ラクロス界の発展とスポーツ界全体の活性化、学生スポーツを通じた社会課題の解決に向けて
~全国約11,000名の大学ラクロス部員へのアンケート結果 第1弾を発表~
日本ラクロス協会とニールセンスポーツのパートナーシップの一環として、全国の大学ラクロス部員にアンケート調査を実施しました。今回は第1弾として『大学生ラクロスアスリート お金の実態』を発表いたします。
【背景】
今まで、協会や社会に対し発信する手段を持たなかった学生アスリートの声を集約するために、登録会員をデータベース化し、定量的なデータとすることで、学生アスリートの現状や想い(考え)を社会に伝える手段となることを目指しています。
またこの取組は、ラクロス界の発展だけでなくスポーツ界全体の発展や、学生スポーツを通じた社会課題の解決に向けて、学生アスリートと一緒になって取り組んでいくためにも活用していく予定です。
今回、コロナ禍に学生自らが回答した調査結果を基に、新型コロナウイルスの影響を含めた現在の生活で課題に感じていることや、将来に向けた考え方などを共有し、学生アスリートの “リアルな声”として世の中にメッセージを伝えられたらと考えています。将来的には発信するだけでなく、主体的に社会課題の解決に取り組んでいくことを目標にしていますが、まずはその第一歩として大学生アスリートの現状を共有します。
1回目 -大学生ラクロスアスリート お金の実態-
大学ラクロス部員の実態として、生活費について聴取しました。
アルバイトについて質問をしたところ、実施している部員は全体で92%となっており、これは一般学生の75%「全国大学生活協同組合連合会 第55回学生生活実態調査 概要報告より」と比べて+16%と非常に高い割合になっています。
1か月の可処分所得(生活費などを除いて自由に使えるお金)は平均約35,000円で、その使い道については1位「外食/飲み会」80%、2位「ラクロス用品/部活関連費」68%となっています。体育会に所属し、毎日のように厳しいトレーニングを続けながらも、生活費に加えラクロス用品や部活関連費をまかなうためにアルバイトを実施している学生が多くいることが明らかになりました。
しかし新型コロナウイルスはラクロス部員の生活にも大きく影響を与えており、コロナ前に比べると可処分所得は平均13,000円減少していました。影響は生活費の減少だけでなく、自粛期間が自分自身についても見つめ直す機会となり、将来や就職に対する価値観についても変化があったようです。
(コメント抜粋)
「将来や就職に対する価値感の変化」については次回共有しますが、コロナの影響をネガティブに捉えるだけでなく、よりラクロス界やスポーツを盛り上げていこうというポジティブな方向にも進んでいます。
4月に実施したクラウドファンディングでは結果目標を大きく超える1200万円の支援を達成。また関西地区の学生のアイデアをきっかけに「ラクロス祭り実行委員会」という組織が立ち上がり、Twitterでトレンド入りを目指して同時に呟く企画が実施されたりと、ラクロス界として新たな取組にチャレンジしています。
これらの結果は、ラクロス部員の特徴でもある自主性、自立性の高さが表れているのではないでしょうか。
【調査概要】
【回答者属性】
ニールセン スポーツ ジャパン株式会社は、世界最大規模のスポーツマーケティングリサーチ&コンサルティング会社ニールセンスポーツの日本法人です。スポンサーシップに関するデータ分析及びファンインサイトを基に、様々なステークホルダーの事業拡大を支援。アメリカ4大スポーツや欧州サッカー、各世界大会など、グローバルでは1,400以上のクライアント、15,000以上の案件に携わっており、日本では、Jリーグやプロ野球球団をはじめとするスポーツライツホルダー、国内外の大会・イベントに協賛する企業、その他代理店や行政とも契約しています。スポンサーシップを評価するグローバルスタンダートとして世界中で事業を展開しています。詳細はhttp://nielsensports.com/jp/をご覧ください。
今まで、協会や社会に対し発信する手段を持たなかった学生アスリートの声を集約するために、登録会員をデータベース化し、定量的なデータとすることで、学生アスリートの現状や想い(考え)を社会に伝える手段となることを目指しています。
またこの取組は、ラクロス界の発展だけでなくスポーツ界全体の発展や、学生スポーツを通じた社会課題の解決に向けて、学生アスリートと一緒になって取り組んでいくためにも活用していく予定です。
今回、コロナ禍に学生自らが回答した調査結果を基に、新型コロナウイルスの影響を含めた現在の生活で課題に感じていることや、将来に向けた考え方などを共有し、学生アスリートの “リアルな声”として世の中にメッセージを伝えられたらと考えています。将来的には発信するだけでなく、主体的に社会課題の解決に取り組んでいくことを目標にしていますが、まずはその第一歩として大学生アスリートの現状を共有します。
1回目 -大学生ラクロスアスリート お金の実態-
大学ラクロス部員の実態として、生活費について聴取しました。
アルバイトについて質問をしたところ、実施している部員は全体で92%となっており、これは一般学生の75%「全国大学生活協同組合連合会 第55回学生生活実態調査 概要報告より」と比べて+16%と非常に高い割合になっています。
1か月の可処分所得(生活費などを除いて自由に使えるお金)は平均約35,000円で、その使い道については1位「外食/飲み会」80%、2位「ラクロス用品/部活関連費」68%となっています。体育会に所属し、毎日のように厳しいトレーニングを続けながらも、生活費に加えラクロス用品や部活関連費をまかなうためにアルバイトを実施している学生が多くいることが明らかになりました。
しかし新型コロナウイルスはラクロス部員の生活にも大きく影響を与えており、コロナ前に比べると可処分所得は平均13,000円減少していました。影響は生活費の減少だけでなく、自粛期間が自分自身についても見つめ直す機会となり、将来や就職に対する価値観についても変化があったようです。
(コメント抜粋)
- ラクロスにおいても普段の生活においても自分を見つめ直す時間が増えた為、自己分析をするようになった。これはこのような期間がなかったら、ラクロスして学業があっての毎日だとなかなか真剣に考えられないことだったのでいい機会だった。(20歳/女性)
- スポーツの価値について考えるようになった。何故自分がスポーツを続けてきたのか続けられているのかという部分(21歳/女性)
- 自分自身部活に、ラクロスにどのような形で貢献できるかを考えるようになった。目標がぼやけることもあったがチームに残せるものは何か考えるようになった。(21歳/男性)
- 周りが疲れているのを感じるがなにもできないことが悔しいので、周りを元気付けるための発信力がある人になりたいと思うようになった。(20歳/女性)
「将来や就職に対する価値感の変化」については次回共有しますが、コロナの影響をネガティブに捉えるだけでなく、よりラクロス界やスポーツを盛り上げていこうというポジティブな方向にも進んでいます。
4月に実施したクラウドファンディングでは結果目標を大きく超える1200万円の支援を達成。また関西地区の学生のアイデアをきっかけに「ラクロス祭り実行委員会」という組織が立ち上がり、Twitterでトレンド入りを目指して同時に呟く企画が実施されたりと、ラクロス界として新たな取組にチャレンジしています。
これらの結果は、ラクロス部員の特徴でもある自主性、自立性の高さが表れているのではないでしょうか。
【調査概要】
【回答者属性】
ニールセン スポーツ ジャパン株式会社は、世界最大規模のスポーツマーケティングリサーチ&コンサルティング会社ニールセンスポーツの日本法人です。スポンサーシップに関するデータ分析及びファンインサイトを基に、様々なステークホルダーの事業拡大を支援。アメリカ4大スポーツや欧州サッカー、各世界大会など、グローバルでは1,400以上のクライアント、15,000以上の案件に携わっており、日本では、Jリーグやプロ野球球団をはじめとするスポーツライツホルダー、国内外の大会・イベントに協賛する企業、その他代理店や行政とも契約しています。スポンサーシップを評価するグローバルスタンダートとして世界中で事業を展開しています。詳細はhttp://nielsensports.com/jp/をご覧ください。
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