【カンボジアモデル校を】最高水準の教育を実現し、公教育を改善する

クラウドファンディング7月15日から開始ーケイズハウスNPO助成プログラム認定プロジェクト

シーセフ

カンボジアで教育支援を行っている公益財団法人CIESF(東京都渋谷区、理事長:大久保秀夫、以下「シーセフ」と略す)は、カンボジアで幼小中一貫校を運営、最高水準の教育を実現し、モデル校として国内に広げ、公教育の改善を目指しています。今回はさらなる質の高い教育を提供するために、クラウドファンディングを本年7月15日(火)から開始します。

特設ページ

https://congrant.com/project/ciesf/17661?spt_route=ehTA4lGF2FSCsGNY

終わりが見えない支援に歯止めをかける、国の自立に向けた取り組み

シーセフは2008年に発足し、同年に教員養成校に理数科の日本人教育アドバイザーを派遣し、教員養成校の教官のレベルアップ、また教育行政を改善するため、教育行政官向けの大学院を運営、再教育の場を提供し、自分たちの力で教育改革を行えるように支援してきました。

カンボジア教員養成校の教官に授業の指導をする日本人アドバイザー

カンボジアの公教育はこの20年で大きく変化し、2024年のデータ※によると小学校修了率は82%と大きく改善しています。

※参考:世界子供白書2024/ユニセフ https://www.unicef.or.jp/sowc/data.html

しかしまだ世界に比べると教育の質は低いままです。2022年にOECD(経済協力開発機構)が行ったPISA調査(学習到達度調査)では、参加国81か国中、カンボジアは読解力、科学的リテラシー、数学的リテラシーすべてにおいて、最下位という結果でした。

国内の都市部ではインターナショナルスクールなどが増え、質の高い教育を受けられますが、授業料が高額なため、一般的な生徒は通うことができず、教育格差はますます広がっています。学校に通えない生徒のために、外国人が自国の教師を派遣して学校を運営するNGOもありますが、こういった援助の形は、いつまで支援が続くかわかりません。教育改革を行う教育行政もまだ海外からの支援に頼ることも多く、改善の見通しは経ちません。

終わりが見えない支援に歯止めをかけるためには、公教育の質の向上が鍵となります。

私たちはこの問題を解決するために、2016年、幼小中一貫校CIESF Leaders Academy(以下CLA)を設立しました。ここをモデル校とし、国内に広げ、公教育の底上げを目指します。

モデル校をつくり、公教育に広げる

CLAは「地球益を目指す志を持ったリーダーを育てる」ことを理念にプノンペン郊外に設立しました。カンボジアの卒業資格も取得できる学校です。現在は幼稚部年少組から小学6年生まで約200名の生徒が同じ校舎の下で学んでいます。

生徒に指導をするカンボジア人教師

ICTを活用した一人ひとりにあった効果的な学習を提供し、豊かな人間性を育てる協働的な学習環境を整え、さらにカンボジア教員への研修による教育力向上を図っています。

設立して10年目を迎えましたが、カンボジア人教師の自立はほぼ達成されており、カンボジア教育省からも視察に来られ、CLAはカンボジアの国立の研究機関や教育関係者から研究対象となっています。

またAIの算数ドリルは現在クメール語翻訳を進め、公教育に広めるために教育省とともに動き出すなど、公教育へ広げるというビジョンの達成は遠い未来の話ではないのです。

今回のクラウドファンディングで実現したいこと

CLAでは最高水準の教育を実現するため、STEAM教育※を行います。今回のクラウドファンディングでまずは芸術を定着させるために教室の整備と備品の購入、またグラウンドの増設と整備、併せて学習農園をつくります。

※STEAM教育とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の5つの分野を統合的に学ぶ教育のことです。

STEAM教育のAであるART、芸術は、2023年から公立小学校で週1時間授業を割り当てていますが、実際には芸術教育のスキルを持っている教師はおらず、行われていないのが現状です。クメールルージュで失った音楽、美術を含む芸術を復活させたいという思いがあり、教室の整備と楽器や絵画などの備品を購入します。多くの芸術に親しみ、自国の文化に触れ、豊かな人間性を育みます。

グラウンドの増設と整備は、体育の充実を図るとともに、農園をつくり穀物・野菜などを使って学習をすることも目的としています。教室の中だけではなく、外に出て、五感を使って感じることで、興味の幅を広げ、より学びを深めていきます。CLAはそのような探究的・主体的な学びを大切にしています。

■クラウドファンディング概要

実施期間:2025年7月15日〜9月30日

目標金額:300万円

クラウドファンディング特設ページはこちらです

https://congrant.com/project/ciesf/17661?spt_route=ehTA4lGF2FSCsGNY

「ケイズハウスNPO助成プログラム」の認定プロジェクトです。

このプロジェクトは「ケイズハウスNPO助成プログラム」の認定プロジェクトです。「ケイズハウスNPO助成プログラム」では、寄付決済時に発生する決済手数料を株式会社ケイズハウスが協賛することで、寄付者の想いがこもった大切な寄付金を全額NPOに届けます。さらにクラウドファンディングの目標金額を達成した団体には追加助成を実施予定です。日本国内の難民・在留外国人の生活や日本国外の困難を抱える外国人の生活をサポートし、 世の中が少しでも良くなることに貢献することを目指します。

ケイズハウスNPO助成プログラム特設サイト

https://congrant.com/jp/corp/kshouse/index.html

主催企業:株式会社ケイズハウス

ケイズハウスは「旅人にとって、快適・便利・お得な宿」をコンセプトにしたホステルグループです。

まだ日本でホステルが一般的ではなかった2003年に京都でオープンして以来、白馬・東京・富士河口湖・広島・伊豆伊東・高山・箱根・金沢・北海道と日本各地にホステルをオープン。外国人旅行者に日本の魅力を伝える旅の拠点となってきました。

URL:https://kshouse.jp/index.html

【採用情報】

ケイズハウスでは一緒に働くスタッフを募集しています。

詳細はこちらからご確認ください。

https://kshouse.jp/employment.html

運営会社:コングラント株式会社

コングラント株式会社は、ソーシャルセクターと企業向けに寄付決済を中心とする「寄付DXシステム」を提供しています。寄付募集・決済・CRMなどNPO経営に必要なすべてをワンストップで提供し、導入団体は3,000団体以上、寄付流通総額は100億円を突破しました。企業・従業員の寄付DXを推進する事業も展開し、大企業の人的資本に関連する開示項目の改善・発展に貢献しています。

【会社名】コングラント株式会社

【代表】代表取締役CEO 佐藤 正隆

【設立】2020年5月11日

【所在地】〒550-0002 大阪府大阪市西区江戸堀1-22-17 江戸堀イーストビル6F

【お問い合わせ】https://congrant.com/jp/corp/contact.html

主催団体:公益財団法人CIESF

【理事長】大久保秀夫(株式会社フォーバル代表取締役会長、前東京商工会議所副会頭)

【所在地】東京都渋谷区渋谷2‐9‐8 日総第25ビル3階

【電話】03-5774-0250

【設立】 2008年12月

【URL】 https://www.ciesf.org/

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会社概要

公益財団法人CIESF

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URL
https://www.ciesf.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-9-8 日総第25ビル3階
電話番号
03-5774-0250
代表者名
大久保秀夫
上場
未上場
資本金
-
設立
2008年12月