【全国調査】「毎日歩きたくなる公園」約6割が散歩・ウォーキング目的 住む場所選びで“良い公園”を重視する人は8割

地方別ランキングから見えた「自然・歩きやすさ・景観」という共通点

株式会社cielo azul(シエロアスール)

株式会社cielo azul(本社所在地:福岡県福岡市、代表取締役:大泉 聡)は、公園が好きな20~60代の男女1,027人を対象に、「毎日散歩やウォーキングをしたくなる“自慢の公園”」に関する全国調査を実施しました。

その結果、約6割が公園を「散歩・ウォーキング目的」で利用していることが明らかになりました。

さらに、住む場所を選ぶ際に「良い公園が近くにあること」を重視する人は約8割にのぼり、公園が単なる憩いの場ではなく、暮らしや住環境の評価軸の一つになっている実態が浮かび上がりました。

本調査は、同社が運営する暮らし密着メディア「ふるさとめぐり」の企画として実施したものです。あわせて、回答結果からは、人々が「毎日歩きたくなる」と感じる公園の条件や、地方別に支持される公園の傾向も見えてきました。

調査概要:「自慢の公園ランキング」に関する調査

【調査期間】2025年12月10日(水)~2025年12月11日(木)

【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査

【調査人数】1,027人

【調査対象】調査回答時に公園が好きな20~60代の男女と回答したモニター

【調査元】株式会社cielo azul(https://www.cieloazul.co.jp

【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

本調査では、回答者にまず「自慢の公園」を1つ思い浮かべてもらい、その公園について利用頻度や利用目的などを尋ねています。

自慢の公園は「日常使い」よりも“特別なリフレッシュ空間”として利用されている

まずは、回答者が「自慢の公園」として思い浮かべた公園について、どの程度の頻度で訪れているのかを見ていきます。

「その公園をこれまでどのくらいの頻度で訪れたか」について尋ねたところ、「年数回程度(41.6%)」が最も多く、「月1回程度(21.0%)」と続きました。

この結果から、自慢の公園は日常的に頻繁に利用されている場所というよりも、「気分転換したいとき」や「自然を感じたいとき」に訪れる、特別な時間を過ごす場として位置づけられている様子がうかがえます。

では、実際に自慢の公園をどのような目的で利用しているのでしょうか。

利用目的の約6割が「散歩・ウォーキング」という結果に

「その公園をどのような目的・シーンで利用したか」について尋ねたところ、『散歩・ウォーキング(58.9%)』が最も多く、『自然や景色を楽しむ(36.5%)』『家族・子どもと遊ぶ(22.9%)』と続きました。

利用目的として「散歩・ウォーキング」が約6割にのぼり、公園は運動や健康維持のための特別な施設というよりも、日常生活の延長線上で気軽に利用される場所として認識されていることがうかがえます。

また、「自然や景色を楽しむ」が約4割となり、身体を動かすだけでなく、視覚的な癒しや気分転換を求めて訪れる人も多いようです。

さらに、「家族・子どもと遊ぶ」が約2割を占めており、自慢の公園は個人利用にとどまらず、家族で時間を過ごす場としても活用されていることが読み取れます。

良い公園の条件は「自然 × 歩きやすさ × 景観」

ここからは、自慢の公園のどのような点を「良い」と感じているかうかがいます。

「その公園について良いと感じる点」について尋ねたところ、『自然が豊か(54.5%)』が最も多く、『歩きやすい道が整備されている(47.8%)』『景色がきれい(44.3%)』と続きました。

『自然が豊か』が約半数で、公園に対してまず求められているのは、人工的な設備よりも、緑や自然環境そのものの充実であることがうかがえます。加えて、『歩きやすい道が整備されている』『景色がきれい』といった項目が続いている点から、単に自然があるだけでなく、その自然を快適に楽しめる環境づくりが評価につながっている可能性があります。

自慢の公園では、自然の多さだけでなく、散策しやすさや景観といった点も含めて評価されている様子がうかがえます。

では、自慢の公園に対して改善されたらより良くなると感じる点はあるのでしょうか。

改善点は「トイレ・休憩・駐車場」など基本設備

「その公園について改善されたらもっと良いと感じる点」について尋ねたところ、『トイレの清潔さ(25.2%)』が最も多く、『ベンチ・休憩スペースの充実(18.4%)』『駐車場の整備(16.0%)』と続きました。

良い点として自然環境や景観が高く評価される一方で、改善点としてはトイレや休憩スペース、駐車場といった基礎的な設備面が上位に挙がりました。

この結果から、公園そのものの魅力に大きな不満があるというよりも、より快適に過ごすための環境整備に対する期待が表れていると考えられます。

散歩やウォーキングといった日常の利用に加え、家族連れや高齢者など幅広い層が利用する場であることを踏まえると、衛生面や休憩しやすさ、アクセスのしやすさは満足度を左右しやすい要素だと推測されます。

自慢の公園であっても、より快適に利用するための環境面については、改善を期待する声が見られることがわかります。

ご当地らしさは「地域イベント」と「土地固有の自然」

ここからは、自慢の公園に地域性を感じる何かがあるかどうかをうかがいます。

「その公園にはどのようなご当地らしさを感じるポイントがあるか」について尋ねたところ、『地域イベントの開催(17.2%)』『地元の植物(16.4%)』『歴史的モニュメント(14.3%)』が上位になりました。

ご当地らしさを感じるポイントとして『地域イベントの開催』や『地元の植物』『歴史的モニュメント』が挙げられたことから、自慢の公園は単なる憩いの場にとどまらず、地域の文化や歴史に触れられる空間として機能している側面がうかがえます。

では、季節によって自慢の公園の印象に違いは生じるのでしょうか。

自慢の公園は「春」が最も評価される

「その公園を特に良いと感じる季節はどれか」について尋ねたところ、『春(55.8%)』が最も多く、『秋(26.5%)』と続きました。

春は花や新緑といった視覚的な変化が分かりやすく、散歩やウォーキングの楽しさを実感しやすい季節であるため多くの方に選ばれたと考えられます。

また、秋についても、暑さが和らぎ落ち着いた雰囲気の中で自然を楽しめる点が評価されている可能性があります。

この結果から、自慢の公園の魅力は1年を通じて一定というより、季節ごとの自然環境や過ごしやすさと密接に結びついているのではないでしょうか。

では、実際に自慢の公園をどの程度他者にすすめたいと思うのでしょうか。

約9割が「他の人にもおすすめしたい」と回答

「その公園を他の人におすすめしたいと思うか」について尋ねたところ、約9割が『とてもそう思う(33.9%)』または『ややそう思う(52.8%)』と回答しました。

約9割が「おすすめしたい」と回答したことから、多くの方が自慢の公園に対して高い満足感や好意的な印象を持っていることがうかがえます。

自分自身が心地よく利用できているからこそ、他者にも共有したいと感じている可能性があり、自慢の公園は個人的な憩いの場にとどまらず、周囲にすすめたくなる価値を備えた存在のようです。

住む場所選びで「良い公園」を重視する人は約8割

ここからは、現在住んでいる地域の公園環境についてうかがいました。

「現在住んでいる地域の公園環境(数・質・アクセスなど)に満足しているか」について尋ねたところ、約8割が『とても満足している(20.2%)』または『やや満足している(56.8%)』と回答しました。

約8割が、現在住んでいる地域の公園環境に「満足している」と回答しました。

公園の数や質、アクセスといった点を含めた地域全体の環境が、住民から一定の評価を得ていることがわかります。

では、住む地域選びにおける公園の重要性はどうでしょうか。

最後に、「あなたにとって、良い公園が近くにあることは住む地域を選ぶ際にどのくらい重要か」について尋ねたところ、『とても重要(19.0%)』『やや重要(56.0%)』と、重要視する回答が約8割を占めました。

良い公園が近くにあることを「重要」と捉える回答が約8割を占めたことから、公園の存在は住む地域を選ぶ際の判断材料として一定の重みを持っていることがうかがえます。

『とても重要』『やや重要』と段階的に評価が分かれている点から、重要度には個人差があるものの、多くの方が無関心ではいられない要素として認識しているようです。

この結果は、公園が「行楽施設」ではなく、生活インフラの一部として認識されつつあることを示しています。

【地方別ランキング】毎日歩きたくなる自慢の公園

ここからは、調査回答で挙げられた公園名をもとに、地方別に「毎日歩きたくなる自慢の公園」をランキング形式で紹介します。
いずれも、実際にその地域に住む人が「自慢できる」と感じた公園です。

本調査では、各地域ごとに回答数や挙げられた公園数にばらつきがあるため、本記事では各地域の上位公園(同率含む)を中心に掲載しています。

なお、4位以下を含む全順位の結果は、自社メディア「ふるさとめぐり」にて公開しています。

北海道地方|毎日歩きたくなる自慢の公園ランキング

北海道地方では、札幌市内の大規模公園を中心に票が集まりました。以下は、調査回答で挙げられた公園名を票数順にまとめたランキングです。

(北海道在住回答者129人)

順位

公園名

所在地

1位

大通公園

北海道札幌市

2位

中島公園

北海道札幌市

2位

モエレ沼公園

北海道札幌市

東北地方|毎日歩きたくなる自慢の公園ランキング

東北地方では、歴史的な公園や広域型公園を中心に票が集まりました。以下は、調査回答で挙げられた公園名を票数順にまとめたランキングです。

(東北在住回答者127人)

順位

公園名

所在地

1位

開成山公園

福島県郡山市

2位

弘前公園

青森県弘前市

3位

国営みちのく杜の湖畔公園

宮城県川崎町

関東地方|毎日歩きたくなる自慢の公園ランキング

関東地方では、都内を中心とした広大な都市公園に票が集まりました。
日常の散歩やウォーキングだけでなく、自然を感じながら過ごせる身近なリフレッシュ空間として評価されている様子がうかがえます。

(関東在住回答者129人)

順位

公園名

所在地

1位

国営昭和記念公園

東京都立川市

2位

代々木公園

東京都渋谷区

3位

駒沢公園

東京都世田谷区

中部・北陸地方|毎日歩きたくなる自慢の公園ランキング

中部・北陸地方では、歴史的価値のある庭園や、広域型の大規模公園が上位に挙がりました。
観光資源としても知られる公園が、「歩きたくなる公園」として地元住民からも支持されている点が特徴です。

(中部在住回答者128人)

順位

公園名

所在地

1位

兼六園

石川県金沢市

2位

愛・地球博記念公園

(モリコロパーク)

愛知県長久手市

2位

鶴舞公園

愛知県名古屋市

近畿地方|毎日歩きたくなる自慢の公園ランキング

近畿地方では、自然と歴史の両方を感じられる公園に票が集まりました。
都市の中心にありながらも、落ち着いて散策できる環境が評価されていることが読み取れます。

(近畿在住回答者131人)

順位

公園名

所在地

1位

万博記念公園

大阪府吹田市

2位

馬見丘陵公園

奈良県広陵町

2位

大阪城公園

大阪府大阪市

中国地方|毎日歩きたくなる自慢の公園ランキング

中国地方では、地域を代表する象徴的な公園が上位を占めました。
地域の歴史や文化と結びついた公園が、日常的な散歩や憩いの場として親しまれている様子がうかがえます。

(中国在住回答者127人)

順位

公園名

所在地

1位

平和記念公園

広島県広島市

2位

岡山後楽園

岡山県岡山市

2位

みやま公園

岡山県玉野市

四国地方|毎日歩きたくなる自慢の公園ランキング

四国地方では、全国的にも知名度の高い庭園や国営公園が多く挙げられました。
自然景観の美しさに加え、「特別感のある散策空間」として支持されている点が特徴です。

(四国在住回答者129人)

順位

公園名

所在地

1位

栗林公園

香川県高松市

2位

国営讃岐まんのう公園

香川県まんのう町

3位

松山総合公園

愛媛県松山市

九州・沖縄地方|毎日歩きたくなる自慢の公園ランキング

九州・沖縄地方では、都市部の水辺や自然を活かした公園に票が集まりました。
日常の散歩やウォーキングの場としてだけでなく、地域の象徴的な存在として親しまれていることがうかがえます。

(九州・沖縄在住回答者127人)

順位

公園名

所在地

1位

大濠公園

福岡県福岡市

2位

新都心公園

沖縄県那覇市

2位

水前寺公園

熊本県熊本市

まとめ:地元で支持される公園は「自然」「使いやすさ」「身近さ」を備えた存在

今回の調査から、公園が好きな20~60代の男女が「自慢の公園」と感じる場所の利用実態や、評価されているポイントが明らかになりました。

調査結果を見ると、全国各地に支持される公園が存在し、その多くが散歩やウォーキングといった日常的な目的で利用されています。評価されている点としては、自然の豊かさや歩きやすい道の整備など、基本的でありながら暮らしに直結する要素が上位に挙がりました。


一方で、トイレや休憩スペースといった設備面については、改善を期待する声も一定数見られました。


また、公園に感じる「ご当地らしさ」は一様ではなく、地域イベントや地元の植物、歴史的モニュメントなど、地域ごとの特性が反映されていることが分かりました。特に、春や秋といった季節の変化を楽しめる時期に評価が高まる傾向も見られ、気候や景観が利用満足度に影響している可能性がうかがえます。

多くの回答者が「自慢の公園」を他者にもおすすめしたいと考えており、公園が地域の魅力を外部に伝える役割を担っている可能性も示されました。


さらに、住む地域を選ぶ際に「良い公園が近くにあること」を重視する人が約8割にのぼったことから、公園は単なる憩いの場ではなく、住環境を評価する重要な要素の一つとして認識されていると言えるでしょう。

これらの結果から、地元で支持される公園には、自然の豊かさや使いやすさ、そして暮らしの中で無理なく利用できる「身近さ」が共通して備わっていることがうかがえます。

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2014年02月