2022年|ワーママの転職理由は「年収」よりも「働き方とやりがいの両立」
ワーキングママのキャリア支援事業を展開する株式会社mog(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:稲田明恵、以下mog)は、正社員ママに特化した転職エージェント「ママリブラ」に登録したワーママを対象に転職理由を調査しました。その結果、1位は「働き方とやりがい、どちらも手に入れたい」で、全体の3割強を占めました。
■全体の7割が「働き方」「やりがい」を重視
ママリブラに登録しているワーママに転職をしたいと考えた理由を聞いたところ、もっとも多かったのが「働き方とやりがいの両立」33%で、圧倒的な1位でした。育児中のワーママの中には、柔軟な働き方がマストである一方で、やりたいことややりがい、またキャリアアップや自己成長もあらめたくないという方が多くいるということが分かりました。「働き方とやりがいの両立」を理由に挙げたワーママの中には、正当な評価をしてくれる企業への転職を希望するママや、将来的にはバリバリ働きたいというママもいました。
次に多かったのが「柔軟な働き方」22%、「ハードワーク、残業」16%と続きました。1位から3位までの理由は明確に分かれているものではなく、一部共通するなど複雑に絡み合っているのもポイント。「働き方や業務内容に満足しているが成長実感がない」「やりがいも働き方もある程度満足はしているが、もう少し働き方を柔軟にしたい」などそれぞれの思いの強さにグラデーションもあるので、ワーママひとりひとりのおかれている状況や家庭環境、家族構成、本人の志向性などに合わせた理由があるのがワーママ特有の転職傾向と言えます。
働き方とやりがい、どちらも手に入れたい
33%
・働きやすさも重視したいと思っているが、3年後くらいに子育てが落ち着いてきたらバリバリ働きたい
・育児の時間を確保しつつ、スキルや成果を正当に評価してくれるところに転職したい
・出社推奨に戻ったが、引っ越して通勤に時間がかかるように。柔軟な働き方をしながらやりがいのある仕事をがんばりたい
柔軟な働き方をしたい
22%
・コロナの影響で週2出社だったが、規制緩和に伴い原則出社に。リモート継続したい
・勤務地が自宅から1時間半。通勤時間がもったいないのでフルリモートにしたい
・緊急事態宣言中は在宅勤務ができたが、今は出社。リモートを続けたい
・リモートは週3日までという規定。これをもう少し増やせればもっと働ける
・3歳までは制度も手厚いが、小学生になると理解がない。就学前に働き方を変えたい
ハードワーク、残業が多い
16%
・現職は子どもとの時間がまったく取れないほど忙しい
・フルリモート推奨だったが、異動で週4日出社に。家に帰ってからも仕事。残業も多く、土日も稼働している
・残業月50時間以上が続き、体力的にきつい。子どもを寝かしつけて22時から仕事を再開したり、朝5時から始めたりが続いている
■収入を理由とした転職は少数派
一般的に多い転職理由と言えば「年収や昇給」ですが、ママリブラに登録しているワーママの場合、年収やキャリアアップを目的とした転職理由は全体の5%にとどまり、「働き方」に関連した理由が実に71%におよびました。それだけワーママにとって「働き方」が仕事やキャリアと切っても切り離せない問題となっていることが分かります。
4位:業績悪化、業界の将来性が不安(8%)
5位:経営陣・親会社など変更・会社規模拡大で合わなくなった(8%)
6位:倒産・事業撤退など、会社都合で退職(5%)
7位:年収・キャリアアップを目指したい(5%)
8位:配偶者の転勤(海外帯同、地方引越しなど)(2%)
■長引くコロナ禍も転職のきっかけの1つに
4位以下の転職理由で目立つのは、業績悪化や組織再編、倒産・事業撤退、またこれらを背景とした減収などの理由です。特に「コロナの影響」というコメントも散見され、長引くコロナ禍の影響がワーママの働く環境にもおよんでいることがうかがえます。さらに、経営陣や親会社が変わったことで、方針やカルチャーが自分と合わなくなったという意見も少なくありませんでした。会社の経営環境の変化による転職理由は、昨今の日本の経済状況を反映する理由とも考えられ、「働き方・やりがい関連」の次に多い転職理由となりました。
アフターコロナに移行しつつある今。企業の採用熱も徐々に活発化し、転職市場としては活況になりつつあります。ワーママであるかどうかに関係なく、優秀な人材の獲得競争が徐々に始まってきているといえます。一方、以前は「育児優先で仕事をセーブする」と一律的に思われがちだったワーママでしたが、ママリブラに登録したプロフェッショナルなママの転職理由を見ると、「働き方」だけでなく「やりがい」も重視する方がもっとも多い結果になりました。働く意欲が高く、かつスキルや経験もあるワーママは、これからの人手不足を解消する人材層として企業からますます注目が集まってくると言えるでしょう。
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【調査概要】
・調査期間:2022年4月1日~6月30日
・調査機関(調査主体):自社調査
・有効回答数(サンプル数):103
・調査方法(集計方法、算出方法):期間内の登録データを集計
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■株式会社mogについて
mogは「m(ママ)o(お仕事)g(がんばって!)」の頭文字を取って命名。今も働いている多くのママが、仕事と家庭のバランスや、自己実現と現実の狭間で揺れています。ママの輝くうしろ姿を、パートナーや子どもたちにはこう言って送り出してほしい。「ママ、お仕事がんばって!」そんな社会を実現するために、この会社は生まれました。https://www.mog-career.co.jp/
ママリブラに登録しているワーママに転職をしたいと考えた理由を聞いたところ、もっとも多かったのが「働き方とやりがいの両立」33%で、圧倒的な1位でした。育児中のワーママの中には、柔軟な働き方がマストである一方で、やりたいことややりがい、またキャリアアップや自己成長もあらめたくないという方が多くいるということが分かりました。「働き方とやりがいの両立」を理由に挙げたワーママの中には、正当な評価をしてくれる企業への転職を希望するママや、将来的にはバリバリ働きたいというママもいました。
次に多かったのが「柔軟な働き方」22%、「ハードワーク、残業」16%と続きました。1位から3位までの理由は明確に分かれているものではなく、一部共通するなど複雑に絡み合っているのもポイント。「働き方や業務内容に満足しているが成長実感がない」「やりがいも働き方もある程度満足はしているが、もう少し働き方を柔軟にしたい」などそれぞれの思いの強さにグラデーションもあるので、ワーママひとりひとりのおかれている状況や家庭環境、家族構成、本人の志向性などに合わせた理由があるのがワーママ特有の転職傾向と言えます。
働き方とやりがい、どちらも手に入れたい
33%
・働きやすさも重視したいと思っているが、3年後くらいに子育てが落ち着いてきたらバリバリ働きたい
・育児の時間を確保しつつ、スキルや成果を正当に評価してくれるところに転職したい
・出社推奨に戻ったが、引っ越して通勤に時間がかかるように。柔軟な働き方をしながらやりがいのある仕事をがんばりたい
柔軟な働き方をしたい
22%
・コロナの影響で週2出社だったが、規制緩和に伴い原則出社に。リモート継続したい
・勤務地が自宅から1時間半。通勤時間がもったいないのでフルリモートにしたい
・緊急事態宣言中は在宅勤務ができたが、今は出社。リモートを続けたい
・リモートは週3日までという規定。これをもう少し増やせればもっと働ける
・3歳までは制度も手厚いが、小学生になると理解がない。就学前に働き方を変えたい
ハードワーク、残業が多い
16%
・現職は子どもとの時間がまったく取れないほど忙しい
・フルリモート推奨だったが、異動で週4日出社に。家に帰ってからも仕事。残業も多く、土日も稼働している
・残業月50時間以上が続き、体力的にきつい。子どもを寝かしつけて22時から仕事を再開したり、朝5時から始めたりが続いている
■収入を理由とした転職は少数派
一般的に多い転職理由と言えば「年収や昇給」ですが、ママリブラに登録しているワーママの場合、年収やキャリアアップを目的とした転職理由は全体の5%にとどまり、「働き方」に関連した理由が実に71%におよびました。それだけワーママにとって「働き方」が仕事やキャリアと切っても切り離せない問題となっていることが分かります。
4位:業績悪化、業界の将来性が不安(8%)
5位:経営陣・親会社など変更・会社規模拡大で合わなくなった(8%)
6位:倒産・事業撤退など、会社都合で退職(5%)
7位:年収・キャリアアップを目指したい(5%)
8位:配偶者の転勤(海外帯同、地方引越しなど)(2%)
■長引くコロナ禍も転職のきっかけの1つに
4位以下の転職理由で目立つのは、業績悪化や組織再編、倒産・事業撤退、またこれらを背景とした減収などの理由です。特に「コロナの影響」というコメントも散見され、長引くコロナ禍の影響がワーママの働く環境にもおよんでいることがうかがえます。さらに、経営陣や親会社が変わったことで、方針やカルチャーが自分と合わなくなったという意見も少なくありませんでした。会社の経営環境の変化による転職理由は、昨今の日本の経済状況を反映する理由とも考えられ、「働き方・やりがい関連」の次に多い転職理由となりました。
アフターコロナに移行しつつある今。企業の採用熱も徐々に活発化し、転職市場としては活況になりつつあります。ワーママであるかどうかに関係なく、優秀な人材の獲得競争が徐々に始まってきているといえます。一方、以前は「育児優先で仕事をセーブする」と一律的に思われがちだったワーママでしたが、ママリブラに登録したプロフェッショナルなママの転職理由を見ると、「働き方」だけでなく「やりがい」も重視する方がもっとも多い結果になりました。働く意欲が高く、かつスキルや経験もあるワーママは、これからの人手不足を解消する人材層として企業からますます注目が集まってくると言えるでしょう。
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【調査概要】
・調査期間:2022年4月1日~6月30日
・調査機関(調査主体):自社調査
・有効回答数(サンプル数):103
・調査方法(集計方法、算出方法):期間内の登録データを集計
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■株式会社mogについて
mogは「m(ママ)o(お仕事)g(がんばって!)」の頭文字を取って命名。今も働いている多くのママが、仕事と家庭のバランスや、自己実現と現実の狭間で揺れています。ママの輝くうしろ姿を、パートナーや子どもたちにはこう言って送り出してほしい。「ママ、お仕事がんばって!」そんな社会を実現するために、この会社は生まれました。https://www.mog-career.co.jp/
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