【太陽光発電のリパワリングに関する調査】太陽光発電の長期運用者(9年~10年以上)のうち、リパワリングを行った(検討している)のは約3割

リパワリングを行っていないと回答した方の7割近くがパワーコンディショナのリパワリング自体を知らなかったと回答

株式会社和上ホールディングス(本社所在地:大阪府大阪市、代表取締役:石橋 大右)は、太陽光発電オーナーを対象に、「太陽光発電のリパワリング」に関する調査を実施しました。

太陽光発電(投資)を行っている方の中には、そろそろFIT制度開始から数えて10年目を迎えるという方も多いのではないかと思います。
中には「今まで定期的なメンテナンスを続けてきたのにも関わらず、最近になって発電量が低下してきて気になっている」という方もいらっしゃるかもしれません。

それもそのはず、太陽光パネルの寿命は20年~30年程度ですが、パワーコンディショナ(以下、パワコン)の寿命は10年~15年程度であるということをご存じでしょうか。
しかし、耐久年数が過ぎた設備でも、新しい部品と交換したりモジュールを追加したりすることで発電量の増加を図ることができます。
これを「リパワリング」と呼び、低下した発電量の改善だけでなく経年劣化が原因の火災や事故を防ぎ、発電効率や変換効率に優れた最新製品に変えることで発電効率のさらなる向上が期待できます。

半導体の技術は年々向上しているため、このような最新製品を取り入れたリパワリングは一定期間毎に実施することが好ましいですが、交換費用がかかるほか、パワコンが集中型(セントラル型)か分散型(ストリング型)かによって、リパワリングを実施(交換)することが難しい場合もあるかもしれません。
実際、太陽光発電(投資)を行っている方はリパワリングに対してどのようなお考えをお持ちなのでしょうか。

 そこで今回、太陽光メンテナンスの総合専門会社『とくとくサービス』https://wajo-holdings.jp/service/)を運営する株式会社和上ホールディングスは、太陽光発電オーナーを対象に、「太陽光発電のリパワリング」に関する調査を実施しました。
 

  • 調査概要

調査概要:「太陽光発電のリパワリング」に関する調査
【調査期間】2023年6月29日(木)~2023年7月2日(日)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
【調査人数】1,004人
【調査対象】調査回答時に太陽光発電オーナー(低圧、高圧、法人、個人ともに)であると回答したモニター
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

※事前に行ったスクリーニング調査の結果は、太陽光発電を設置してから「1年未満」「1年~3年未満」「3年~5年未満」「5年~9年未満」と回答した方は748人、「9~10年未満」「10年以上」と回答した方は256人となっております。
 

  • 調査トピックス

・パワコンの種類や機能の違いを把握している太陽光発電オーナーは56.2%
・長期運用者(9年~10年以上)のうち、リパワリングを行った(検討している)のは約3割
・リパワリングを行っていない方の理由では、「リパワリングについて知らなかった(69.6%)」が最多
・リパワリングを行わず売却した方のうち、一番多かった理由は「発電量が落ちたため(売電収入が減ったため)」

このほかにも、以下の項目について調査結果をまとめました。
・パワコンのリパワリングを考えるようになった“きっかけ”
・長期運用者(9年~10年以上)以外は、将来のリパワリングに対してどのように考えているのか

調査結果の全容はこちら(https://onl.la/YNsExAt)にてご覧いただけます。
 

  • 調査結果詳細

■太陽光発電用パワーコンディショナ!種類や形式を把握している割合は?

はじめに、パワコンの方式(集中型と分散型)の割合について伺いました。


「太陽光発電に使われているパワコンは、集中型ですか?それとも分散型ですか?」と質問したところ、『集中型(セントラル型)(48.2%)』『分散型(ストリング型)(23.4%)』『わからない(28.4%)』という回答結果になりました。

集中型(セントラル型)とは、太陽光パネルから作られた電気(直流)を大容量のパワコンでまとめて交流に変換するインバータのことを言います。
集中型(セントラル型)は、大規模な太陽光発電所(メガソーラー)に比較的多く見られるようです。

では、実のところ太陽光発電オーナーの方々はパワコンの種類や機能の違いなどの詳細について、どのくらい把握しているのでしょうか。

「パワコンの種類や機能の違いについて、どのくらい把握していますか?※マルチストリングといった方式や、単相式・三相式(三相三線など)の違いなど」と質問したところ、『ほぼ完全に把握している(18.3%)』『ある程度は把握している(37.9%)』『あまり把握していない(22.5%)』『まったく把握していない(21.3%)』という回答結果になり、把握していると回答した方の割合を合計すると56.2%ということがわかりました。

信頼のできる太陽光発電の専門業者に一任するというのも悪くはありませんが、ご自身もパワコンの種類や機能を確認しておくことで、リパワリングといった修理改善を検討する際の良い判断材料になるかもしれません。

■長期運用者(9年~10年以上)のうち、パワコンのリパワリングを行った(あるいは検討している)割合は?

事前に行ったスクリーニング調査では、全アンケート対象者のうち、太陽光発電を設置してから「9~10年未満」「10年以上」と回答した方は256人となりました。
では、このうちリパワリングを行った方は、どのくらいの割合なのでしょうか。


そこで、太陽光発電を設置してから「9~10年未満」「10年以上」と回答した方(256人)に、「リパワリングは行いましたか?(検討していますか?)」と質問したところ、『行った(10.5%)』『検討している(22.7%)』『行っていない(62.9%)』『行わずに売却を検討している(3.9%)』という回答結果になり、「リパワリングを行った」、あるいは「検討している」と回答した方の割合は33.2%ということがわかりました。

長期運用者(9年~10年以上)のうち、リパワリングに前向きな方の割合はそれほど多くはないようです。

一般的にパワコンの寿命は10年~15年程度と言われていますが、太陽光発電から10年前後を向かえてリパワリングに関してどのように考えているのでしょうか。

先ほどの質問で、「(リパワリングを)行っていない」と回答した方(161人)に、「リパワリングをしていない理由として近いものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『リパワリングについて知らなかったため(69.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『費用が捻出できないため(21.1%)』『良い専門業者が見つからないため(6.8%)』『設備が大きいため(6.8%)』『設備の構造上、リパワリングを実施するのか難しいため(1.9%)』『交換箇所が多いため(0.6%)』と続きました。

割合にすると7割近くが「リパワリングについて知らなかった」ことがわかりました。
また、約2割が「費用が捻出できないため」という理由でリパワリングを行っていないほか、「良い専門業者が見つからないため」などの理由も見られました。

では、リパワリングを行わずに売却を検討しているのには、どのような理由があるのでしょうか。


先ほどの質問で、「リパワリングを行わずに売却を検討している」と回答した方(10人)に、「リパワリングを行わずに売却を検討している理由として近いものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『発電量が落ちたため(売電収入が減ったため)(40.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『投資回収できたため(30.0%)』『収入よりもメンテナンスに費用がかかるようになったため(20.0%)』『FIT制度の固定買取期間が終了したため(20.0%)』『FIT制度から他の制度に切り替えたいため(20.0%)』と続きました。

リパワリングを行わずに売却を検討している理由としては、「発電量が落ちたため(売電収入が減ったため)」や「投資回収ができたため」といったものが比較的多いようです。

■以降の回答結果はこちら※いずれも売却を検討した理由に挙げた方はおりませんでした
『条件の良い売却先が見つかったため(0人)』
『設備の故障や地盤に問題が生じたため(0人)』
『太陽光発電から他の事業に変えたいため(0人)』
『まとまったお金が必要になったため(0人)』

リパワリングは、火力発電所や水力発電所などでも出力の増強を図る目的などで行われています。
太陽光発電の場合、耐久年数の過ぎた太陽光パネルやパワーコンディショナなどを新品と交換するだけでなく、周辺設備や機器を点検したり、また必要に応じて交換したりすることもリパワリングに含まれます。
これら以外にも、例えばエアコンや送風機を備えたパワコンに変えたり、大型のパワコンから小型分散型のパワコンに変えたり、あるいは高出力のパワコンに変えたりと、さまざまな方法があります。

さらに、集中型のパワコンだと問題が生じた場合はすべての設備を交換しなければならないこともあるため、リパワリングではなく問題が生じないうちに売却し、それを元手に中古で分散型のパワコンを購入してリパワリングを検討するなど、リパワリングといっても発電所の規模や設備の内容によって随分と変わってくるようです。

※本調査結果の全容は(https://onl.la/YNsExAt)にてご覧いただけます。

 

  • 太陽光メンテナンスの総合専門会社『とくとくサービス』


株式会社和上ホールディングスが運営する『とくとくサービス』https://wajo-holdings.jp/service/)は、太陽光発電に豊富な実績をもつ株式会社和上ホールディングスが提供する太陽光メンテナンスのサービスです。

とくとくサービスのご紹介
無料おためし点検】
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定期点検メニュー】
目視・電気計測点検は、メンテナンスの要です!
 劣化・腐食・ちぎれ・外れ・ゆるみ・汚れなどを点検します。遠隔監視はとてもすぐれたもので、日々の発電量をしっかり管理してくれます。 が、目視での点検はもっと重要で、発電に関連のない不備や故障は実際の目で確認しなければわからないケースがほとんどです。今は小さな不備であったとしても、月日が経つと大きな損害を生みだしてしまいます。メンテナンスをすることでその様な状態になる前にしっかり対策。電圧計測もIVチェッカーできっちり行い、安心頂ける報告書を写真付きでお手元にお届けしています。

✓モジュールの割れや汚れ
✓架台接続部のゆるみや腐食、歪による段差
✓接続箱、パワコン、ブレーカー等、各ボックスの腐食や水の侵入
✓配線のちぎれやたるみ、焼き付きなど
✓接続箱、パワコンの電流及び電圧の計測
✓敷地内の雑草やゴミ
✓フェンスの破損
✓写真付き報告書の作成

高圧洗浄 パネルの汚れだけで5?10%発電量が低下します。
 パネルに汚れがついたまま放置してしまうと5~10%発電量が低下してしまう可能性があります。一概に汚れといっても汚れの原因はさまざまで、黄砂や花粉の付着によるものや、鳥の糞や足あと、車の排気ガスや海風による塩の結晶等々、それぞれに合わせた洗浄方法が必要となり、拭くくらいでは簡単に綺麗にはなりません。とくとくサービスでは高圧洗浄、もしくは特殊な水を使用しスクイージで仕上げる作業でお客様のモジュールの発電量を守ります。
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 オリジナルのコーティング剤ですが、効果は超一流です。塗布する事で、雨さえ降ってくれれば少々の汚れは落としてくれる超優れもの。耐久年数もナント10年以上! 塗布方法に秘密があり、コーティング剤をポリッシャーで伸ばし摩擦を起こし付着させる事で表面に凹凸を作ります。そこに汚れが付着し、雨が降るとこの凸凹が膨張し汚れを押し出してくれる仕組みです。塗布作業をしっかりと研修を受けた職人が作業する事で効果が10年以上継続されます。

除草・防草対策 しっかり除草、対策をして発電量を下げない。
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遠隔監視・管理 責任者が状況を確認し、随時連絡が入ります
 監視スタッフとメンテナンス責任者の携帯電話で確認出来る様にしています。万一監視スタッフが席を立っていたとしても、責任者が状況を確認し、随時連絡が入ります。唐突に起こる発電停止や低下は「見える化」しておかなければ、いくらでも損害になります。現在ご使用の監視システムがあるならIDとパスを共有頂ければ、弊社でも監視致します。お客様の財産である太陽光発電に、低下や停止を最小限にする為、最善を尽くします。

緊急対応・駆けつけサービス 急な発電停止などの緊急時に
 発電停止、著しい発電低下、破損、いたずら、大きな災害後など定期点検以外で緊急時にも駆けつけ対応しております。例えば、落雷による発電停止の場合や、近隣から害を被るケースなど。抑制によるパワコン復旧は別途になりますが、その他の大きな問題が生じる(生じている)時などは対応致します。

レポート報告 実績や低下率の比較にも活用できます
 どの発電所も、点検結果をまとめて別紙報告書として、毎回点検終了後に提出します。修理が必要な個所や、気になる個所などはわかりやすく写真撮影し報告いたします。この点検報告書は弊社でも保管しますので、これまでの実績比較や低下率を出す際にも活用できます。

■ご相談・お問い合わせはこちら:https://wajo-holdings.jp/service/contact/

■とくとくサービス:https://wajo-holdings.jp/service/
■TEL:0120-427-238(050-3176-2122)
■株式会社 和上ホールディングス:https://wajo-holdings.jp/

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URL
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業種
電気・ガス業
本社所在地
大阪府大阪市北区曽根崎新地1-13-22 御堂筋フロンティア7F
電話番号
0120-409-522
代表者名
石橋大右
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
1993年07月