自動発注AI「α-発注」を、株式会社スリーキューブが導入~発注時間を月50時間削減、在庫量13%削減を実現~

AIによる自動最適化で「誰でも発注できる」体制を構築。属人化を解消し、業務負担を大幅に軽減。

株式会社infonerv

自動発注AI「α-発注」の開発・提供を行う株式会社infonerv(本社:東京都千代田区、代表取締役:江田 研人)は、生活雑貨およびインテリア雑貨の卸事業を運営する株式会社スリーキューブ(本社:高知県高知市、代表取締役社長:後藤 幸祐)に「α-発注」をご導入いただき、発注業務の大幅な効率化を実現したことをお知らせします。

株式会社スリーキューブでは、仕入発注業務における精度、工数、属人化が課題となっていました。「α-発注」導入により、発注時間を月88時間から32時間へ約50時間削減、在庫量13%削減を実現。さらに発注担当者を5名から2名体制に削減しながらも、AIによる自動最適化で「誰でも発注できる」体制を構築し、業務の属人化解消に成功しました。これにより、取引先様への安定的な商品供給にもつながっています。

自動発注AI「α-発注」を、株式会社スリーキューブが導入

「α-発注」導入の背景
生活雑貨およびインテリア雑貨卸事業を展開する株式会社スリーキューブ(本社:高知県高知市、代表取締役社長:後藤 幸祐)は、愛媛・高知・香川など複数の倉庫を運営しています。同社では、倉庫ごとに発注担当者が配置され、それぞれの判断で発注業務を行っていましたが、以下のような課題を抱えていました。

  • 各倉庫の発注内容や判断基準が担当者にしか分からず、業務が属人化

  • 勘と経験に頼った発注点・在庫量の設定で精度が低い

  • 発注作業に月88時間(全倉庫計)を要していた

  • 実績データと連動しない発注により、過剰在庫が発生

特に、担当者が不在の際や他倉庫への応援が必要な場合に、「何を・どれくらい・どの条件で」発注すれば良いか分からない状態が続いていました。

「α-発注」導入の決め手
同社商品管理部の大井様は、「当初はAIに任せることへの不安もありましたが、トライアルを通じて『人よりもデータに忠実』という印象を受けました」と語ります。

株式会社スリーキューブ 商品管理部 大井様

導入初期は「なぜこの商品が発注されるのか?」という疑問もありましたが、「α-発注」の担当者と何度も打ち合わせを重ね、実際のデータや発注条件をチューニング。「AIが出す結果には明確な理由がある」と納得できるようになり、現在ではほとんどの発注を「α-発注」に任せています。

また、従来の発注担当者が退職し、発注未経験の社員に業務を引き継ぐ場面でも、「α-発注」の仕組みがあることで精度を保ったまま運用を継続。経験や勘に依存しない体制が定着しました。

導入効果

「α-発注」の導入により、以下の成果を実現しました。

【業務効率化】

  • 発注時間:月88時間 → 月32時間に短縮(▲約50時間)

  • 発注担当者:5名 → 2名体制に削減

  • 基幹システムを何度も確認する「見る・考える」作業が減少し、空いた時間を他業務に再配分

【コスト削減】

  • 在庫量:約13%削減

  • 年間仕入れコスト:大幅削減

  • 過剰在庫や無駄な仕入れが確実に減少

【精度向上】

  • 欠品率の低下

  • 各倉庫の状況を横断的に把握可能に

  • 「誰でも発注できる体制」を実現

今後の展望
今後、発注担当者を「在庫管理者」として位置づけ、発注業務は「α-発注」に任せつつ、欠品時の対応や在庫状況の調整、発注データのメンテナンスなど、より上流の管理・改善に専念できる体制の構築を目指しています。

AIや自動化の力を活用し、在庫精度のさらなる向上や取引先との連携強化に取り組むことで、安定的かつ効率的な運営体制の構築を進めていく方針です。

お客様の声

株式会社スリーキューブ 商品管理部 大井様

「まずは、一度試してみてほしいですね。実際に使ってみないと分からない部分も多いですし、検証して『これならいける』と思えたら導入してみるのが一番だと思います。当初は半信半疑の部分もありましたが、実際に使ってみて成果を実感できました。今は導入して本当によかったと感じています」。(株式会社スリーキューブ 商品管理部 大井様)


【「α-発注」概要 】

「α-発注」は、小売・卸売・メーカー・製造・商社向けの自動発注AIです。
「α-発注」を利用して発注リストを作成することで、過剰発注や在庫切れによる売り逃しなどを効率よく削減できます。
2021年5月からサービスの提供を開始し、幅広いジャンルで導入が進んでいます。

▼サービスサイト
URL:https://a-orders.com/

【株式会社スリーキューブ 会社概要】

名称    : 株式会社スリーキューブ

代表者   : 代表取締役社長 後藤 幸祐

所在地   : 〒781-9685 高知県高知市南久保9番16号

設立    : 2013年2月1日

事業内容  : 生活雑貨およびインテリア雑貨卸

拠点    : 愛媛・高知・香川など複数の倉庫を運営
企業サイト : https://www.3cube.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】
名称    : 株式会社infonerv

代表者   : 代表取締役 江田 研人

所在地   : 〒101-0048 東京都千代田区神田司町2丁目10−4 4階

設立    : 2021年4月1日

事業内容  : AI SaaS事業

企業サイト : https://infonerv.com/

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会社概要

株式会社infonerv

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URL
https://infonerv.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都杉並区永福三丁目34番5号 301
電話番号
-
代表者名
江田研人
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年04月