スペースデータ、宇宙ロボット開発のスペースエントリーと資本業務提携、4000万円を出資
宇宙ステーション用ロボットの共同開発で2025年にISSでの実証を目指す
人類の宇宙展開を通した産業変革を目指す株式会社スペースデータ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:佐藤航陽、以下スペースデータ)は、スペースコロニー実現に向けた開発加速のため、宇宙ロボット開発を手掛けるスペースエントリー株式会社(本社:茨城県つくば市、代表取締役:熊谷亮一、以下スペースエントリー)と資本業務提携を締結しました。
スペースデータからスペースエントリーへ4000万円を出資し、宇宙ステーション用ロボットを共同開発、2025年に国際宇宙ステーション(ISS)で技術実証を行う計画です。また、今回の提携により、スペースエントリー代表取締役の熊谷亮一氏が、スペースデータのアドバイザーに就任します。
スペースエントリー株式会社について
スペースエントリーは宇宙用ロボットの開発を行うベンチャー企業です。宇宙分野での豊富な経験と知識を持つ熊谷亮一氏により2023年6月に設立され、国際宇宙ステーション(ISS)用のロボットと、それを地上から操作するシステムの開発に取り組んでいます。
法人概要
社名 :スペースエントリー株式会社
代表取締役:熊谷 亮一
所在地 :茨城県つくば市千現2-1-6
資本金 :300万円
事業内容 :宇宙環境において動作するロボットの開発、及びそれらに関するサービス事業
URL :https://space-entry.co.jp/
熊谷亮一氏のご経歴
1994年 国際宇宙ステーション(ISS)の運用利用支援を行う有人宇宙システム株式会社(JAMSS)入社
1994年~ ISS日本実験棟 「きぼう」で利用するライフ系実験装置の開発等に従事
1997年~ 「きぼう」への実験装置受け入れ評価業務を実施
2009年~ 「きぼう」の実験運用管制官、生物実験装置管制官チームの初代リードに従事
2012年~ 「きぼう」有償利用グループリーダーとして企業の「きぼう」利用を支援する業務に従事
2021年~ 地上ロボットベンチャーであるavatain株式会社にてプロダクトマネージャーに従事
2023年~ 株式会社デジタルブラストにて宇宙実験装置開発に従事
2023年〜 スペースエントリー株式会社を創業
今回の資本業務提携について
今回の資本業務提携は以下の3点を含みます。
【4000万円の出資】
宇宙用ロボットの共同開発に向けて、スペースデータからスペースエントリーへ4000万円を出資します。
【宇宙用ロボットの共同開発】
最初のプロジェクトとして、宇宙ステーション用ロボットの共同開発を行い、2025年に国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」で技術実証を行う計画です。今回開発するロボットはステーション内の空間を浮遊して動く船内ドローン型を想定しており、スペースデータは主にソフトウェア開発を担当します。
将来的には、船外用ロボットや月面ロボットの開発にも着手していく予定です。
【熊谷氏のアドバイザー就任】
熊谷亮一氏がスペースデータの宇宙ロボット開発におけるアドバイザーとして就任します。
国際宇宙ステーションでの技術実証について
両社が開発したロボットは、2025年夏を目標に国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」へ輸送し、実証実験を行う計画です。地上からのリモート操作や船内データの取得、地上システムとの連携などにおいて、システムの信頼性、操作性などを検証します。これにより、民間企業による宇宙用ロボット開発やデータ取得、システム開発が加速し、スペースコロニー実現に向けた更なる技術開発の進展が期待されます。
スペースデータについて
スペースデータは「宇宙」と「デジタル」の融合を目指した研究開発を行うスタートアップです。人工衛星・宇宙ステーション・月面探査といった宇宙分野の技術と、AI・3DCG・デジタルツインといったデジタル分野の技術の融合を目指す研究を進めています。「新しい宇宙を作る」をビジョンに掲げて、革新技術の発明・特許化・実用化を行っています。
法人概要
社名 :株式会社スペースデータ
代表 :佐藤 航陽
所在地:東京都渋谷区道玄坂2-11-1 JMF渋谷ビル03 5階
資本金:15億1300万円
目的 :宇宙開発に関わる投資と研究
URL :https://spacedata.ai
本件に関するお問い合わせ
下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。
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