静岡県伊豆の国市で系統用蓄電所が運転開始
「ゼロエミッション東京」採択事業として実運用フェーズへ

株式会社NEXTES(本社:東京都世田谷区、代表取締役:井上真壮、以下「NEXTES」)は、
静岡県伊豆の国市において開発を進めていた系統用蓄電所について、2026年6月より運転を開始いたしました。
本取り組みは、東京都が推進する「ゼロエミッション東京」の実現に向けた技術開発支援事業に採択されており、これまで進めてきた実証の成果を踏まえ、このたび実際の電力系統における運用へと移行いたしました。
電力を蓄え、必要なときに活用することで、再生可能エネルギーの出力変動に対応し、電力需給の安定化に貢献します。
■概要
所在地:静岡県伊豆の国市
出力:2MW
電池容量:10MWh
運転開始時期:2026年6月より段階的に開始
事業者:株式会社NEXTES
■蓄電システムの実用化に向けた取り組み
再生可能エネルギーの導入拡大により、発電量が時間や天候によって変動する場面が増えています。
こうした中で、電力需給の調整を担う仕組みの重要性が高まっています。
電力インフラは、発電量と消費量のバランスを常に一致させる必要があります。
そのため、発電量が多いときに電気を蓄え、不足するタイミングで活用できる蓄電池が、電力の安定運用を支える手段の一つとして注目されています。
今回運転を開始した蓄電所では、こうした役割に加え、使用済み電池の再活用にも取り組んでいます。
使用済み電池は性能や状態にばらつきがあるため、安全かつ安定的に運用するには高度な制御技術や管理が求められます。一方で、再活用することで資源の有効利用や環境負荷の低減につながるほか、将来的には蓄電システムの導入コスト低減にも寄与します。
NEXTESはこれらの特性を踏まえた設計・制御を行い、安全性を確保したうえで、電力インフラとして運用できる体制を構築しています。
また、栃木県那須塩原市においても、使用済み電池を活用した系統用蓄電所の運用を行っています。今回の蓄電所は、那須塩原市での運用を通じて得られた知見を活用しながら、運用規模を拡大した取り組みです。使用済み電池を活用した蓄電システムの社会実装をさらに推進しています。
■当社の取り組みと今後の展開
NEXTESは蓄電池の開発・製造から、蓄電所の保有・運用までを一体的に推進しています。
伊豆の国市の蓄電所においても、実運用を通じて得られるデータや知見を活用し、蓄電システムの性能向上およびエネルギーサービスの高度化を進めています。
現在は試験運転を経て運転頻度を段階的に高めながら運用を進めており、需給調整市場への参画を見据えた運用体制の構築を進めています。こうした運用で得られる知見をもとに蓄電所事業のさらなる展開を進めるとともに、持続可能なエネルギーインフラの構築に貢献してまいります。

【会社概要】
会社名 :株式会社NEXTES(旧NExT-e Solutions株式会社)
代表取締役 :井上 真壮
本社所在地 :東京都世田谷区若林一丁目18番10号 京阪世田谷ビル6F
設立 :2008年5月8日
事業内容 :リチウムイオン電池の次世代バッテリーマネジメントシステム(BMS)及び同BMSを用いた蓄電池システム等の設計・開発・製造・販売、アグリゲーター事業、エネルギークラウドサービス
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社NEXTES 広報担当:相原 美輝
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