北海道岩見沢市でソーラーシェアリング型太陽光発電設備が稼働開始

豪雪地帯における再生可能エネルギーの活用推進へ

株式会社H.Eエナジー（本社：北海道札幌市、代表取締役社長：瀬尾浩史、以下：当社）は、「信託×メーカー」の強みを活かした幅広い事業領域をもつ三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社（本社：東京都港区、取締役社長：浜野敬一、以下：三井住友トラスト・パナソニックファイナンス）と連携し、北海道有数の豪雪地帯である岩見沢市において、太陽光発電設備の導入を実現し、このたび稼働を開始しました。

本設備は、農業と太陽光発電を同時に行う「ソーラーシェアリング（営農型太陽光発電）」方式を採用しており、農地の利用を妨げることなく、再エネの活用を推進しています。

豪雪地帯への太陽光発電設備の導入は、技術的な課題から困難とされてきました。地面に設置する従来型の傾斜型の野立ての太陽光設備では、短時間で大量の降雪が発生する場合、雪が滑り落ちる前にパネルに雪が蓄積し、その重みによって架台が変形するなど倒壊の原因とされていました。こうした豪雪地帯特有の課題に対応するため、本設備では以下の仕組みを採用しています。

1.     垂直型太陽光パネルの採用

パネルを垂直に設置することで、積雪の蓄積を最小限に抑え、雪の重みによる架台の損壊リスクを大幅に軽減。

2.     両面発電パネルの採用

地表面に積もった雪からの反射光を効率的に活用することで、発電量を増加。また太陽光パネルが発電し、表面温度が上昇することでパネル表面に付着した雪の融雪を早める効果。

また、垂直型の太陽光パネルを設置したこの農地では、H.Eエナジーのグループ会社であるH．Eファームがかぼちゃの栽培を行っており、収穫されたかぼちゃは国内へ出荷されています。農業収益に加え、太陽光発電による再エネ電力の収益の一部を耕作者に還元することで、農業経営の安定化と持続可能な農業の実現をサポートし、地域全体の活性化に貢献していきます。

当社では、地域で発電された電力を地域内で消費する「地産地消」や、地域資源を活かして地域経済を活性化させる「地産地活」の取り組みを推進しています。これにより、地域のエネルギー自給率向上や経済活性化を目指しつつ、持続可能な社会の実現に貢献しています。

今後も当社は、三井住友トラスト・パナソニックファイナンスと共に、地域特有の課題やお客さまが抱える課題解決に積極的に取り組んでいきます。また、地域パートナーとの連携を一層深めることで、お客さまの多様化するニーズに応じたソリューションを提供していきます。

H.Eエナジーは、太陽光発電事業を主力事業とし、用地開発からEPC、O&Mまで太陽光発電に係るサービスをワンストップでお客様にご提供させて頂き、600件超の建設実績があります。様々なスキームに柔軟に対応できる数少ない道内EPC事業者です。

【会社概要】

（1）商号	株式会社H.E エナジー
（2）本社	札幌市中央区南7条西1丁目21番地1 第3弘安ビル 8階
（3）代表者の役職・氏名	代表取締役社長　瀬尾 浩史
（4）事業内容	太陽光発電事業（設備の施工・販売・運営・管理）
（5）資本金	20百万円
（6）設立年月	2015年6月
（7）親会社	株式会社H.E グループ

【お問い合わせ先】

株式会社H.Eエナジー

担当：北海道営業本部　営業部　新事業企画課　小亀　誠
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