農林中金が照会業務の効率化を目指して、グルーヴノーツのAIエンジンを本格導入
福岡発AIベンチャーの株式会社グルーヴノーツ(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:最首 英裕、以下 グルーヴノーツ)は、農林中央金庫(本店:東京都千代田区、代表理事理事長:奥和登、以下 農林中金)を通じて、JAバンクのグループ内部の照会応答システムに、クラウドAIサービス「MAGELLAN BLOCKS(マゼランブロックス)」の文書検索エンジンを導入しました。
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[ Point ]
◇グルーヴノーツのAIを組み込んだ照会応答システムが稼働。AIの活用により、利用者は日常で使う自然な表現で質問を入力するだけで、自身の業務に必要な回答一覧や根拠となる関連文書をすばやく参照することが可能に。年間3万件超のグループ内部における電話による問い合わせのデジタル化・省力化を目指す。
◇今後は、JAグループのアグベンチャーラボとの協創も通じて、他の領域へのAI導入促進や、AI利活用に向けたミートアップや勉強会の開催など、経験や知識を共有し合うオープンイノベーション活動を推進していく。
- 【背景】
JAバンクでは、県域や全国約8,000店舗の地元に密着した様々な商品サービスを展開し、農業協同組合(JA)・信用農業協同組合連合会(信連)・農林中金で役割を分担して事業を運営しています。このうち、JAバンクのリテール業務の事務に関しては、グループ内部において、年間で3万件以上の問い合わせが農林中金に対して寄せられています。農林中金は、これらの照会対応の高度化・効率化を図ることを目的に、人工知能(AI)を組み込んだ照会応答システムの構築プロジェクトを発足させました。
- 【実施内容】
- 「MAGELLAN BLOCKS」の文書検索エンジンについて
- 【今後の取り組み】
- イノベーションラボ「AgVenture Lab」について
アグベンチャーラボは、テクノロジーとイノベーションで、より良い社会へ循環させていく、知恵・アイデア・人の集積する開かれた場所として、アグテック、フィンテック、フードテック、ライフテック、地方創生などをテーマに、農業・地域のくらしに寄り添ったデジタル総合サービスを生み出し、第一次産業や地方が抱える社会課題を解決するような新しい価値創出につなげていくことを目指しています。
- 株式会社グルーヴノーツについて
グルーヴノーツは、ビジネス現場で活用できる人工知能(AI)を目指して、クラウドAIプラットフォーム「MAGELLAN BLOCKS(マゼランブロックス)」の開発やAI活用コンサルティングを行う、福岡発のテクノロジーカンパニーです。『未来予測のデザインから業務課題の解決まで』--テクノロジーとデータ、両方の“扱い方”を熟知したグルーヴノーツが、お客さまのビジネスにとって実用的なAI活用をお手伝いします。はじめは、ビジネスニーズに合わせて「何を予測するか」をデザインするところから。そして、予測に対する現場の知見をもとに、モデルの構築・実データでの検証を繰り返して予測精度を高め、実務に適用する。導入後も、学習データの改善やモデルの更新を図りながら、業務課題の解決、ビジネス価値の向上に取り組みます。
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