【謝礼あり】生成AI x 音楽で認知症の予防を目指す「音会」が第2回実証試験の参加者募集を開始しました
【概要】
株式会社Amadeus Code(本社:東京都港区、代表取締役:井上 純。以下、Amadeus Code)は、音楽で認知症の予防を目指す「音会」(おとかい)の第2回実証試験を実施するために、65才以上の参加者募集を開始しました。参加者には謝礼、及び、アプリの無料利用クーポン3年分が贈呈されます。
「音会 / OTOKAI」は、公益財団法人東京都中小企業振興公社が実施する令和5年度「TOKYO戦略的イノベーション促進事業」の採択事業として、Amadeus Codeが開発を進めているヘルスケアアプリです。このアプリの目標は、「年齢や性別に関わらず誰もが、豊かで充実した生活を享受するための正常な認知機能を維持すること」によって、社会全体の健康寿命を延ばすことです。
認知症患者は2030年には65才以上の7人に1人、523万人に達すると言われています。認知症の原因疾患のほとんどは不治の病であり、一旦発症すると日常生活全般に支障が及びます。したがって、認知症の発症予防と進行抑制は、個人が豊かで充実した生活を享受するために必要不可欠です。また、超高齢化と人材不足に直面する日本にとって経済的損失を減らすためにも、最優先で解決しなければならない社会的課題です。
この課題に対し「音会 / OTOKAI」は、誰でも気軽に楽しめる「音楽」に着目しました。特に、記憶を想起してその音化を繰り返す「作曲」に焦点を当てています。この活動は、「記憶の再固定」および「成功の追体験」となり、高齢者の認知能力の維持・強化に大きく寄与するという仮説を立てました。これまで特別な訓練を受けていないと難しかった作曲を、生成AIを基盤にしたテクノロジーを用いて誰でもできるようにしました。さらに、自分が生み出した「音楽作品」を媒体として「人と話す機会を増やすこと」を組み合わせます。これにより、社会性を維持して認知機能の低下を防ぎ、予防対策の第一歩とする試みです。
音会 Webサイト
東京都 TOKYO戦略的イノベーション促進事業
人工知能を用いた疑似作曲教室 「音会」が高齢者の認知機能に与える影響:神経心理学と神経画像による研究
監修:国立研究開発法人国立長寿医療研究センター 佐藤 正之 博士
主催:株式会社Amadeus Code 代表取締役 井上 純
共同研究:国立研究開発法人国立長寿医療研究センター、ヤマハ音楽研究所
参 加 者 募 集 要 項
募集人数:500名(定員に達し次第締切)
A-1グループ 「音会」参加+検査(脳MRI検査あり) 150名
A-2グループ 「音会」参加+検査(脳MRI検査なし) 150名
B-1グループ 検査のみ(脳MRI検査あり) 100名
B-2グループ 検査のみ(脳MRI検査なし) 100名
謝礼:
Aグループ 10,000 円
Bグループ 5,000 円
・2回目の検査終了後にお支払い
交通費:
A-1、B-1グループに 6,000円支給(1回 3,000円 x 2回)
参加特典:
2026年1月にサービス提供開始予定の認知症予防アプリ「音会 / OTOKAI」の3年間利用無料クーポン(約40,000円相当)を参加者全員に贈呈します。
実施期間:
2024年10月〜2025年7月までの間で6ヶ月間(希望により調整可)
実施内容:
Aグループの方には、認知能力の検査を受けて頂いた後、アプリを使ったオンライン音楽レッスンに週1回(約1時間)、24回(6カ月間)継続して参加して頂きます。終了後、再度同じ認知能力の検査を受けて頂き、どのくらい認知能力が維持または向上できたかを計測します。
Bグループの方には、6カ月間の間を開けて2回の認知能力の検査を受けて頂き、認知能力の変化を計測します。
検査内容:
-
神経心理検査(全員)
a.リモート方式で心理士によるインタビューを行います(40分程度)
-
脳MRI(A-1、B-1グループのみ)
a.国立長寿医療研究センターで脳の画像を撮影します(30分程度)
参加条件:
-
65才以上
-
認知症でない
-
慢性消耗性疾患(癌等)に罹患していない
-
認知機能に影響を与えうる薬を服用していない
-
日常生活に介護の必要がない
-
インターネットに接続したスマートフォン、またはタブレットを利用できる
-
認知能力の検査を受けることに同意できる
a.A-1、B-1グループのみ中京地区在住を推奨
注意事項:
研究終了後に参加者の方を対象にした結果の説明会を行いますが、個別に検査の結果をお伝えすることはできません(脳MRIで悪性の腫瘍が発見された等の特別な場合を除きます)
お問合せ:
音会事務局 0120-005-373(担当:吉澤)
【第1回実証試験について】
認知機能に音楽が与える効果を検証する共同研究を、株式会社Amadeus Codeと東京都立産業技術大学院大学が開始(2022年4月11日プレスリリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000096805.html
【TOKYO戦略的イノベーション促進事業とは】
公益財団法人東京都中小企業振興公社(本社:東京都千代田区、理事長:中西 充)が実施する、都内中小企業等が「イノベーションマップ」に基づき、自社のコア技術を基盤として社内外の知見やノウハウを活用して行う革新的な技術・商品開発を支援する助成事業です。
東京都中小企業振興公社 Webサイト
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/tokyo-innovation.html
【Amadeus Codeについて】
Amadeus Codeは、「誰もが輝ける世界の実現を音楽で加速する」ことを目指し、音楽のあるライフスタイルを創造するスタートアップ企業です。私たちは、音楽の力で個人の生活を豊かにし、社会全体に貢献するアプリ開発に取り組んでいます。これにより、衣・食・住に加えて音楽を取り入れたWell-beingな未来を実現します。
自社開発の生成AIを活用し、世界最大級(*)の音楽データセット「MusicTGA-HR」を構築し、グローバルに提供しています。このデータセットは、米国のG社が生成AI開発に利用する5,500曲の約8倍に相当する44,000曲を収録しています。
* 世界最大級とは、米国・G社が生成AI開発に利用するデータセット5,500曲の約8倍となる44,000曲を指します。詳しくは、MusicTGA-HRをご覧ください。
【会社概要】
会社名:株式会社Amadeus Code
コーポレートサイト: https://amadeuscode.com/
所在地:〒107-0061 東京都港区北青山2-14-4-5F
事業内容:メンバーシップ事業、音楽制作事業、音楽IPマネジメント事業
代表者名:井上 純
<<本件に関するお問い合わせ>>
応募に関してはこちら
音会事務局
0120-005-373(担当:吉澤)
事業提携についてはこちら
新規事業開発室
contact@amadeuscode.com
取材・プレス関連はこちら
PR室
press@amadeuscode.com
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