病院、研究所、ソーシャルベンチャーの3社で協働開発した、これまでにないリハビリウェア「odekake」を病院で販売開始しました
異分野の知見を掛け合わせて誕生した、病院と日常の垣根を超える新しいリハビリウェア「odekake」。開発に向けクラウドファンディングでも目標金額を達成しました。
多様な人も、動植物も、地球環境も、誰もどれも取り残さない「オールインクルーシブな社会」の実現を目指すSOLIT株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中美咲、読み:ソリット)は、リハビリテーションを専門とする医療法人えいしん会岸和田リハビリテーション病院(所在地:大阪府岸和田市、理事長:福澤 正洋 病院長:石川 秀雄)、医療分野のDX推進と研究・開発を専門とするMR&S有限会社SDX研究所(本社:大阪府堺市、研究所長:北裏 真己)と連携し、「リハビリウェア」の開発をしました。この度、開発されたリハビリウェアが病院で販売されます。
- 目次
2.街に溶け込むリハビリウェア「odekake」について
3.「odekake」病院で販売開始
4.プロジェクト運営者
- 1.リハビリウェア「odekake」開発の背景
しかし、「リハビリテーション」の本来の意味は、ただ機能訓練を経て身体機能を回復するというだけではなく、日常生活や社会の中での営みをとりもどし、その人らしい人生を紡ぎ直していくという意味を含む言葉であり、その先に続く日常となめらかに繋がっているものであるべきです。そこで、クリエイターやデザイナーなどの知見も掛け合わせながら、「街に溶け込むリハビリウェア『odekake』」を開発することになりました。
開発動画はこちらです:https://vimeo.com/686090792
- 2. 街に溶け込むリハビリウェア「odekake」について
今回開発したのは、「誰でも楽に着られて、思わずお出かけがしたくなる」リハビリウェア『odekake』。毎日の脱ぎ着が大変だからと、つい躊躇いがちになってしまう小さなお出かけを、もう一度どんな人にも取り戻してもらいたいという思いが込められています。
随所に「着脱しやすく、着心地の良い」工夫をこらしながら、トップスとボトムスそれぞれに、カラーと素材・特徴の異なる2種類ずつ計4アイテムをご用意しました。
odekakeの詳細はこちらです:https://www.eishinkai.hospital/odekake/
- 3.「odekake」病院で販売開始
- 4. プロジェクト運営者
医療法人えいしん会 岸和田リハビリテーション病院
岸和田リハビリテーション病院は2018年4月に新築移転した、南大阪では最大級の回復期リハビリテーション病院。「あきらめない医療」を理念に掲げ、日常生活を取り戻すためのリハビリテーションを提供しています。また、脳卒中リハビリテーション研究所を併設し、学会活動のみならず論文執筆などの臨床研究/学術活動にも積極的に取り組んでいます。
WEB:https://www.eishinkai.hospital/
SOLIT株式会社
多様な人、そして自然や動物もどれも取り残さない「オール・インクルーシブ」な社会を目指し、2020年9月設立。企画段階から医療・福祉従事者をはじめ、課題当事者を巻き込む「インクルーシブデザイン」の手法を用いてサービス開発を行う。2021年IAUD国際ユニバーサルデザイン賞銀賞受賞。循環型経済を実践する「crQlr Awards」受賞。
WEB: https://solit-japan.com/
MR&S有限会社 SDX研究所
全国に約30のリハビリテーション病院や施設を運営する、医療法人生和会グループの関連企業です。デジタル技術の活用を中心に、医療福祉の内外から患者体験の改善をおこなうことを目指し、2021年4月に設立しました。
WEB:https://seiwakai-dx.jp/
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