すべてのモノをデータにする!郵便物・配達物のクラウド管理ツール&BPOサービスを提供する「トドケール」、プレシリーズAで1億円の資金調達を実施
負債を含む累計調達額2.3億円を達成。働き方改革を促進する総務DXを推進します。
OCR・AIを駆使した郵便物・配達物のデジタル管理ツール「トドケール」及び郵便物・配達物を遠隔で管理するミニBPOサービスを提供する株式会社トドケール(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:野島 剛、以下 トドケール)は、ジェネシアベンチャーズ(Genesia Ventures)を引受先とした第三者割当増資により、プレシリーズAにて総額1億円の資金調達を実施しました。今回の資金調達によって日本市場での事業拡大と更なる郵便物・配達物処理の自動化を実現するプロダクトの開発・改善を行うとともに、マーケティングへの投資によりサービスの認知拡大に取り組み、事業拡大に伴う採用活動を強化していきます。
- 資金調達の背景
コロナ禍を契機とした働き方の改革は人々の予想を遥かに超えるスピードで進み、ハイブリッドワークを中心とした柔軟性ある新しい働き方が一般化し始めています。その一方で、リモートワークを含む柔軟性ある働き方の恩恵を享受することができる職種には偏りがあり、総務をはじめとしたコーポレート機能の職に従事する従業員はその恩恵を十分に受けているとは言い難い現実があります。
その背景にあるのが、郵便物や配達物といったオフィスに届く物理的なモノの存在です。月間総務の調査によれば、緊急事態宣言下であっても、完全なリモートワークを実現できた総務はわずかに1.6%となっており、総務を含めたコーポレート職種の労働者が働き方改革の恩恵から取り残されていることがわかります。
(出典:月間総務による調査 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000060066.html)
トドケールは郵便物・配達物管理および配布の自動化を目指すクラウドアプリケーション「トドケール」および遠隔で郵便物管理の業務を代行するミニBPO「クラウドメール室」という2種類のプロダクト/サービスを提供することで、オフィスにおける総務業務の自動化および完全アウトソース化を実現し、大企業からスタートアップまで、会社の規模を問わず、モノの存在に捕らわれない働く環境を全ての人に届けることを目指します。
これまで従業員数が1万名を超えるの大手企業様や上場企業様、スタートアップまで幅広くご利用をいただき、弊社のシステム内で管理される配達物や郵便物の数はサービスを開始した四半期と比較して、42倍にまで成長し、その数は現在も毎月増加しております。
今回の資金調達では、シード・アーリーステージのスタートアップへの豊富な投資実績を誇るジェネシア・ベンチャーズ様に新たにご参加いただき、プロダクトおよびマーケティングへの投資を加速させプロダクト/サービスクオリティの向上、サービスの認知拡大、事業拡大を見据えた人材の採用活動を強化していきます。
- 資金調達概要
調達方法:第三者割当増資
引受先 :株式会社ジェネシア・ベンチャーズ
- (新規および既存)投資家コメント
コロナ禍によるリモートワークの浸透や、EC化率の高まりによって郵便物・郵送物が増加しているにも関わらず、これらの受け渡しプロセスはずっと変わっていません。そのため、郵便物・郵送物の受け渡しのためにわざわざ出社する、郵便物が書類に紛れて紛失してしまったなど、多くの負が発生しています。トドケールは、郵便物・郵送物の受け渡しを見える化・効率化することで、総務部・メール室の在り方を再定義することに挑戦しているスタートアップです。野島さん率いるTEAM トドケールと共に、「ウケワタシ」の不便を解消すること、また中長期では紙ベースの郵便物の削減を通じて、持続的な社会の実現に挑戦したいと思います。
◯(既存)ニッセイ・キャピタル株式会社 アソシエイト 大久保 彰将
トドケールとは、弊社アクセラレーションプログラムに参加いただいた時からご一緒させていただきました。当初は暗中模索で顧客開拓を進めておりましたが、顧客ニーズを丁寧にヒアリングしつつ高速でプロダクトを改善していった結果、現在では様々な業界の総務部・メール室に利用されており、業務に必須なプロダクトへと進化をし始めております。本ラウンド以降でも、郵便物管理の効率化、その後のトドケールが描くエクイティストーリーの実現に向けて引き続き全力でサポートさせて頂きます。
◯(既存)エンジェル投資家 有安 伸宏
広告をほとんど打たずに、インバウンド営業のみで何十社もの大手企業の顧客獲得に成功している。つまり、事業開発の初期段階にも関わらず、かなり強いPMFがある。それがトドケールの第一印象でした。朴訥と野心を語る創業者の野島さんと議論するうちに、それが、郵便物・配達物管理のDXのみならず、企業活動に伴うモノの移動全般を視野にいれ得る、広がりがある事業ドメインが定義できることに気付かされました。前回の資金調達ラウンドで4,000万円を出資させていただき、また今回、DX関連スタートアップへの投資実績豊富なジェネシア・ベンチャーズさんを新規株主として迎え入れることとなり、大変嬉しく感じています。リモートワーク、シェアオフィスなど、働き方の形が変化していくなかで、次世代のオフィスに必要なサービス群を作り出していくトドケールの今後のニュースに、ぜひご期待ください!
- 株式会社トドケール 代表取締役CEO 野島 剛 コメント
郵便物や配達物の管理にまつわる業務の変革は、ただの業務改善にとどまらず、様々な社会問題とつながっています。例えば、あまり知られていないことですが、メール室の業務は障害者雇用の受け皿になっていますが、働き方の変化とともに従来の形式で運営するメール室は機能しなくなり、その雇用の維持が難しくなる可能性があります。法定雇用率が今後も上がり続けるといわれる中、メール室業務に新しい価値をもたらすことはその雇用を確保する意味もあります。
また、弊社が2022年12月までに蓄積したデータによれば、オフィスに届く大量の郵便物の25%超が開封されることなく破棄され、55%超がPDFにより受け取られます。郵便物という大量の紙を無駄に消費する業務が可視化され、この無駄を省く動きが加速することは、CO2排出量削減に寄与するなど、社会的な意義を持ち、一つの企業内における効率化以上の価値があります。
海外においてはDigial Mailroom(デジタルメールルーム)と呼ばれるメール室運営の形がすでに存在していますが、日本においてはまだその名を聞きません。トドケールは日本で最初のデジタルメールルームを実現するツールとしてその事業を拡大していきたいと考えています。そのパートナーとしてESG投資に豊富な投資実績を誇るジェネシアベンチャーズ様が弊社に資本参加していただけたことは非常に心強いと感じています。ビジネスサイドおよびエンジニアの採用も強化しておりますので、ご興味を持っていただけた方はぜひ採用ページをご覧になってください。
- 採用情報
職種:ソフトウェアエンジニア/デザイナー/セールス/マーケティング/カスタマーサクセス
採用ページ:https://www.todoker.com/recruit
- 「トドケール」および「クラウドメール室」概要
「トドケール」はスマートな総務・メール室のための郵便物・配達物管理クラウドアプリケーションです。大きな設備投資なく、スマートフォンとPCで手軽に郵便物や配達物のデジタル管理及び処理の自動化を始めることができます。障害者で運用するメール室のハイブリッドワーク適応化や受け取る社員のリモートワーク効率化とそれに伴うオフィス面積の最適化など、多くの効果を期待することができます。
郵便物・配達物管理ミニBPOサービス「クラウドメール室」
「クラウドメール室」はオフィスに届く郵便物を電子化して配布する郵便物管理に特化したミニBPOサービスです。周囲がリモートワークの恩恵を享受する中、郵便物を確認、配布するために出社していた総務の業務をクラウドメール室が代行します。郵便物は画像形式で従業員のもとへ通知され、PDFスキャンや転送など、必要な処理をボタン一つで依頼することができます。総務の人材不足解消、社内の労働環境格差の解消に貢献します。
- 会社概要
特に近年、ハイブリッドワークやリモートワークという新しい働き方を取り入れる会社に届く郵便物や配達物はそれを取り扱う一部のコーポレート機能の職種の足かせとなり、柔軟な働き方の阻害要因となっています。
社名 :株式会社トドケール
代表者 :野島 剛
所在地 :東京都千代田区平河町1-3-12 第二秩父屋ビル
設立日 :2018年7月24日
会社HP:https://www.todoker.com/
公式キャラクター:トドの「トドケルくん」
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