ウィーメックス株式会社と株式会社オクタウェルが資本業務提携を実施
~ 健康経営事業のソリューションプロバイダーとしての取り組みを加速 ~
現在、国内には、生活習慣病の予防と早期発見を目的とした特定健診・特定保健指導(*1)の対象者が約5,400万人(*2)存在しており、生活習慣の改善に向けた取り組みが推進(*3)されています。さらに2024年度からは、第4期特定健診・特定保健指導の新ガイドラインが施行されるため、健康経営領域の中でも、特定健診・特定保健指導に関連する市場は、高い成長が期待されています。
両社は、この度の資本業務提携を通じて、ウィーメックスが持つ全国2,800を超える健診機関・医療機関と提携した健康診断事務代行事業や特定保健指導を支援するシステム(「WellsPortStep」)と、管理栄養士による個別栄養指導や保健指導現場の運用効率化ツールを提供するオクタウェルのICT及び同社の全国管理栄養士ネットワークを掛け合わせ、 特定保健指導における事業強化及び顧客基盤を拡大します。また、特定保健指導の実施率向上を目的とした「健診日当日から開始できる特定保健指導」や、双方のリソースを適切に組み合わせた健康ソリューションサービスを共同開発し、利用者の予防・健康増進に貢献していくことで、健康経営事業のソリューションプロバイダーとしての取り組みも加速してまいります。
オクタウェルの代表取締役を務める高木鈴子氏は、次のように述べています。「ヘルスケア領域での事業展開において、各社の専門分野の強みを適切に組み合わせたサービスを開発し、デリバリーできることは、利用者にとってより良いサービスへの基盤となります。来年度からの第4期医療費適正化計画でも、指導品質や予防サービスとしての完成度がより求められますが、今回の資本業務提携では、こういったニーズに応える良質なサービスを開発し、予防DXを推進できる土台となると考えています。」
ウィーメックスの代表取締役社長を務める大塚孝之は、次のように述べています。「ウィーメックスは、PHCグループの中期経営計画『Value Creation Plan』(*4)の中で成長領域として掲げる「デジタルヘルスソリューション」の実現に向けて取り組んでいます。その取り組みの一環として、ウィーメックスは、PHCグループ傘下の株式会社LSIメディエンスの健康診断サポート事業を迎え入れ、2023年4月1日より事業を開始(*5)しています。さらに、この度の資本業務提携を通じ、健康経営をトータルにサポートするソリューションプロバイダーとして、健康保険組合員とその家族の心身の健康(Well-being)を実現するため、健康状態を可視化するサービスならびに付加価値の高い新たな予防医療ソリューションを企業や保険組合、健診機関に提供してまいります。」
(*1)40歳~74歳を対象とした健康診査と生活習慣病予防施策。特定健康診査の結果により、生活習慣病の発症リスクが高い方が、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して専門スタッフ(保健師、管理栄養士など)が生活習慣を見直すサポートを行う。医療保険者に実施が義務付けられている。
(*2)出典「特定健康診査・特定保健指導に関するデータ」(厚生労働省):(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_03092.html)
(*3)出典「第4回 第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会 資料」(厚生労働省):https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32325.html
(*4)PHCホールディングス株式会社が発表したFY22-FY25の中期経営計画:https://www.phchd.com/jp/about/vcp
PHCグループは、PHCホールディングス株式会社とその事業子会社の総称。
(*5)http://www.phchd.com/jp/news/2023/0227
<株式会社オクタウェルについて>
株式会社オクタウェルは、全国の管理栄養士ネットワークおよび自社テクノロジーを通じて、特定保健指導をはじめとした高品質栄養指導ソリューションを提供しています。管理栄養士による個々の状態にあった食事や運動の提案、実行を通じて、生活習慣病予防(特に特定保健指導)のための課題解決のサポートをしています。
https://octawell.co.jp/
□所在地 :東京都渋谷区代々木1-9-6-204
□代表者名 :代表取締役 高木鈴子
<ウィーメックス株式会社について>
ウィーメックス株式会社は、グローバルヘルスケア企業として事業を展開するPHCホールディングス株式会社(証券コード 6523 東証プライム)の日本における事業子会社です。企画・開発から販売までワンストップでサービスを提供する新体制により、2023年4月1日より新会社として事業を開始しました。「メディコム」ブランドの医事コンピューターや電子カルテシステムの他に、薬局経営や特定保健指導の支援、企業・健康保険組合・健診機関・指導機関向け業務効率化ソリューション、遠隔医療システムなどを提供します。国内の「医療DX」を推進するヘルスケアIT製品・サービスを通じて、患者さんへの医療サービス向上と医療従事者の業務効率化に取り組んでいます。
http://www.wemex.com
□所在地 :東京都渋谷区渋谷3-25-18 NBF 渋谷ガーデンフロント14F
□代表者名 :代表取締役社長 大塚孝之
<PHCホールディングス株式会社について>
PHCホールディングス株式会社(証券コード 6523 東証プライム)は、健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し、豊かな社会づくりに貢献することを経営理念とするグローバルヘルスケア企業です。傘下にPHC株式会社やアセンシア ダイアベティスケアホールディングス、エプレディアホールディングス、株式会社LSIメディエンス、ウィーメックス株式会社、などを持ち、糖尿病マネジメント、ヘルスケアソリューション、診断・ライフサイエンスの事業領域において、開発、製造、販売、サービスを行っています。2022年度のグループ連結売上収益は3,564億円、世界125以上の国と地域のお客様に製品・サービスをお使いいただいています。PHCグループはPHCホールディングス株式会社とその事業子会社の総称です。
http://www.phchd.com/jp
お問合せ先
ウィーメックス株式会社
Email : tky-mc_pr_alignment@ml.wemex.com
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 経営情報
- ビジネスカテゴリ
- フィットネス・ヘルスケア医療・病院
- ダウンロード