MVVを“生きた言葉”にするために ― 腹落ちから行動変容・定着までのステップを解説

「知る」から「定着」までの5段階モデルを提示。最も重要な“腹落ち”の意味と設計手法をQandが解説

株式会社Qand

株式会社Qand(本社:東京都、代表取締役:青木玄)は、企業のミッション・ビジョン・バリュー(MVV)浸透における課題と、その解決に必要なステップを解説としてまとめました。

MVVは掲げるだけではなく、社員の行動指針として根付くことが重要です。本リリースでは、「知る → 理解する → 腹落ちする → 行動変容 → 定着」という5段階の浸透モデルを紹介し、中でも最も難しく重要な「腹落ち」の意義と実践方法を解説しています。

MVV浸透のゴールは「行動変容」

MVVはスローガンではなく、社員の日々の判断や行動を導く「行動指針」です。

策定して終わりではなく、社員が実際に行動を変えることで初めて「浸透した」と言えます。

MVV浸透は一筋縄ではいきません。いくつかの段階があり、Qandは、MVV浸透を以下の5段階で整理しています。

行動変容の5ステップモデル

知る ― 言葉を知る

理解する ― 背景を理解する

腹落ちする ― 理論と感情が結びつき、自分ごと化する

行動変容 ― バリューに沿った行動を取る

定着 ― 習慣化され、カルチャーとなる


重要なポイント「腹落ちする」

人は「頭で理解した」だけでは動きません。行動変容の5ステップのうち、知る・理解するまではいってもなかなか腹落ちすることが難しいです。よって、ステップが分断されるため定着にもつながりません。この”腹落ち”には、感情的な納得と理論的な理解、この2つが結びついて初めて行動につながります。

腹落ちとは、この「感情」と「理論」の一致を指す言葉です。

社員が「意味を感じる」瞬間をつくることが、行動変容の前提条件となります。

では、この”腹落ち”を社員に促すにはどのようにすればよいのでしょうか?

具体的には、次のような仕掛けが必要です。

理論的理解:「なぜこのバリューが必要か」を理解させる

感情的納得:「バリューを実践したい」と思わせる体験を提供する

接続の場:ワークショップや対話で、頭と心を結びつける


いよいよ行動変容と定着へ

腹落ちを経て、ようやく社員は初めて行動に移します。

さらに、その行動が繰り返されることで、称賛や評価に結びついて、習慣化されカルチャーとして根付いていきます。

具体的な仕組みとしては、

  • 評価制度にバリューを組み込む

  • 日常的にフィードバックで言語化する

  • 成功体験を称賛・共有する

こうした仕掛けにより、MVVは単なる言葉から「生きた文化」へと変わります。

しかし、ここで大切なのは「制度」そのものではありません。

制度や仕組みは“行動のきっかけ”にはなりますが、行動を続ける原動力はあくまで人の内側から生まれるものです。

社員一人ひとりが「この行動が自分たちの未来をつくる」と実感できる瞬間――

それこそが、組織にとって最も強いモチベーションとなります。

そして、その瞬間が連鎖しはじめると、

MVVはスローガンではなく、“生きた文化”として組織の中で語り継がれていきます。

まとめ

MVVを真に浸透させるためには、掲げるだけではなく「行動」にまで落とし込む必要があります。

そのために欠かせないのが「腹落ち」というステップであり、感情と理論の一致が行動を生み、最終的にカルチャーを形づくります。

Qandは、その一連のプロセスを支援する仕組みづくりを、ゲーミフィケーションを用いながら続けています。

会社概要

企業名:株式会社Qand(クアンド)

代表者:代表取締役 青木 玄

本社:東京都港区芝5丁目36番4号 札の辻スクエア9F

URL:https://www.qand.co.jp/

設立年月:2023年5月

事業内容:AI×アクティブラーニングを用いた企業研修、MVV浸透支援、新規事業支援

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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区芝5丁目36番4号 札の辻スクエア9F
電話番号
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代表者名
青木玄
上場
未上場
資本金
-
設立
2023年05月