空間型VRによる自然学習で知的探求心を育む。小学生の校外学習で没入自然空間uralaa(うらら)を活用。
身近な自然や一次産業の魅力を再発見する教育的価値を期待され、北海道十勝郡浦幌小学校の校外学習に空間型VR”uralaa park urahoro”が活用されました。
テクノロジーでウェルビーイングの実現を目指すフォレストデジタル株式会社(北海道十勝郡浦幌町、代表取締役CEO:辻木勇二)は、没入自然空間 uralaa park urahoroにおいて、小学生の自然教育に空間型VR”uralaa”が活用された事例をご紹介いたします。
VRはエンターテインメントでの活用事例が多い中、uralaaで自然空間に没入することで知的探求心を育むきっかけを提供できるという側面は、教育における新たな価値提供を可能にすると期待しています。
今後、博物館や学芸員とのコラボレーションを行い、子ども達の自然学習に貢献し、地域の魅力を発信することで地域活性化に貢献していきます。
▽uralaa に関する問い合わせはこちら▽
https://uralaa.com/service/
■概要
・浦幌小学校の5,6年生50名が参加
・10人/グループで、1グループあたり8分間uralaaを体験
・体験テーマは、地域の魅力を再発見できる「十勝の四季」
■教員が期待するuralaaの教育効果
▽浦幌小学校教員のインタビュー内容▽
北海道十勝郡浦幌小学校では、昨年よりuralaa park urahoroを校外学習の目的地の一つとして訪問しています。昨年は、子ども達から「緑が綺麗だった」「匂いがよかった」「まだuralaa parkに浸っていたい」という反響が寄せられました。
教育観点からみたuralaaの効果としては、「ここはどこ?」という疑問が生まれることで、知らないところを知るきっかけになる、知的探求心を育むきっかけになると期待できます。
また、uralaa park urahoroでは北海道十勝の自然を投影しているため、子ども達の身近にある自然の素晴らしさに気づき、魅力を再発見することも可能になると考えられます。
さらに、空間型VRの中で一緒に没入体験をすることによって、生徒同士のコミュニケーションが促進されることも重要な効果です。
■uralaaを体験した子ども達の反応
体験した子ども達の多くが、「体験してよかった」と好意的な反応を示しています。
調べてみたいことや印象的なことも各個人によって異なり、自然と対峙したときの個性が見える結果となりました。
Q:見た土地について調べてみたいことはありますか?
「どこの牧場か知りたい」「誰の山か知りたい」「名前が分からなかった場所を知りたい」
Q:体験してみて何が印象的でしたか?
「牛」「リス」「ジュエリーアイス」「焚き火」
Q:uralaaを体験した感想を教えてください。
「木のいい匂いがした」「もっと見たかった」「綺麗だった」「リスが可愛かった」
■uralaa(うらら)概要
uralaa は、大型のマルチスクリーンによる映像やサラウンド音響システム、自然のアロマなどを用いて、あたかも森や自然の中にいるような体験ができる空間型VRです。
世界初の技術となる”クラウドを通じたマルチスクリーン映像による没入自然空間を再現”するプラットフォームの開発に成功しました。(当社調べ)
常に新しいコンテンツがクラウド上にアップデートされ、音楽の再生リストのようにお好きなコンテンツを自由に組み替えて様々な地域の自然に没入体験することが可能です。
弊社独自の技術により多様な天井・壁のサイズに対応し、継ぎ目も違和感なく、自然空間に没入することができます。(※1)
世界初の技術をuralaaに搭載することで、いつでも、どこでも、どなたでも、日本中の森林や自然を「ひととき旅行」に誘います。
(※1)プロジェクター性能による制限有り
常設施設としての導入はもちろん、イベント目的で期間限定での導入も可能です。
場所や用途に合った最適な導入をご提案しますので、お気軽にお問い合わせください。
https://uralaa.com/service/
■uralaaがもたらす生理・心理的効果
HMD(ヘッドマウントディスプレイ)など特別な機器は不要で、老若男女どなたでも、ゆったりと自然を楽しむことが出来るのがuralaaの特徴です。
国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 上席研究員 高山範理氏らによるuralaaの活用形態のひとつである「デジタル森林浴」の生理的・心理的な回復効果を計測した論文が国際ジャーナルにアクセプトされております。
論文内では、uralaa(デジタル森林浴)を体験することで日々のストレス低減と疲労回復効果が実証され、実際の森林浴に近い効果が得られたことを確認いたしました。
国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所による共同研究のリリースはこちらよりご確認ください。
https://www.ffpri.affrc.go.jp/press/2022/20220301/index.html
また、実際にこれまでuralaaを体験されたゲストのうち96%が「リラックスできた、心を穏やかにすることができた」と回答されました(※2)。
(※2)uralaa parkがもたらす「リラックス効果」と「体験した場所に行きたくなる効果」
・uralaa parkで体験されたゲストへの「ストレス軽減・リラックス効果(森林浴効果)」と「体験した場所に行きたくなる(来訪喚起効果)」2つの効果を提供いたします。2020年2月に銀座にて行ったイベントでのアンケート(n=139)では、96.4%のゲストが「リラックスできた・心を穏やかにできた」、93.5%のゲストが「体験した場所に行きたくなる」と回答しました。
・高い顧客満足度:顧客満足度指標(NPS: Net Promoter Score)を調査した結果、9点以上の「推奨者」が41%となりました。NPSは「20.1ポイント」とテーマパークと同水準の高い数値(※3)が確認されました。(n=139、2020年2月の銀座イベントで行ったアンケート結果より)
(※3)NPSの数値は業界毎に異なるが、ホテルのNPSは2、テーマパークは19、百貨店は▲18となっている。(野村総合研究所が2018年3月に実施した調査より)
■没入自然空間「uralaa」導入実績
20年12月に浦幌町と協力し没入自然空間「uralaa park urahoro(うららパーク浦幌)」(※4)をオープン。
5面の大型マルチスクリーンに十勝の森林や屋久島の天然杉などを映し出し、森の風や木々が揺れる音、複数の天然の木々の香りを再現しあたかも実際に自然にいるような演出を行う日本初(※5)の常設施設です。
2021年2月には東京銀座で期間限定イベント「uralaa park ginza(うららパーク銀座)~十勝うらほろの森~」を開催。事前予約で満席となりました。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000069887.html)
2021年月6月には「北海道どさんこプラザ羽田空港店」2層部のノースカフェ&BEERにて「uralaa park haneda(うららパーク羽田)」のサービス提供を開始。東京都内では初の常設施設で、北海道の雄大な自然に包まれながら北海道グルメをお楽しみいただけます。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000069887.html)
2021年10月には東京浅草で期間限定イベント「uralaa park taito-sumida(うららパークたいとう・すみだ)」を開催。同時開催の「たいとう・すみだ 十勝ウィーク」を盛り上げました。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000069887.html)
2021年11月には大阪府松原市 セブンパーク天美で「uralaa park × 生活の木」をオープン。ハーブ・アロマテラピーをはじめとしたWellness&Well-beingなライフスタイルを提案する株式会社生活の木、総合的なマーケティングおよびプロモーションの企画・デザインを行う株式会社スコープとのユニットを実現し、「TRIP into AROMA」と題した、アロマで北海道十勝に旅をするような、体験型ショップとして展開。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000069887.html)
2022年2月には北海道大学総合博物館にて「uralaa park hokudai」をオープン。「北海道ワインのヌーヴェルヴァーグ研究 × uralaa」と題し、北海道ワインの生産現場であるブドウ畑の風景を没入自然空間uralaa(うらら)で再現。
北海道ワインの魅力を一次産業の現場から臨場感もって体感できるような、これまでにない新しい体験を提案。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000069887.html)
2022年3月には札幌市資料館にて期間限定イベント「uralaa park Sapporo」を開催。連日満席を賜りました。歴史ある建造物で十勝の自然の魅力を体感いただき、十勝・浦幌町のPRに貢献。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000069887.html)
【YouTube】
(※3)NPSの数値は業界毎に異なるが、ホテルのNPSは2、テーマパークは19、百貨店は▲18となっている。(野村総合研究所が2018年3月に実施した調査より)
(※4)uralaa park urahoro(うららパーク浦幌)は浦幌町の施設です。uralaa park urahoroで体験できるデジタル森林浴空間のコンテンツやシステム、施設運営はフォレストデジタル株式会社が提供します。
(※5)当社調べ
導入検討のお問い合わせはこちら▽
https://uralaa.com/service/
■フォレストデジタル株式会社
2019年11月に北海道十勝で設立した「デジタル技術を用いて森や自然の価値を共有する」デジタル・ウェルビーイング企業。ヤフー出身者と林業家を中心に創設。
2020年12月に日本初の常設型没入自然空間 uralaa park urahoro(うららパーク浦幌)を浦幌町と共同で開設。
2022年1月没入自然空間サービスuralaaを一般リリース。今後、uralaaを商業施設やオフィス、医療施設等に展開していく予定。
・商号:フォレストデジタル株式会社(英文名:forestdigital, inc.)
・本社:089-5633 北海道十勝郡浦幌町常室51-1
・設立:令和元年11月18日
・事業領域:well-being with immersive nature(没入する自然空間によるウェルビーイングの実現)
・サービス:没入自然空間「uralaa park(うららパーク)」の開発、運営
・ホームページ:https://forestdigital.org/
・サービスホームページ:https://uralaa.com/service/
・主な協定等:2020年3月9日に北海道十勝総合振興局と「森林の魅力発信等に関するタイアップ協定」、2021年5月20日に国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所と共同研究契約を締結。2022年1月に20を超える企業と連携パートナーシップを締結。
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