Amplified、データ資産の構築を活用したマクロ分析機能を発表
Amplified独自のベクトルデータベースと、ユーザーの検索結果・アノテーションデータを活用したマクロ分析機能によって、競合分析を強力にサポート。
Amplifiedは、2017年より文書検索のために任意の長文の類似評価タスクを行う独自の深層学習モデルの開発を進めてきた。このモデルは長文の類似性評価を精度高く実現し、任意の言語で書かれた特許のベクトル検索を実現している。このベクトル検索と生成AIを組み合わせて、業務効率化と特許情報利用のハードルを下げるためのデータプラットフォームとして、WIPO IAPプログラムや世界各国の大手製造業、法律事務所に採用されている。
Amplifiedユーザーは、ベクトル検索で発見した特許を、生成AIの読解支援を通して読み解き、その結果チームが獲得したナレッジを様々な形態のアノテーションとして特許文献に紐づけてシステムに蓄積している。これらは社内の専門人材が作り上げたデータ資産として、機械学習やデータ分析のための基盤として活用されている。
今回、この蓄積されたデータ資産をAmplified上でそのまま活用できる機能群のリリースを開始する。今回リリースとなる「ビジュアライザ」ではAmplifiedのプロジェクト内で検索・分析されるデータ群をクラスタリングされた散布図として表示し、マクロな視点での分析を可能にする。
現代の特許マネジメントでは、自社と競合が保有する一つ一つの重要特許を捕捉して理解する局所的(ミクロ)な視点に加え、それらの重要特許が事業を支えるポートフォリオ全体としてどのような位置付けにあるかを理解する大局的(マクロ)な視点の両方が求められている。そのためのデータ可視化ツールは世に溢れている一方で、提供されるグラフやチャートを解釈できない、そもそも可視化のためのデータ整備が追いついていないといった課題がある。
Amplifiedの「ビジュアライザ」によって、ユーザーはベクトル検索で集められた正しい分野のデータを瞬時に集められるため、データ整備の必要性なくリアルタイムに可視化が可能になる。さらにビジュアライザのマップにはAmplified上に蓄積された様々なユーザーデータを反映できる。例えば、マップ上のどの特許を自分が重要と認識しているか、ユーザータグを反映してマップ上のどの領域が現行製品のポートフォリオに対応するか、といった情報が重畳されている。こうしたユーザー自身がAmplified上に蓄積してきた「信頼できるデータ」を参照しながらマクロな視点で分析を行うことで、自社と競合とのポートフォリオの対比を精確に行うことができる。さらに、時系列変化や権利登録状況を反映させることで、出願戦略から権利の棚卸し、競合の切り崩し方など様々な目的に活用できる。
ビジュアライザは有料のアドオンとして全てのユーザーが利用できる。Amplifiedの強力なAIと直感的に使いやすいインタフェースを更に強化し、引き続き顧客の知財活動を支援する。これからも業務成果物と特許情報を最大に活用できるように、更なる進化を予定している。お問い合わせはinfo@amplified.aiまで。
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