TransRecog、首都高の「通行止め計画」の効率化に向けた実証実験を開始。「首都高 Open Innovation Challenge 2025」に採択

「なぜその計画になったか」を説明できるAI最適化で、調整業務負荷の削減を目指す実証実験を開始。

株式会社TransRecog（本社：東京都港区、代表取締役CEO：小林敬明、以下「当社」）は、首都高速道路株式会社が実施する「首都高 Open Innovation Challenge 2025 -Robotics & Software-」に採択されました。
当社は、テーマ「規制（通行止め）計画工程の効率化」に取り組み、AI最適化技術を用いた計画作成・調整工程の効率化を検証します。

実証イメージ

実証の概要

本実証では、首都高速道路の維持管理において不可欠な「規制（通行止め）計画」の策定業務を対象に、当社のAI最適化技術の適用可能性を検証します。

• 検証項目： 複雑な運用ルールや制約条件の整理、およびAIによる計画案作成の支援。

• 実施期間： 2026年1月から3月まで（予定）。

• 目標： これまでの運用ノウハウとAI技術を組み合わせることで、より迅速かつ精度の高い計画策定プロセスの構築を目指します。

※ 実証の詳細な対象範囲、成果物、検証方法については、今後の両社間の協議に基づき決定いたします。

プログラムについて

「首都高 Open Innovation Challenge 2025 -Robotics & Software-」は、首都高の維持管理業務の高度化を目的に、ロボット・ソフトウェア技術の提案を広く募り、採択後に検証および社会実装を目指す取り組みです。

募集ページ：https://eiicon.net/about/shutoko2025/

採択公表ページ：https://www.shutoko.co.jp/updates/2025/data/12/25-innovation-challenge

株式会社TransRecogについて

株式会社TransRecogは、複雑な運用ルールや多様な制約条件を伴う計画・調整業務に対し、AI最適化技術（数理最適化）を活用した業務支援ソリューションを提供するスタートアップです。業務の暗黙知となりがちなルールや判断基準を整理・形式知化し、制約を満たす計画案の作成支援を通じて、調整工数の削減と意思決定の迅速化を支援します。
当社は、実運用での使いやすさを重視し、関係者間の合意形成を支えるための説明可能性（根拠の可視化）にも取り組んでいます。

AI最適化の導入や、計画・調整業務の効率化にご関心のある法人様は、下記お問い合わせ先までご連絡いただけますと幸いです。