EdgeCortix、Tim Vehlingをグローバルセールス担当EVPに迎え、リーダーシップチームを拡充
半導体業界のベテランが EdgeCortix に加わり、AIプロセッサとソフトウェア製品をグローバルに売上拡大を図ります。
2024年1月15日、日本を拠点としたエッジ人工知能 (AI) ファブレス半導体企業であるEdgeCortix®株式会社(本社:東京都中央区)は、Tim Vehlingをグローバルセールス担当EVPに任命したことを発表しました。
EdgeCortixの創業者兼CEOであるSakyasingha Dasguptaは次のように述べています。
「半導体業界におけるセールス及び事業開発の分野で数十年の経験を有するビジネスリーダーであるTimをEdgeCortixのチームに迎えることができ、嬉しく思います。半導体と人工知能の交わる分野、特にエッジコンピューティング市場に特化した稀有な専門知識を持つTimは、私たちの使命を遂行する上で欠かせない人材です。さらに、国境を越えた効率的な協力関係における彼の豊富な経験は、アジア太平洋、北米、ヨーロッパの各市場における当社の発展と事業範囲の拡大にとって極めて重要なものとなるでしょう。」
Timは、30年以上にわたり半導体上場企業やスタートアップ企業を率いた経験を有します。EdgeCortix入社以前は、AI半導体のスタートアップ企業Mythicで製品・事業開発担当SVPを務め、同社の市場開拓を指揮しました。Mythicの前は、Synaptics、Silicon Image、Micronas、LSI、新興企業であるHYPHYやRedpine Signalsで役員を歴任。Tier-1の収益成長を推進し、製品のGo-to-Market戦略を成功させ、市場シェア拡大を実現した彼の幅広い経験は、EdgeCortixが現在および将来の成長のマイルストーンを達成する上で不可欠なものとなるでしょう。
Tim Vehlingは、以下のように述べています。
「MERAソフトウェア・スタックと第1世代SAKURA-I プロセッサの導入に成功し、顧客のパイプラインが拡大している今、EdgeCortixのチームに加わることは素晴らしく、また、重要な時期でもあります。次世代SAKURAプロセッサを目前に控える中、私の経験とノウハウを活かして、2024年以降の会社の成長計画をサポートできることに胸を躍らせています。」
■ EdgeCortix株式会社について
コネクテッド・インテリジェント・エッジの未来を開拓するEdgeCortixは、エネルギー効率の高いAI処理に特化したファブレス半導体企業として、2019年に東京に研究開発本部を置き、設立しました。ソフトウェアファーストのアプローチを取るEdgeCortixは、人工知能に特化したランタイムで再構成可能なプロセッサを一から設計するために使う「ハードウェアとソフトウェアの協調探索」システムで特許を取得しました。ソフトウェアとハードウェア製品を世界中の顧客に提供する同社は、防衛、航空宇宙、スマートシティ、インダストリー4.0、自動運転車、ロボット工学など、急速に成長するエッジAIハードウェア分野に積極的に参入することを目標としています。
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