現代美術家 團上祐志×Beeslowによる「Eusocial NFT Project」初の展覧会を開催。
ミツバチとアートを起点に、都市の生物多様性を探る。
本展では、Beeslowの都市養蜂の取り組みから採取したミツロウを用いて描いた作品と、その作品からAIを用いて生成したデジタルアートを併せて展示。
これは自然の恵みを顕在化するミツバチの働きと、web3のあり方を対応させる試みでもあります。
本コレクションは、2022年11月に京都西本願寺 伝導院でのオークション「NAKED AUCTION 0(ゼロ)」にてプレセールとして出品され、Drone #88が19万円(1.13ETH)で落札されるなど、アートピースとして高い注目を浴びており、来春には新たな作品群のリリースが控えています。
巣の中で身を寄せ合いながら越冬するミツバチをイメージし、第一弾となる展覧会を「越冬」=「0:overwintering(ゼロ:オーバーウィンタリング)」と題しました。
オス蜂をモチーフとした作品群『Drones』、女王蜂をモチーフとした作品『Queen』、生命の息吹をイメージさせる團上祐志の新作『万象の絵画 生まれくるもの』が、都市の未来を示唆します。
春の本格始動に向けて進行中の本プロジェクトの作品群を、どうぞお楽しみください。
- 展示作品
■『Queen:The Golden Hive』from Eusocial NFT Collection
画材:パネルに蜜蝋、花粉、絵画顔料、金粉
制作年:2022
■『Drone #7, #10, #23, #53, #73, #86, #108, #132』from Eusocial NFT Collection
画材:和紙にプリント、NFT
制作年:2022
■『万象の絵画 生まれくるもの』
画材:木に蜜蝋、雲母鉱石、廃真珠、蒸留した檜、花粉、絵画顔料
制作年:2022
- 「Eusocial NFT Project」について
ミツバチとアートを起点に、あらゆる生物が永く共存する「都市の里山化」を提案する、Beeslow×現代美術家 團上祐志によるNFTアートプロジェクト。
本プロジェクトでは、都市養蜂活動で生まれたミツロウを用いて描いた原画(Queen:女王蜂)を元に、デジタル上で生成した150枚のNFTアート(Drone:オス蜂)を販売します。
その収益で東京に「Beeslow Garden(ミツバチ+蜜源ハーブ)」を作り、都市の生物多様性促進につながる循環を起こす試みです。
■ 團上 祐志 YUSHI DANGAMI
アーティスト
1995年愛媛県松山市出身。武蔵野美術大学油絵学科卒業。展覧会など国内外で活動する。
絵画制作を軸に、インスタレーション・詩・パフォーマンス・ソーシャリーエンゲージドに取り組む。
アートと暗号資産を活用した不動産価値向上のプロジェクト、災害復興へのアップサイクルプロジェクト、武家屋敷を活用したアートスペースの立ち上げなどソーシャルプラクティス型のアートなど、活動は多岐にわたる。
主な個展
「海と人の夢幻」東京・草月会館、「サーフェステンション:誤読について」W+Kgallery
グループ展
「Japanese emerging artists JART7th」ニューヨーク・WAHセンター、「篠田桃紅作品展」京都・源鳳院、ホテルオークラ福岡、原宿The Mass , 代官山ヒルサイドテラスギャラリー、長野茅野市美術館、田中一村美術館
その他
詩画集 『絵の内と外』作・谷川俊太郎、西日本豪雨災害の復興アートプロジェクト「two-by-two」、「雲孫財団」滞在制作
■ Beeslow(株式会社/一般社団法人)
生物多様性とミツバチの観点から、都市と自然の関係性に問題提起を行い、民間、行政、研究機関、アーティストと協力し、里山化する都市をデザインする法人。
ポリネーター(送粉者/花粉媒介者)としてあらゆる植物の受粉を助け、生態系の循環を促すというミツバチの役割に注目し、東京の生物多様性の向上に向けて、屋上や公園での養蜂活動やハーブ緑化の事業を推進する。
- 展覧会概要
会期:2022年12月20日(火)〜2023年1月31日(火) (12月28日〜1月3日は休廊)
※土日祝はオープン、平日は前日までのフォーム予約制
※團上在廊日:土日祝、1月30日(月)、31日(火)
会場:「清洲寮」ロ号 209
135ー0021 東京都江東区白河1-3-13
※清澄白河駅から徒歩1分
ご予約はこちら:https://eusocial.xyz/
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