レスター、三菱電機「エモコアイ®*¹」を活用した人の感情推定データと、室内空間の環境データを組み合わせ可視化するダッシュボードを開発
株式会社レスター(本社:東京都港区、代表取締役 社長COO:林 眞一)は、三菱電機株式会社(以下、「三菱電機」)が開発した「エモコ分析サービス」を活用した「エモコアイ ソリューション」の提供を開始します。本ソリューションは、集中度や眠気度などの感情推定データと、温度・湿度・CO₂濃度などの環境データを組み合わせて可視化することで、企業や団体の事業活動を支援し、ウェルビーイングの向上に貢献します。
■「エモコアイ ソリューション」とは
非接触で高精度に人の脈を計測し、脈のゆらぎから集中度、眠気度を解析するセンサー「エモコアイ*²」と、温度・湿度センサーや CO₂ センサーを搭載したマルチモニタリングデバイス「エモコセンサーユニット」により取得したデータを、独自のアルゴリズムで感情推定データとして分析します。当社は、感情推定データをクラウド上に集約し把握しやすいデータを「ダッシュボード(エモスタトナビゲーター)」として提供します。
従来は主観的に評価されることが多かった集中度や眠気度などの人の状態を、0~100の客観的な数値として可視化し、一人ひとりに最適化されたソリューションの提供が可能になります。
本ソリューションは、教育・介護・コンテンツ制作など多様な分野において、利用者の集中度の維持や生産性を向上するための施策立案・効果測定をはじめ、客観的データに基づいた課題解決をサポートします。また、客観的なデータを提供することで新たなサービス開発や既存サービスの利用拡大など従来にない価値創出にも貢献します。

*1 エモコ、エモコアイは三菱電機株式会社の登録商標または商標です。
*2 人体に電波を送信して心拍変動による反射波との周波数変化を脈信号に変換するドップラーセンサー
■教育現場での実証実験
三菱電機は、小学校の教室に「エモコセンサーユニット」を設置し、授業中の児童の集中度を可視化する実証実験を実施。教師は授業の盛り上がりや児童の集中の持続・低下状況を把握できるようになり、声掛けのタイミングの見直しや授業運営の改善、授業後の振り返りに活用されるなど、教育現場における感情推定データの有効性が確認されました。
【エモコセンサーユニット仕様】
・幅 145 / 高さ 43 / 奥行 38[mm]
・質量110g
・USB Type-C™給電
・無線 LAN 使用周波数帯域 2.4GHz
【ダッシュボード】
製品名称:エモスタトナビゲーター
・インターネット接続環境
閲覧用ID、パスワード付与


<エモスタトナビゲーター概要>
測定されたデータはクラウド上に集約され、「エモスタトナビゲーター」にて分析されます。
データは最短1分間隔で配信されるため、リアルタイムかつ高精度な現状把握を実現します。
・リアルタイム表示(集中度・眠気度・温度・湿度・CO₂)
・集中度・眠気度グラフ、比較分析、クラスや部署を想定したグループ表示機能
・機能は順次アップデートを予定しています。
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