【こども家庭庁委託事業】読み書きが苦手なこどものオンライン居場所「メタ・エッジ」12月10日にオープンします!

認定NPO法人 エッジ

東京都港区の認定NPO法人エッジ(会長:藤堂栄子)は、こども家庭庁「NPO等と連携したこどもの居場所づくり支援モデル事業」の採択を受け、読み書きが苦手なディスレクシアのこどものオンライン居場所「メタ・エッジ」を12月10日オープンします。

「メタ・エッジ」は、18才までの「読み書きの困難さ」のあるこどもが、こどもたちの意見でつくっていくWEB上の仮想の街です。アバターになって歩き、みんなと声や文字で話す、あそぶ、ほっとできる部屋をつくる、ディスレクシアの先輩に聞いてみる、アートを発表するなど、こどもたちがやってみたいイベントを実施します。

【動画】こどもの居場所 メタ・エッジ紹介 

【詳細・登録】メタ・エッジホームページ https://lp.npo-edge.jp/meta-edge.top


  • メタ・エッジでなにをするかは、こどもたち当事者の意見で決めます。

こどもたちは、アンケートやワークショップ、ZOOMでのこども委員会を通して、意見や意向を表明してメタ・エッジを作ります。

こどもが言語化しにくい部分については、おとなのディスレクシア当事者が中心となった検討委員会により補完しながら、「こどもど真ん中」「当事者ど真ん中」の仮想の街づくりやイベントを開催していきます。

10月のディスレクシア月間から、こどもたちがワークショップで作ったモデルルーム、アートコンペ表彰作品展示、ディスレクシアの先輩と話す会をプレ公開・実施してまいりました。※1

12月10日からは、毎月イベントを予定しています。ディスレクシアの先輩と話す会、部屋のもようがえワークショップほか、「あそびたい」「ほっとしたい」こどもたちのアイディアでイベントを検討・実施していきます。


【詳細・登録】メタ・エッジホームページ https://lp.npo-edge.jp/meta-edge.top

参加には登録が必要です。

※1 プレスリリース 読み書きが苦手なディスレクシアのこどもによる「メタバースでの居場所づくりプロジェクト」が始まります!https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000109539.html


  • 読み書きの困難さがあるこどもたちが仲間に出会える場を。

読み書きの困難さがある「ディスレクシア」は、知的能力に問題はみられないものの、生まれつき文字の読み書きが正確にすらすらとはできない症状です。日本語では人口の8%がそうであるとわかっています。(※2)

◇ 読むスピードが遅い、たどたどしい、飛ばし読みをする
◇ 書くのを嫌がる、漢字が書けない
◇ 意見は言えるのにそれを書こうとすると書けない
◇ 問題などを読んであげると答えるが、自分で読んで答えるのが難しい

このような特性に対し、「なんとか克服できる」と音読や漢字練習を特訓しても、努力とは関係なく思うように上達しません。「勉強ができない」と自信をなくす、理解なき指導や訓練により疲れ果てて精神が削られる、不登校になりがちになる、など孤独感が強いディスレクシアのこどもは少なくありません。

読み書きの困難さは、一人ひとりに合った学び方や教材の工夫、インターネット・デジタル機器使用をはじめとする代替手段によって補うことができます。

同じ特性をもつ仲間と情報交換したり、先輩はどうしてきたかを聞いたりしながら、「できること」「好きなこと」に目を向けて、ほっとできる居場所があれば、こどもたちは前を向いて自分に合った方法で、本来もっている力を発揮していけます。

NPO法人エッジは、2001年設立当初より、ディスレクシア当事者を中心に、啓発活動、社会環境・法整備への提言、支援者拡充事業を続けています。キッズ&ティーンズクラブ(K&Tクラブ)で、読み書きが苦手なディスレクシアの児童生徒向けワークショップも実施してきました。

これらの実績が認められ、こども家庭庁「NPO等と連携したこどもの居場所づくり支援モデル事業」の採択を受け、読み書きの困難さがあるこどもたちが仲間に出会える「メタ・エッジ」をオープンする運びとなりました。


※2 日本語で8%(Uno et. al. 2009. Reading and Writing. )。日本語話者において英語で困難さが顕著に出る人は少なくないがその統計は現在ない。


  • 【認定NPO法人エッジ】概要

 所在地:〒108-0014 東京都港区芝4-7-1 西山ビル4階
 代表:藤堂栄子
 設立:2001年10月
 HP:https://www.npo-edge.jp/


【団体概要】

 認定NPO法人エッジ(https://www.npo-edge.jp/)はディスレクシアの正しい認識の普及と支援を目的とした特定非営利活動法人として、2001年10月に認定設立され活動しています。


 行政、教育機関、研究者、メディアなど多方面に働きかけ、ディスレクシアの全ての人が活き活きと暮らせる社会にするために広く啓発活動を行い、ディスレクシアの人たちの支援、関係する人たちのネットワークを作っています。


 代表の藤堂栄子(星槎大学特任教授)は、文部科学省特別支援教育ネットワーク推進委員会、厚生労働省社会保障審議会障害者部会委員など政府委員を務め、発達障害者支援法、障害者差別解消法、教科書バリアフリー法などの法律に携わっています。


【認定NPO法人エッジは皆様のご寄付で活動しています】

これまでの活動は皆様のご支援、お力添えによって実施、継続をすることができました。今後も活動をより多くの方に届けられますように、皆様のご寄付をお願いいたします。

https://www.npo-edge.jp/support-us/


【取材に関するお問い合わせ先】
認定NPO法人エッジ 広報 谷本綾乃 npoedge.press@gmail.com

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会社概要

特定非営利活動法人エッジ

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URL
https://www.npo-edge.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都港区芝4-7-1 西山ビル4階
電話番号
03-6809-4465
代表者名
藤堂栄子
上場
未上場
資本金
-
設立
2001年10月