「盲ろう者向け通訳・介助者養成講習会」受講者募集開始(東京都・新宿区)
~イメージや役割がわかる新動画2本も同時公開~
認定NPO法人東京盲ろう者友の会(東京都新宿区)は、東京都の補助および八王子市の委託を受け、視覚と聴覚の両方に障害を併せ持つ「盲ろう者」の暮らしを支える通訳・介助者を養成する講習会を、2026年5月13日(水)より開講します。
また、本年度は独立行政法人福祉医療機構の助成を受け、受講を検討されている方のために「通訳・介助者の役割」および「通訳・介助者養成講習会について」という2本の動画を新たに作成・公開しました。

社会とのつながりを支える「通訳・介助者」という存在
日本には1万人以上の盲ろう者がいると推計されています。視覚と聴覚の両方に障害がある盲ろう者は、情報を得ることや他者と意思を通わせること、外出することさえ困難で、社会との接点を失いがちです。
その壁を取り払い、社会参加を支えるのが「通訳・介助者」です。通訳・介助者はコミュニケーション支援、情報提供そして移動介助を行い、盲ろう者の「目」と「耳」となって自立と社会参加をサポートします。
受講の検討の参考になる新たな動画を作成
今年度、どんな役割を担うのか、どんな講習内容なのかを具体的にイメージしていただくため、独立行政法人福祉医療機構の助成により2本の動画を作成し、東京都盲ろう者支援センター公式YouTubeチャンネルで公開しました。受講ご検討の際にぜひご覧ください。
1. 「通訳・介助者の役割 」
通訳・介助者が担う3つの柱「コミュニケーション支援」「情報提供」「移動支援」について、具体的なシーンを交えて解説しています。単なる介助にとどまらず、盲ろう者自身の「意思」と「自己決定」を尊重する支援のあり方を伝えます。
2. 「通訳・介助者養成講習会について」
実際の講習会の7日間をイメージ映像化しました。講義で知識をインプットし、演習で体を動かし、実習で当事者と接して学ぶ。受講者がどのように成長していくのか、プログラムの流れがひと目でわかります。


講習会の特徴:理論から実践へ、現場につながる7日間
本講習会は全7日間(42時間)のカリキュラムで、段階的に技術を習得できるよう構成されています。
多様なコミュニケーション技法:
講義では、盲ろう者の日常生活やニーズ、基本的マナーに加え、音声・筆談・手書き文字といった具体的な技法を学びます。
実践的な移動介助演習:
平地や着席、階段などの移動介助技術の基本から始まり、駅構内での電車乗り降り、エスカレーターの利用など、応用的な場面でも、盲ろう者が安心して移動できるようにサポートするための技術を体で覚えます。
当事者と共に学ぶ実地実習:
実際に盲ろう者と共に街へ出て、買い物やコミュニケーションを行う実習を実施。教室だけでは得られない“気づき”を得る機会となります。

受講者の声:講習会で得られる“気づき”
過去の受講者からは、実践的なカリキュラムを通じて多くの気づきを得たという声が寄せられています。
「移動介助の演習で、ほんの一段の段差がどれだけ大きな壁になるかを知った」
「通訳・介助には“正解”がなく、その人に合った方法を探す力が必要だと実感した」
「実習では戸惑う事も多かったが、他の受講者の行動を観察する事で自分自身のより深い振り返りが出来た」
開催概要(2026年度前期)
修了後は、東京都および八王子市の登録通訳・介助者として活動が可能です。「盲ろう者の“目と耳”になってサポートしたい」という意欲のある方のご応募をお待ちしています。
名称:2026年度 盲ろう者向け通訳・介助者養成講習会
日程:2026年5月13日(水)~7月8日(水)(全7日間)
場所:東京都盲ろう者支援センター(新宿区岩戸町4)ほか
定員:42名(書類選考あり)
受講料:一般 10,000円/学生 無料(25歳以下)
※別途、テキスト代(400円)・実習交通費等は自己負担
申込締切:2026年3月12日(木)お申し込み・詳細
下記の当会Webサイトで詳細をご確認のうえ、お申し込みください。
http://www.tokyo-db.or.jp/support/training-session/
【認定NPO法人東京盲ろう者友の会について】
盲ろう者の自立と社会参加を促進することを目的として活動しています。東京都盲ろう者支援センターの運営、通訳・介助者の派遣・養成、相談支援などを行っています。
【本件に関するお問い合わせ先】
東京都盲ろう者支援センター
〒162-0832 東京都新宿区岩戸町4番地 87ビルディング岩戸町2階
TEL:03-6228-1282
E-mail:tokyo-db@tokyo-db.or.jp
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