【ドミニカ産】国際フェアトレード認証カカオ豆（100%有機）新発売！

"Bean to Bar" カカオ豆から手作りチョコレートに挑戦？！

国際協力NGOわかちあいプロジェクト（一般社団法人、東京都江東区、代表：松木傑）は、ドミニカ共和国産の国際フェアトレード認証カカオ生豆（EUオーガニック認証取得）の販売を開始しました。カカオ生豆の取り扱いは、インド産、パプアニューギニア産（販売終了）に続く3種類めとなります。

 

■カリブ海から高品質のカカオ豆
南米カリブ海は、湿度の高い熱帯気候で、高品質のカカオを生産するのに最適な場所といわれています。この地域の中心に浮かぶ島国、ドミニカ共和国産では、年に7万トンのカカオ豆が生産されています（2013/2014推定値／国際ココア機関（ICCO）カカオ統計）。その中で、世界で生産されるカカオ豆の5~10％しか存在しない、豊かな香りを持つ最高品質のカカオ豆「クリオロ種」、世界で最も多く流通するカカオ豆「フォラステロ種」、クリオロ種とフォラステロ種を交配してできた「トリニタリオ種」の３種類をブレンドしました。このカカオ豆からは、豊かな香りと、酸味と渋みのバランスのとれたチョコレートに仕上がります。

 

 

■フェアトレード・カカオ豆の生産者
ドミニカ共和国では農業が主要産業で、国民の約70%が農業に携わっていますが、より高品質の作物を生産し、生産者の生活をより良く改善するため、フェアトレードが盛んに行われています。このフェアトレード　カカオ豆は、ドミニカの8つのカカオ農園を取りまとめるカカオ生産者組合「コナカド（CONACADO：Coordinadora Nacional de Cacaocultores Dominicanos)」が販売しています。コナカド農協は、ドミニカ共和国に点在するカカオ生産地域のコミュニティ開発を強化し、カカオ農家とその家族が暮らしていくための安定した収入と、生活環境を改善することを目指して1988年に設立されました。

■美味しいチョコレートを作り続けるための「フェアトレード」

年間を通してたくさんのカカオ豆を輸入する先進国の大企業は、消費者にとっての最良価格、少しでも安い価格で売ることが要求されます。それに対して国際フェアトレード機構は、農家にとって不利な条件とならないよう「最低取引価格」での取引を設定しています。コナカド農協は個々の農家に代わり、農家一人ひとりが健康に暮らし、農業に励み、品質の良いカカオを継続的に栽培することのできる、適切な条件での取引契約となるよう、交渉に尽力します。また、フェアトレードによりもたらされる利益により、カカオを発酵、乾燥させるための施設、適切な保管のできる倉庫、品質向上のための農家トレーニングなどが行われています。
農家では、フェアトレードにより導入できた施設のおかげで、カカオ豆に豊かな香りを出せるよう発酵させることができるようになりました。また、有機栽培や環境に配慮した生産も進めています。

 

■安定した生活と、地域の発展を目指して

ドミニカの気候は、カカオの栽培には最適な熱帯気候ですが、毎年雨季にはハリケーンや豪雨、嵐などにより、甚大な被害を受けています。災害を受けたカカオ農園や、農民の住居を修復するためにも、フェアトレード・プレミアムが活用されています。また、災害に強い地域づくりや、トレーニング、社会施設の建設などのコミュニティ開発もフェアトレードによって実現されています。



【ドミニカ共和国産】国際フェアトレード認証　カカオ生豆

 

●原産国：ドミニカ共和国
●輸出国：オランダ
●小分け製造：日本
●内容量：900g
●取得している認証：フェアトレード認証（FLO）、オーガニック認証(EU Organic) 
＊このカカオ豆は、クリオロ種、フォラステロ種、トリニティ種の3種類をミックスしています。
ご購入はオンラインショップ：　　http://wakachiai.shop-pro.jp/?pid=90272907

【わかちあいプロジェクトとは】
フェアトレード、難民支援、自立支援の3つの分野で活動している国際協力NGOです。
国際フェアトレード基準に従った生産者とのフェアな取引により、多種多様なフェアトレード商品・原料を輸入・販売しています。
団体ウェブサイト：http://www.wakachiai.org/
フェアトレード・ショップ：http://wakachiai.shop-pro.jp/