複合施設『大橋会館』やクラフトジン『HOLON』などを手掛ける301が、カルチュラル・アントレプレナー(文化起業家)のための新しいコンサルティングサービス「101」を発表
複合施設『大橋会館』やクラフトジン『HOLON』を生んだブランディング手法をサービス化
デザイン、クリエイティブ、ブランディングをサービスとして提供する組織として2014年にスタートした301は、経済的な成功だけではなく文化を創造し新たな時代を切り拓くためにビジネスを追求する起業家、ブランドマネージャー、事業開発リーダーなど、広義のカルチュラル・アントレプレナー(文化起業家)を顧客としてきました。これまで、事業やブランドの戦略立案からクリエイティブ制作までを一気通貫で手掛けてきた301は、300以上の0→1プロジェクトを経験する中で、文化創造を目指す事業やブランドがいかにして理想的なスタートを切ることができるか、そしてスタートした後にいかにして継続的にファンを広げていくことができるか、というテーマにおける知見を蓄積してきました。
そんな中、プロジェクト単位でのコミットメントだけではなく、継続的に事業を発展させながら文化創造を実現していくためのアドバイザーやコンサルティングとしての要望が近年増えてきたことから、新たに本サービスの提供を開始することにしました。
話題性の高いプロデュース事例 × リアリティのある事業経験
301の特徴として、「話題性の高いプロデュース事例」と「リアリティのある事業経験」が挙げられます。これらの融合により「企画や戦略」「伝え方やクリエイティブ」「事業運営のリアル」を統合した視点でのアドバイスやコンサルティングを可能にします。
<話題性の高いプロデュース事例>
街やエリア開発における複合施設の在り方に一石を投じて話題となった池尻大橋の複合施設『大橋会館』のプロデュースや、1Fテナントのニュース性と入居者同士の関係性構築の手法が注目された代々木上原駅前の小規模複合施設『CABO』のプロデュース、そしてクラフトジン市場に新たな領域を切り拓きブランドとして独自のポジションを獲得した『HOLON』など。301がブランディングを手掛けた各事例は、それぞれの業界で独自の存在感を示し、経済性の追求だけではなく文化的な視点でも高い評価を獲得、数々のメディア掲載や注目度の高い企業やブランドからのコラボレーション依頼などの成果につなげてきました。
<リアリティのある事業経験>
自社事業として、代々木上原の小規模複合施設『CABO』のコミュニティマネジメントや、同施設の1Fの顔となるカフェ・バー・レストラン・書店・ワークスペースが融合したスペース『No.』の経営、そして全体プロデュースを手掛けた複合施設『大橋会館』の運営を担うことで、リアルな事業経験を蓄積してきました。また、『No.』は開業から5年目で2万人以上のSNSフォロワーを抱える店へと成長し、事業性と話題性の両面での成果へとつなげてきました。
<301代表の大谷自身が担当>
また、301が手掛ける多くのプロジェクトにプロデューサー兼クリエイティブディレクターとして関わってきた代表の大谷自身がアドバイスやコンサルティングを担当することで、経営的な目線から実務マネジメントまで、横断的かつ統合的な視点でのディスカッションに対応します。
301代表・大谷のコメント
「売れるものをつくろうとするのか、社会に届けたいものを売ろうとするのか。自分たちは常に後者のブランドや事業を追求する人々のためにデザインやクリエイティブの力を発揮したいと思っています。デザインやクリエイティブというツールは、上手く活用すれば何でもないものや粗悪なものを、あたかも素晴らしくて誰もが手に入れるべきもののように見せてしまう魔法のような力を持っているが故に、使い方次第では「兵器」にもなります。
そして皮肉なことに、社会に届けたいものを売ろうとする人々は、往々にして「いいものをつくる」ことに意識を向けがちで(それはもちろん大切なことなのですが)、それがどのように社会に届くのかという視点が後回しになってしまいます。我々のようにブランディングを仕事とする立場としては、何でもないものを素敵に見せるのではなく、そのものが社会に届けたいと信じる本質的な意味や価値を作り手よりも深く理解し(ディティールの理解ではなく文脈的理解)、競合と差別化するために華美な装飾をほどこすのではなく、未来の共感者に向けて唯一無二のブランドへと育てていくための道筋を一緒に切り拓いていくことこそがやるべきことだと考えています。
また、これらは小さな起業家たちだけの話ではなく、大きな組織の中から生まれる小さなチャンレンジに対しても同じことが言えます。新規事業開発などの0から1を生み出す営為は、常に情熱と冷静の間でこそ正しく社会に離陸していきます。301はそのような思想を根底に持ち、強いビジョンを持った小さな起業家たちが社会に理想を投じていく場面だけでなく、大きな組織の中で現状を変えようともがく未来の起業家たちによるチャレンジの場面にも、困難や孤独に寄り添うパートナーとして伴走していきたいと思っています」
その他インタビュー記事は以下にも掲載されています。
・AMEX BUSINESS CLASS:https://www.americanexpress.com/ja-jp/business/trends-and-insights/articles/301
・SMO Perpose Intervew:https://www.interview.smo-inc.com/post/301otani-san
・Featured Projects Talk Report:https://designing.jp/featured-projects-spinoff02
提供サービスのプラン
「101」は基礎や基本といった意味を持ちます。コンサルティングサービス「101」では、局所的な課題快活ではなく、継続的に経営における文化と経済のバランスを適切に保ちながら事業成長させていくことをサポートするための以下のプランを提供していきます。
<アドバイザリープラン>
プロダクト、コンテンツ、イベント、店舗、オフィス、ホテル、複合施設、街・エリアにおける、・ブランドや事業の構造的な整理と中長期戦略の立案、戦略に基づく具体的な施策の検討や実行フェーズの体制構築、事業発展のキーとなる人物やコミュニティや事例の紹介、などのテーマについてのディスカッション相手となるアドバイザリーやコンサルティングを継続的に提供するプランです。
月次ミーティング + 随時相談 月10万円〜
週次ミーティング + 随時相談 月30万円〜
ブランドや事業立ち上げ時の継続的なパートナー 月50万円〜
<クイックプラン>
ピンポイントで解決したいテーマを短期で整理したい場合のプランです。
2〜3時間のディスカッション2〜3回 30万円〜
<その他のプラン>
これまで通り、以下のサービスも提供しています。
ブランド開発/リブランディング
→ブランドや事業の戦略立案、クリエイティブ制作、運用フェーズの設計(期間と予算の目安:4ヶ月〜、500万円〜)
コミュニティビルディング
→ブランドや場が継続的に活性化していくための企画・開発・運用
(期間と予算の目安:6ヶ月〜、月30万円〜)
※すべてのプランにおいて、301との事業シナジーのある取引先の場合はオリジナルプランも設計可能ですので、条件面での相談は随時ご相談ください
問合せ方法
サービス内容を詳しく聞きたい方は、以下のメールアドレス宛にご連絡ください。
メールアドレス:info@301.jp
301について
文化とビジネスをつなぐことをミッションに、経済的な成功だけではなく文化を創造し新たな時代を切り拓くことを追求するブランドや事業の立ち上げに多数参画。企画・戦略から、コミュニケーション設計やクリエイティブ制作、運営フェーズの体制構築まで、一気通貫して手掛ける。
自社事業として、代々木上原の小規模複合施設『CABO(カボ)』のコミュニティマネジメントや、同施設の顔でありローカルや周辺コミュニティの交差点であるカフェ・バー・レストラン『No.(ナンバー)』の運営、2023年にオープンし話題となった池尻大橋の複合施設『大橋会館』のコミュニティマネジメントなどを手掛ける。リアリティのある自社事業経験と、300を超える0→1プロジェクトの経験の掛け算により、独自のサービスを提供している。
主なブランディングやプロデュース事例は、池尻大橋の複合施設『大橋会館』、代々木上原の複合施設『CABO』、自由が丘のラウンジ業態『(tefu) jiyugaoka』、代々木上原のカフェ・バー・レストラン『No.』、クラフトジンブランド『HOLON』、ソイミルクブランド『Peace』など。
公式HP:https://301.jp/
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