外務省による視察が奉優会施設にて実施
~EPA外国人介護福祉士の育成・日本語教育・キャリア支援に注目~

このたび、社会福祉法人 奉優会(本部:東京都世田谷区、理事長:香取 寛)が運営する「中央区立特別養護老人ホームマイホームはるみ」(東京都中央区晴海1丁目)にて、外務省による視察が行われました。奉優会が長年取り組んできた外国人介護人材の受け入れと育成の取り組みについて、現場での実践や成果を直接ご覧いただく機会となりました。
視察を通じて、外国籍職員の皆さんの高い日本語能力、介護技術、利用者との信頼関係に対し、外務省の方々からは「皆さん日本語がとても上手で、非常に優秀ですね」との声を頂戴しました。
■ 国際的な人材育成の先進モデルとして
奉優会は1999年の設立以来、「地域の人々が育つことで、生活が革新する」という仕組みを世界で発信してゆくという理念のもと、国内外問わずすべての人が成長できる福祉の場を目指して活動してまいりました。
2013年から本格的にEPA(経済連携協定)による外国人介護人材の受け入れを開始。さらに技能実習、特定技能制度も活用し、2025年5月現在、403名の外国籍介護職員が都内を中心とした施設で活躍しています。職員は、ベトナム・インドネシア・フィリピン・韓国など多国籍で、国家資格「介護福祉士」の取得を目指しながら、日々日本の介護現場で貢献しています。
■ 奉優会が「選ばれる」理由
外国人介護士にとって“働きやすく、成長できる環境”を整えています。
◎ 徹底した日本語教育と試験対策
勤務時間内の学習時間確保 日本語レベル別授業(N1~N3対応) 専任講師による国家試験対策研修 試験費用の補助制度
◎ 日常生活と文化・宗教への配慮
個室社宅完備(全国で235室) ラマダンや礼拝など宗教習慣の理解と柔軟な勤務調整 LINE・Slack等でのスピーディな相談対応
◎ キャリアアップを応援
公平な評価制度(日本人と同様) リーダー・主任への登用多数 帰国後の母国キャリア支援(現地拠点設立計画あり)
■ 国際社会に開かれた「福祉の現場」へ
視察先となった「マイホームはるみ」では、EPAインドネシア人介護福祉士がリーダーとして活躍中です。単なる人材確保にとどまらず、「外国人が主役になれる」環境づくりに取り組む当法人の姿勢は、国内外から注目を集めています。
介護現場は今、大きく変わろうとしています。奉優会では、言語や文化の違いを「壁」ではなく「価値」に変え、一人ひとりの個性が活かされる社会づくりを推進しています。
■ 法人概要
法人名:社会福祉法人奉優会
理事長:香取 寛
本部所在地:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢1-4-15 真井ビル
職員数:2,988名(うち外国籍403名)
事業所数:159施設(特養・グループホーム・看小多機・デイサービス等)
本件に関するお問い合わせ:
社会福祉法人 奉優会
法人管理本部 人事部採用戦略課 ダイバーシティ係
担当:大井、甲斐
TEL:03-5712-3770 ※ガイダンス後「3」






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