女子大生100人に新型コロナワクチンに対する本音と不安を調査【キャンラボリサーチ】打ちたいけど打てない?!“慎重派”女子大生がいま不安に思うこと

各大学のミスキャンパスが集結して社会課題に取り組むプロジェクトチーム キャンパスラボの活動内容を定期的にお届けする「Lab Letter」

徐々に若年層を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種が広まりつつある一方で、ワクチン接種に対して慎重な声も多く、接種拡大に懸念があるとも言われています。現在の若年層の接種状況はどのようなものなのか、一体何に不安を感じているのか?
各大学のミスキャンパスが集まり、社会課題に取り組むキャンパスラボが、女子大生100人を対象に「新型コロナワクチンに対する本音と不安」の調査を実施しました。

<調査概要>
・調査名:女子大生の新型コロナワクチン接種状況調査
・調査対象:大学生・女性(n=105)
・調査期間:2021年7⽉1⽇〜2021年7⽉17⽇

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調査サマリー
■女子大生の20%はもう既に打っている!「打つ」「多分打つ」と回答したのは半分以上。
 一方で、「周りの様子を見る」「打たない」と回答したのは約1/4。
■接種場所について聞いてみると、自治体だけでなく学校やバイト先で打つ機会が増えつつある。
■「周りの様子を見る」「打たない」という“慎重派”女子大生の間では、「安全性」「副反応」を不安視する声が多数見られた。
■新型コロナウイルスの情報について、「専門家」を信用しているという声がトップ。
 意外にもSNSの信用度は低い。
■これってウソ?ホント?女子大生が不安視する、新型コロナウイルスに関するウワサ
 妊娠への影響や若い女性の副反応が重いと言われている点が心配!
■コロナ後も対策を続ける?およそ8割の人がマスク、アルコール除菌を続けると回答。
 予防策としてだけでなく、人と接する上でしなければならないものと認識。
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10代、20代の若年層のニーズ検索や調査・評価目的など様々な課題に応じて「リアルなターゲットの声」と「課題の糸口」を提供しているキャンラボリサーチが女子大生のインサイトレポートを作成しました。

キャンラボリサーチについてはこちらをご覧ください。
キャンラボリサーチWEBページ:https://www.toppan.co.jp/solution/service/camlabo-research/
 

  • 女子大生の20%はもう既に打っている!「打つ」「多分打つ」と回答したのは半分以上。一方で、「周りの様子を見る」「打たない」と回答したのは約1/4。

新型コロナワクチンを打つかどうか調査したところ、「既に打った」という回答は20.0%。若年層の接種機会が増えてきたことがうかがえる。「打つ」「多分打つ」という回答は合わせて54.3%。打つことに対して積極的な人が半分以上いることが分かった。
一方で、「周りの様子を見る」という回答は18.1%、「打たない」との回答も7.6%という結果に。
打つことに対して消極的な姿勢の人が、4人に一人はいることがわかった。

 

 
  • 接種場所について聞いてみると、自治体だけでなく学校やバイト先で打つ機会が増えつつある。

新型コロナワクチンを「既に打った」「打つ」と回答した人に接種場所について尋ねたところ、「学校」42.1%、「自治体(市区町村他)」39.5%という回答が多かった。他にも「バイト先・インターン先」という回答も10.5%あり、社員だけでなく学生バイトにもワクチン摂取の機会を提供している勤務先があることがわかった。その他としては「父親の勤務先」「内定先の企業」という回答があった。
 

 

 
  • 「周りの様子を見る」「打たない」という“慎重派”女子大生の間では、「安全性」「副反応」を 不安視する声が多数見られた。

ワクチン接種について「周りの様子を見る」「打たない」と回答した人に、ワクチン接種をためらう最大の理由について尋ねたところ、「将来的な安全性が気になるから」という回答が最も多く36.7%、次いで「副反応が気になる」が33.3%だった。発熱などを伴う副反応、後遺症などが残らないかといった安全性が気になるという人が、あわせて7割弱いる結果に。「その他」の理由としては「不妊になると聞いたから」「子宮系に影響があると聞いたから」という声があがった。このような理由から、打ちたいけど“打たない”を選択する人が少なくないのではないかと推測される。
 

 

 
  • 新型コロナウイルスの情報について、「専門家」を信用しているという声がトップ。意外にもSNSの信用度は低い。

新型コロナウイルスについて、どこで得られる情報を信用しているか尋ねたところ、「専門家」48.6%、「体験談」42.9%、「ネットニュース」41.0%が順に多かった。意外にも女子大生にとって身近なはずの「SNS」を信用しているという人は22.9%と、予想より低い結果に。新型コロナウイルスの情報に関しては、専門家などの身元が明らかな人や、体験談などの具体的な情報の方を信用しており、SNSなどの匿名性の高い情報は信用していないことがわかった。また、「テレビ」を情報収集の手段として捉えている人は少ないことがうかがえる。「どれも信用しない」という回答も13.3%あり、数多ある情報の中でどれを信用していいかわからず戸惑っている様子も見受けられた。
 

 

 
  • これってウソ?ホント?女子大生が不安視する、新型コロナウイルスに関するウワサ 妊娠への影響や若い女性の副反応が重いと言われている点が心配!

新型コロナワクチン関連でよく聞く噂について自由回答で尋ねたところ、下記のような声を聴くことができた。集まった回答をテキストマイニングツールで分析した結果が下記の画像である。
※ユーザーローカル テキストマイニングツール ( https://textmining.userlocal.jp/ ) で分析
 


これまでの設問からも明らかなように、発熱や筋肉痛といった接種後の副反応を心配する声が多いことがわかる。ワクチン接種による副反応は高齢者よりも若年層、特に女性の方が重くなる傾向があると言われており、その点を心配しているのだろうと推測される。
他に若い女性ならではの特徴として着目したいのが、ワクチン接種によって妊娠に影響が出るのではないか、という点を恐れている人が多いことだ。「それは全くの嘘だと産婦人科が発表しているので早く正しい情報が広まって欲しい」という意見もあったが、一方で「嘘であったとしても確実にないという情報がない限り打ちたくないと思った」という意見も寄せられた。また、妊娠への影響を心配する理由として子宮頸がんワクチンが定期接種から一時差し控えになった経験を挙げる人も見られた。
他にも、「注射を打った箇所に磁石がつく」「ワクチンを打つと5Gにつながる」というような根拠不明な噂を聞いたことがあるという回答もあり、日々コロナやワクチンについて様々な情報が行き交っている様子がうかがえる。

<大学生が聞いたコロナワクチンに関する噂話>
•若い人は高熱が出やすい、頭痛や吐き気、妊娠しづらくなる
•若い女性ほど副反応が大きかったりするのは本当らしいので怖い。
•打った翌日に腕があがらないくらいの痛みが出る
•高熱、アナフィラキシー、が出てしまうこと。
•不妊になってしまう
•妊娠に悪影響があるとの噂が広まっていましたが、それは全くの嘘だと産婦人科が発表しているので早く正しい情報が広まって欲しいです。
•妊娠に影響が出るかもしれないという噂を聞いたときに、嘘であったとしても確実にないという情報がない限り打ちたくないと思いました
•不妊になるとの噂。昔、子宮頸がんのワクチンを打った時、後から副反応のこととかが話題になったのを思い出してちょっと怖い
•注射を打った箇所に磁石がつく
•5Gに乗ってくるコロナウイルスをシャットダウンできる。
 

  • コロナ後も対策を続ける?およそ8割の人がマスク、アルコール除菌を続けると回答。予防策としてだけでなく、人と接する上でしなければならないものと認識。

ワクチン接種人口が増えた後でも続けると思う感染症対策は何か尋ねたところ、「マスク」「アルコール除菌」については約8割の人が続けると思うと回答した。マスクを着けている状態が当たり前になってしまった今では、例えワクチンの接種が拡大した後であっても、マスクをしていない状態はあり得ないものとして認識している人が多いことがわかる。
一方で、外出や他人との接触について言及した項目は3割近くに留まった。個人としてできる感染対策には努めるものの、本音ではどこかに出かけたり、大勢でのイベントを楽しみたいと思っている人が少なくないのではないだろうか。
 

 

 
  • 総括

今回の調査から、イマドキの女子大生の3/4の人は新型コロナウイルスワクチンを「打つ」「打った」ということが分かった。その一方で、1/4の「打たない」「周りの様子を見る」と答えた人の中には、ワクチン接種によって妊娠に影響が出るのではないか、という点を恐れている人が少なくないことがわかった。
平成25年(2013年)4月には、子宮頸がんの予防法として知られるHPVワクチンが定期接種化されたが、直後の6月に接種の積極的勧奨が差し控えられる出来事があった。現在の女子大生は当時HPVワクチンの摂取対象であった小中学生にあたり、当時、HPVワクチンを打った経験や、その後に出てきたワクチン接種に伴う副反応などの情報の混乱に直面した世代でもある。そのことから、女子大生の多くが過去の経験と今の情報を複合的に考えて、新型コロナワクチンを接種することに対し慎重になっているのではないかと考えられる。
ワクチン接種が先行している欧米では、若年層がワクチン接種に対して積極的でないことが問題視されているが、日本でもいかに若年層の接種率を高めていくかが課題になると思われる。日常的には触れにくい専門家などの正しい情報を、若い世代に直接届ける機会を増やすことで、新型コロナワクチンへの不安を減らすことが重要ではないだろうか。
 

  • キャンパスラボ 概要

各大学のミスキャンパスが集まり、社会課題に取り組むプロジェクトチーム。企業様や自治体様と共創し、商品開発やマーケティングからプロモーション企画まで一緒に実践するプロジェクトチームです。「ミスキャンのイメージを変えたい、ミスキャンの力で社会を変えたい」という熱い志を持った各大学のミスキャンパスが集結し、『ミスキャンが世の中を変える!』を胸に、お客様の課題に合わせ、プロジェクトメンバーとしてマーケティング~ムーブメントまで一貫してサポートします。これまでにも神奈川県様との未病の取り組みや風しん撲滅に向けた啓蒙活動をはじめ、国土交通省様、東京都下水道局様などの公共団体、その他にも電鉄会社様、百貨店様、食品系企業様、そして航空会社様など様々な自治体様や企業様と社会課題解決に向けたプロジェクトの実施をおこなっています。
キャンパスラボ公式サイト:https://www.campuslab.jp/
 


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