学校で「戦争と平和」について教える意義と目的とは。社会科教育が今、何をなすべきかを問う『学校で戦争を教えるということ-社会科教育は何をなすべきか-』を学事出版より刊行!
社会科の先生はもちろん、教育に関わる多くの方に読んでいただきたい、「戦争と平和」について教える際に必要な視点とは?
教育書を幅広く刊行する学事出版株式会社(本社:東京都千代田区)は、『学校で戦争を教えるということ-社会科教育は何をなすべきか-』(角田 将士 著)を刊行いたしました。
ロシアとウクライナの戦争が始まってまもなく1年。子どもたちにとって「戦争」という言葉が今ほど身近に感じられたことは、近年なかったのではないでしょうか。
著者の角田将士氏は、「戦争と平和」をテーマに実践されてきた、これまでの社会科授業のあり方に見られた課題を踏まえ、改めて「戦争と平和」をテーマにした社会科授業の目標・内容・方法のあり方を問い直すことが必要だと考えています。
本書では、こうした問題意識に基づき、「戦争と平和」について、社会科でどのように教えていけばよいのか、求められる授業づくりのポイントを示していきます。
そのことを通して、子どもたちが「戦争と平和」について深く学び、自らの考えを構築していく際に、社会科だからこそ果たすべき(果たすことができる)役割を明確にしていくことが本書の目指すところです。
- 著者からのメッセージ
しかし、ウクライナでの出来事を目の当たりにして、子どもたちが真剣に考えようとしている今だからこそ、「戦争と平和」をテーマに意義深い社会科授業を実践し、子どもたちの疑問に答えていく必要があります。
そして、本書がそうした実践の一つの契機となることを願っています。(「まえがき」より)
- 本書の構成と各章の概要
第1章「なぜ『戦争と平和』を社会科で教えることが必要なのか」
社会科の教科としての理念に基づいて、社会科において「戦争と平和」について教えることの意義と目的を示します。
第2章「社会科において『戦争と平和』はどのように教えられてきたのか」
「戦争と平和」をテーマにした社会科授業の一般的なあり方を示し、その特質や課題について明らかにします。
第3章「『戦争と平和』をテーマにした社会科授業づくりのポイント」
第1・2章を踏まえた上で、「戦争と平和」をテーマにした小学校、中学校・高等学校の地理・歴史・公民の授業づくりのポイントを示します。
第4章「『戦争と平和』をテーマにしたこれからの社会科授業に必要な3つの新視点」
「戦争と平和」に関する今日的な動向を踏まえた授業づくりのための視点を、具体的な授業プランとともに示します。
読書案内
あとがき
- 著者紹介
1978年,大分県別府市生まれ。立命館大学産業社会学部教授。
広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了,博士(教育学)。
広島大学大学院教育学研究科助手,立命館大学産業社会学部准教授を経て2021年より現職。
単著に『戦前日本における歴史教育内容編成に関する史的研究』(風間書房,2010年),『NG 分析から導く 社会科授業の新公式』(明治図書,2022年)。
共著に『新 社会科教育学ハンドブック』(明治図書,2012年),『中学校社会科教育・高等学校地理歴史科教育』(学術図書出版,2020年)などがある。
- 購入はこちらから
角田将士 著
四六判 176ページ 定価2,420円(本体2,200円)
ISBN978-4-7619-2897-1
学事出版HP:https://www.gakuji.co.jp/script/bkDtl.php?prodid=978-4-7619-2897-1
Amazon:https://amzn.to/3YepzPz
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/17384740/?l-id=search-c-item-text-06
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