ブラッコ・ジャパン、埼玉工場の閉鎖に関するお知らせ
ブラッコ・ジャパン株式会社(本社:東京都豊島区南池袋1丁目13−21、代表取締役社長:坂本 哲章、以下「当社」)は、このたび、埼玉工場(埼玉県本庄市西富田262−3)の閉鎖を決定しましたのでお知らせします。
1. 背景について
埼玉工場は1996年に操業を開始して以来、長年にわたり当社の主力製品であるX線/CT(*1) 用造影剤及びMRI(*2)用造影剤の生産を安定的に続けてまいりました。一方で、原材料価格や物流コストの高騰など、私たちを取り巻く経営環境が厳しさを増す中、当社およびブラッコグループでは、グローバルな視点から生産拠点及び生産体制の最適化について継続的に検討を進めてまいりました。その結果、埼玉工場の生産機能を、国内外の複数の製造拠点に移管・集約することが最適であるとの結論に達し、今回の工場閉鎖の決定に至りました。
*1 : Computed Tomography:コンピュータ断層診断装置
*2 : Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像診断装置
2. 埼玉工場の概要
生産品目:X線/CT用造影剤及びMRI用造影剤
従業員数:約30名
工場所在地:埼玉県本庄市西富田262−3
3. 今後の対応について
(1)スケジュール
2025年1月末 生産終了予定
2025年3月末 工場閉鎖予定
(2)製品製造について
埼玉工場で生産していた全ての品目は、国内の協力工場ならびにイタリアにある当社グループ工場にて製造を継続しますので、製品の供給に影響はありません。
ブラッコ・ジャパン株式会社について
ブラッコ・ジャパン株式会社は、Bracco Groupの一員で画像診断領域における世界的なリーディングカンパニーであるイタリアBracco Imaging Holding B.V. の日本法人です。日本国内において画像診断領域におけるソリューションを提供する高品質の医薬品を製造販売し、日々患者の皆様の診断と治療に携わっておられる医療関係者の皆様にお届けしています。
Bracco Group について
Bracco は 1927 年に設立された、イタリアのミラノに本社を置く多国籍コングロマリットです。同社は Bracco Imaging(診断用イメージング)、Bracco Medical Technologies (カーディオロジー)、 Centro Diagnostico Italiano(診断クリニック)を通じて、ヘルスケア分野で活躍しています。従業員は約 3,700 人で、世界 100ケ国以上で事業を展開しており、年間連結総売上高は 17 億ユーロを超えます。
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