗。めぐる季節の豊かさをお菓子に託し150余年、四季折々の和菓子を滋賀県からお届けしています。風土の中で感性を磨き、歴史と伝統の味を守り伝えながら、たねやならではの和菓子の世界を創り続けています。2015年には洋菓子舗クラブハリエとのフラッグシップ店「ラ コリーナ近江八幡」を滋賀県にオープン。


<グループ会社>

株式会社クラブハリエ

URL:https://clubharie.jp/

クラブハリエリリース:https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/112029

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会社概要

株式会社たねや

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URL
https://taneya.jp/
業種
製造業
本社所在地
滋賀県近江八幡市北之庄町615-1 ラ コリーナ近江八幡
電話番号
0748-33-6666
代表者名
山本昌仁
上場
未上場
資本金
9000万円
設立
1972年08月