〜全国2,350名の男性を対象とした頭皮ケアに関する調査〜「ニッポン 頭皮ケア調査」
30〜40代男性の4割以上が“頭皮連鎖臭”疑惑!?
ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役 社長:ジョイ・ホー)が展開するヘアケアブランド「クリア」では、全国の30〜40代の一般男性2,350名を対象に、「ニッポン 頭皮ケア調査」と題し、頭皮のケアをテーマとしたインターネット調査を実施しました。
本調査の発表にあたり、臭い分析のスペシャリストである東海大学理学部化学科 教授の関根 嘉香氏に調査結果の監修をいただきました。調査結果からは、頭皮環境が悪化してる際、体臭も感じたことがある“頭皮連鎖臭(※)”の疑いにある男性は4割以上に上ることが明らかに。これに対し、関根教授は「頭皮の臭いは自分では気づいにくいですが、他者からは知覚されやすいものです。特に男性は、皮脂の分泌が多いため、頭皮ケアが必要で、皮脂の洗浄をしっかり行うことが重要です。」とコメントしています。
- 調査結果サマリー
●身だしなみを意識するもののアクションに移せていない“未だしなみ”男性は4割以上!
●30〜40代男性の多数が頭皮トラブル予備軍!?
約7割が“頭皮の皮脂の量”が頭皮トラブルの根本原因である事実を認知していない。
●気になる体のニオイTOP3に「頭皮」がランクイン!
約30cm以内が隣の人のニオイが分かる距離!スメルディスタンスに留意!
●頭皮環境悪化に伴う体臭への連鎖「頭皮連鎖臭」(※)に要注意!!
頭皮環境が悪化している際、体臭を感じた男性は4割以上に。
(※)頭皮連鎖臭について
頭皮のニオイの主な原因は皮脂。皮脂は体臭の原因にも共通し、頭皮のニオイケアが行われず、放置されている状況では、同時に他の部位からもニオイが発生している可能性があることを指します。
- トピックス⑴ 身だしなみに対する意識
特に“頭のニオイケア”への意識は低く、わずか1.3%に留まる。
はじめに、30〜40代の男性(2,350名)に対して「身だしなみやマナー」に関して日頃から意識していることについて調査を実施。「身だしなみやマナー」について、約9割(88.8%)は意識していることがあると回答。トップ3を見てみると、マナーに関する事「清潔感があること(33.0%)/常識的であること(15.2%) /言葉遣い・礼儀(14.7%)」がランクイン。本調査のテーマである頭皮ケアに着目すると、「頭のニオイケア」を日頃から意識していると回答した男性はわずか1.3%に留まる結果になりました。
また、身だしなみを良くするための行動について伺うと、意識はしているものの行動に移せていない層は4割(40.7%)に。「身だしなみやマナー」について意識していることはあるものの、身だしなみ向上のためのアクションを未だ移せていない“未だしなみ”男性が一定層いることが分かりました。
- トピックス⑵頭皮ケアの実態
約7割の男性は頭皮トラブルの根本原因が 「頭皮の皮脂の量」である事実を認知していない。
次に、「頭皮ケア」において意識していることを問うと、「特に意識していることはない(31.5%)」が最多となり、次いで、「抜け毛の対策(21.8%)」、「頭皮の皮脂の対策(17.2%) 」という結果になりました。一方、頭皮トラブルの根本原因が「頭皮の皮脂の量」とされる事実の認知について質問すると、約7割(69.8%)が知らなかったという結果に。根本原因を知らない頭皮トラブル予備軍の男性が多数に上ることが明らかになりました。
皮脂は、皮膚表面に皮脂膜を形成して乾燥や細菌などから肌を守る大事な役割があります。しかし、皮脂が過剰に分泌されると、肌荒れや抜け毛、ニオイの原因になります。
皮脂の分泌には男性ホルモンが関わっており、調査対象の30〜40代の男性は、皮脂の分泌が多い年代です。頭皮ケアについて「特に意識していることはない」という方が最も多い(31.5%)結果となりましたが、これは要注意です。
頭皮の皮脂を意識している方は一定数(17.2%)いましたが、抜け毛など頭皮トラブルの根本原因が皮脂の過剰な分泌であることをもっと多くの方が知り、頭皮ケアを意識される良いでしょう。
- トピックス⑶季節と頭皮環境の関連性について
8割以上が季節と頭皮環境の関連性を意識していない。
続いて、季節と頭皮環境の関連性への意識について問うと、8割以上(86.1%)がその関連性について意識したことはない、知らなかったという回答となりました。また、秋の季節は1年の中で頭皮トラブル(例:抜け毛)が多い季節とされることを受け、その主な原因について、調査対象自身が感じたことがあることを伺うと、「体調・食生活の乱れ(23.7%)」、「夏の紫外線によるダメージ(23.4%)」、「体毛の生まれ替わりの季節であること(15.8%)」がトップ3となりました。
皮脂の分泌量は季節によって変化し、男性・女性ともに夏に最も多くなります。これは暑い時期に代謝が活発になり、皮脂腺の活動が活発になるためです。秋になると夏に受けた紫外線のダメージや乾燥した空気により、頭皮が乾燥して肌が荒れ、かゆみやフケが発生しやすくなります。
さらに、夏の疲れが残り、そこに仕事などのストレスが加わると、皮脂の分泌が増加し、頭皮に菌が繁殖しやすくなります。これが進行すると脂漏性皮膚炎という炎症になり、頭皮のニオイの原因になります。中高年の男性にとって、頭皮環境を健やかに保つために、秋の季節の頭皮ケアは重要と言えるでしょう。
- トピックス⑷自身と周囲の男性の気になるニオイ
気になる体のニオイTOP3に「頭皮」がランクイン
周囲の男性のニオイが気になったシーンNO.1は「公共交通機関内」
次に、自身の体のニオイで気になったことがある場所を伺うと、第1位は「ワキ(55.4%)」となり、第2位「足(31.6%)」、第3位「頭皮(26.6%)」という結果となりました。次いで、「首元(18.3%)」、「胸元(8.8%)」、「背中(6.5%)」、「手(6.0%)」という順位に。尚、周囲の男性で気になったことがあるニオイについてもトップ3(ワキ、足、頭皮)は同様の結果となりました。
続いて、周囲の男性の方でニオイが気になったことがあると回答した男性(1,798名)に対し、どのようなシーンでニオイが気になったかを調査しました。「電車やバスなどの公共交通機関の中で」を半数以上(50.7%)が回答し最多に。次いで、「同僚との打ち合わせの際に(50.2%)」、「(複数人で乗車した際の)エレベーターの中で(26.9%)」がトップ3に挙がりました。
体の表面から発生するニオイは、周囲に拡散していきます。
一般のオフィスでも約30㎝離れていないと隣の人の体臭を感じられることがあります。
特に注意すべきは、自分よりも背の高い人が近くにいる時。
ヒトの体温は36~37℃あり、周囲環境よりも温度の高い発熱体であるため、体のまわりに上昇気流が発生します。この気流に乗って、体臭や頭皮臭が拡散すると、立っている人に直撃することも…。
- トピックス⑸自身と周囲の男性の気になるニオイ
頭皮環境悪化に伴う体臭への連鎖「頭皮連鎖臭」(※)に要注意!!
頭皮環境が悪化している際、体臭を感じた男性は4割以上に。
最後に、頭皮環境と体臭の関連性についての調査を実施。ご自身の頭皮環境が悪化していると感じた時の体臭について伺うと、「その時、体臭が臭いなと感じたことがある」と4割以上(44.5%)が回答しました。
30-40代男性の半数近くが頭皮連鎖臭(※)の疑いがあることが分かりました。
(※)頭皮連鎖臭について
頭皮のニオイの主な原因は皮脂。皮脂は体臭の原因にも共通し、頭皮のニオイケアが行われず、 放置されている状況では、同時に他の部位からもニオイが発生している可能性があることを指します。
頭皮のニオイの主な原因は皮脂です。皮脂腺から分泌された皮脂は、細菌の餌になり、皮脂の成分が分解されてニオイが発生します。また発汗などによりムレた状態もニオイを悪化させます。皮脂は、頭だけでなく、首、胸、背中、ワキ、下腹部などからも分泌され、体臭の原因にもなります。したがって、体臭が気になる時は、頭皮のニオイ悪化のサインであり、逆に頭皮のニオイが気になる時は、他の部位からもニオイが発生している可能性があります。
体臭ケアを心がけている人は8.6%であったのに対し、頭皮のニオイケアはわずか1.3%。頭皮のニオイは自分ではわかりにくいですが、他者からは知覚されやすいものです。体臭だけでなく、頭皮のニオイにも意識を高めていただきたいと思います。
- 関根 嘉香 教授|プロフィール
関根 嘉香
東海大学理学部化学科教授。慶應義塾大学大学院非常勤講師、神奈川県立保健福祉大学非常勤講師を兼務。博士(理学)。専門は「環境と健康の化学」。皮膚ガス研究の第一人者。主な著書に「品質管理の統計学」(オーム社)、「住まいの化学物質」(東京電機大学出版局)。日本テレビ「世界一受けたい授業」NHK「ガッテン!」をはじめテレビ、雑誌でも活躍中。
- 調査概要
●サンプル数 2,350名
●調査期間 2022年9月2日(土)〜9月7日(水)
●調査方法 インターネット調査
●調査クレジット 本リリースの転載にあたりましては、出典として
「ユニリーバ CLEAR調べ」と表記頂きますようお願い申し上げます。
- ご参考|CLEARについて
「クリア」は、2005年に発売を開始、男性用シャンプー世界売上No.1(※)を誇るヘアケアブランドです。 日本市場へは2014年に参入し、男性用シャンプー・コンディショナー市場において大きなシェアを獲得。2019年春には、日本上陸後5年ぶりとなる大型リニューアルを実施し、30〜40代の男性を中心に幅広い ユーザーの支持を獲得し続けています。
※ ニールセン・アイキュー・ジャパン合同会社が報告したデ-タの一部に基づくシャンプー市場での18カ国(日本を含まない)における売り上げ金額をも とにユニリーバが算出。対象期間: 2021年11月または2021年12月までのデータの取得可能な直近12カ月 (データ取得可能な期間は国により異なる)対象 国: 18カ国
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