日本から世界へ発信！家畜福祉に特化したブランド　KAITEKI をリリース！

～持続可能な農業「放牧」を普及するファームエイジが展開～

ファームエイジ株式会社

2023年9月4日 08時50分

2023年9月4日　35年以上にわたって、持続可能な農業「放牧」を普及するための総合ソリューションを展開するファームエイジ株式会社（北海道石狩郡当別町）は、家畜福祉と生産者の経営改善を追求した商品ブランド” KAITEKI ” の販売を公式ｵﾝﾗｲﾝｼｮｯﾌﾟにて開始しました。
世界的に広く普及した「家畜福祉（アニマルウェルフェア）」ですが、日本ではまだ認知度が低く、関連する製品も少ない状況でした。こうした課題を解決すべく、新たに家畜福祉に特化した高機能アイテムを通じ、持続可能な農場づくりに貢献していきます。
（特設ECサイトはこちら　https://shop-farmage.com/?mode=f4）

アニマルウェルフェア　とは？

「動物福祉」や「家畜福祉」ともいわれます。

牛や豚などの家畜であっても、誕生から死を迎えるまでの間、できるだけストレスなく、快適で健康的な飼育方法が大切です。

世界的にアニマルウェルフェアは、「5つの自由」が提唱されています。日本においても農水省が実践にむけたガイドラインを整備するなど、普及推進を図っています。

一方で、日本ではまだ認知度が低く、関連する製品も少ない状況です。

生産者と家畜の両方に幸せに　「KAITEKI」に込められた意味

資材費や餌代の高騰、異常気象の多発など、生産者の経営状況は厳しさを増しています。このような状況の中では、家畜福祉を考える余裕がない生産者も多いと聞きます。

KAITEKIは、家畜へのメリットだけでなく、農家が抱える課題解決や経営改善に貢献できるよう設計しています。

生産者へのメリットとして、以下があげられます。

生産物の品質向上と低下を軽減

　人間でもストレスが多い環境ではパフォーマンスを最大限に発揮できません。家畜においても同じです。過度なストレス環境では、産乳量の減少、増体率や受胎率の低下など、さまざまなマイナス要因が生じます。
付加価値がつくことで差別化ができる

アニマルウェルフェアに配慮した生産物は、日本にはまだ少なく、付加価値がつきやすいです。そのため差別化が容易で、高単価で販売されている商品も数多くあります。
疾病や感染症の減少による労働環境改善

　家畜が健康であれば、管理の手間も減少するため、作業員の安全保障や負担が軽減されます。さらに獣医の訪問頻度も減れば、コスト削減にも寄与します。
消費者に認知しやすいブランドに

　SDGsなどに代表されるように、より安心・安全な食品を求める消費者は増加傾向にあります。アニマルウェルフェアに配慮した生産物は、消費者のニーズにこたえるだけでなく、生産している農場にもポジティブな印象を与えることができるでしょう。
持続可能な農場づくりに貢献

　アニマルウェルフェアに配慮することで、コストやリスクが低減され、結果的に経営全体に寄与することが期待できます。こうしたことから、長期的な目線で取り組むことで、持続可能な農場づくりのための投資と考えることができます。