STEAM教育スクール「DOHSCHOOL」所属チーム「Big Dippers」が台湾で開催された国際ロボット競技会でエリミネーションマッチ進出&Inspire Award受賞!次は世界大会を目指す。

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三英株式会社

DOHSCHOOL所属「Big Dippers」

三英株式会社(所在地:東京都千代田区神田猿楽町1−3−5 代表取締役:市川晋也)が運営する、世田谷区駒沢のSTEAM教育スクール「DOHSCHOOL」のV5RCロボコンチーム「Big Dippers」は、2024年12月18日~21日に台湾・Pacific American School(新竹)で開催された国際ロボット競技会「PAS-VEX VEX Robotics Competition Signature Event」に出場し、エリミネーションマッチ(決勝トーナメント)進出を果たすとともに「Inspire Award」を受賞いたしました。

今大会は、世界的半導体企業TSMCからスポンサードを受ける常連強豪チームをはじめ、各国のトップレベルのチームが多数参戦する「シグネチャーイベント」です。国際舞台の中でも特にハイレベルと評される同大会で、Big Dippersは見事なチームワークと粘り強さを発揮し、大きな成果を残しました。

現在、「Big Dippers」では企業スポンサーを募集しています。 世界を舞台に躍進を続ける中高生ロボットチームに興味をお持ちの企業様は、ぜひお問い合わせください。さらに2025年1月に開催予定のジャパンナショナルズで優勝・エクセレンスアワード獲得を目指し、2025年5月アメリカ・テキサス州ダラスで開催される世界大会への切符を掴むべく、今後も活動を加速してまいります。

■VEXロボティクスとは

VEXロボティクスは、世界70以上の国と地域で大会が開催されるグローバル規模のロボットコンペティションで、参加者数は年々増加。ギネス世界記録に「世界最大のロボット競技会」として認定された実績を持ちます。高度なロボット製作・プログラミング技術に加え、課題解決力やチームビルディング、コミュニケーションスキルを総合的に養う教育効果が大きく、STEMおよびグローバル教育のプラットフォームとして世界中から注目を浴びています。
毎年5月に開催される世界大会のスポンサーには、Google、NASA、Teslaなどのグローバル企業が名を連ねています。

VEX世界大会の様子(2023年)

■PAS-VEX VEX Robotics Competition Signature Eventの特徴

本大会はVEX Robotics Competitionの中でも特別に位置付けられる「シグネチャーイベント」として開催されました。シグネチャーイベントは、ローカル大会の枠を超えたインターナショナルな強豪チームが集結するハイレベルの公式戦であり、世界大会(VEX Worlds)出場常連のトップチームも多数参戦します。
今年度の大会では、TSMCをはじめとする大手企業の協賛を得た常勝チームや、過去に世界大会で受賞歴を持つ海外勢が大挙して参戦。競技内容は高度化が進む一方で、アライアンス(同盟チーム)との連携が一層重要視され、戦略・技術ともに最高峰のレベルが要求される舞台でした。

今回の会場となったのはPacific America School in 台湾新竹

■Big Dippersについて(チーム番号は67000A)

「Big Dippers」は、DOHSCHOOLのロボコンコースに所属する中学2年生から高校1年生までの7名(男子4名、女子3名)からなるV5RCチームです。メンバー7名のうち5名は、これまで小中学生対象グレード「VEX IQ(VIQRC)」の世界大会での実績を積んでおり、今シーズンから本格的に上級グレードV5RCへ挑戦をスタートしました。

チーム編成は、プログラマー2名、ロボットビルダー3名、ロボットデザイナー1名、広報担当1名と役割を明確化し、WRO(World Robot Olympiad)世界大会に4度進出したDOHSCHOOL講師や、アメリカのVEX大会で準優勝した学生メンター(孫正義育英財団8期生)、国内大会5年連続日本一を誇る「RED BISONS」メンバーといった多彩な経歴の指導陣からサポートを受けています。

大会会場エントランスにて記念撮影。

Big Dippersが1年をかけて作ってきたロボット

チームメンバーのうち5名が出場した2023年の世界大会


【メンバー紹介】

市川 はる(昭和女子大学附属昭和中学校)
チームリーダー兼ロボットビルダー

小林 千紘(昭和女子大学附属昭和中学校)
プログラマー

土屋 帆乃(昭和女子大学附属昭和中学校)
広報担当

稲葉 太一(青稜高等学校)
プログラマー

綱嶌 仁政(国立東京工業高等専門学校)
ロボットビルダー

住友 和樹(玉川学園高等部)
ロボットデザイナー兼ドライバー

中田 寛大(かえつ有明高等学校)
ロボットビルダー兼通訳

■大会当日の奮闘からエリミネーションマッチ進出・Inspire Award受賞まで大会序盤:アクシデントを克服し、快調なスタート

初日はスムーズにチームチェックインとインスペクションを終えましたが、午前中にエアコンプレッサーの不調という想定外のトラブルに見舞われました。しかし、アライアンス(同盟チーム)と部品を融通し合うなど、チームの柔軟な対応が功を奏し、午後のプラクティスマッチでは見事勝利。翌日からの予選では序盤の連勝によって一時は7位まで順位を上げる好スタートを切りました。

中盤:厳しいルール運用と高い技術レベルに苦戦

国際大会ならではの厳格なルールチェックや、強豪チームとの対戦で生まれる激しい攻防の中、3度のDQ(失格)を受けてしまい、せっかく獲得した高得点も得点に計上されず順位は大幅にダウン。しかし疲労やプレッシャーが重なる中でも、夜遅くまで試合動画を見返し、戦略を再構築した結果、最終予選マッチではカナダのアライアンスとのチームワークが功を奏し、予選終了時には順位を少し取り戻しました。

アライアンス(同盟チーム)との作戦会議は英語で

■エリミネーションマッチ(決勝トーナメント):運命を変えた“アライアンスセレクション”

予選36位で終えたBig Dippersがエリミネーションマッチに進むためには、上位チームからのアライアンス指名が必要となります。そこでチームは20位~32位のチームに照準を定め、ランチタイムを利用して猛アピール。すると26位の韓国チームが「指名権が回ってきたら選ぶ」と約束し、最後の指名権のタイミングでBig Dippersを選んでくれました。こうして見事、エリミネーションマッチへの切符を手にします。

エリミネーションマッチでアライアンスを組んだ日韓チーム

目標としていたエリミネーションマッチ出場達成

■惜しくも初戦敗退も…Inspire Awardの快挙

エリミネーションマッチ初戦では、予選1位のアライアンスと対戦し、最後まで互角の勝負を展開しましたが、惜しくも僅差で敗退。しかし閉会式ではBig DippersがInspire Awardを受賞し、同盟を組んだ韓国チームがSportsmanship Awardを受賞するなど、大会を大いに盛り上げる形で幕を閉じました。3日間のチャレンジを通じて、「生徒主体のチーム運営」や「グローバルコミュニケーション」といったVEXロボティクスの本質的な学びを身に付け、大きく成長した姿が印象的です。

Inspire Award受賞

■Inspire Awardとは

VEXロボティクス競技における総合評価の高い賞で、イベント中の前向きな姿勢や他チームへの支援、技術的課題の克服、そして生徒主体での運営ができているかなど多角的に審査されます。Big Dippersはトラブルを乗り越える適応力や海外チームとの情報交換、ジャッジへの英語インタビュー対応などが評価され、今回の受賞に至りました。

■メンバーコメント(一部抜粋)

市川 はる(チームリーダー兼ロボットビルダー)

これまで苦手だったチームワークの面で大きな成長を実感し、手応えを感じました。次は日本代表として世界大会に挑めるよう、万全の準備をしていきたいです。

小林 千紘(プログラマー)

ハイレベルの国際大会で得た経験は計り知れません。海外の強豪チームとも同じフィールドで戦えたことを糧に、プログラミングスキルをさらに磨いていきます。

住友 和樹(ロボットデザイナー兼ドライバー)

ドライビングやルールの把握不足があり、DQを多く受けたのは悔しい結果でしたが、次回はしっかり練習を重ね、チームに貢献したいです。

綱嶌 仁政(ロボットビルダー)

世界大会常連チームのロボットは洗練度が圧倒的でした。私たちも設計段階から見直し、負けないロボットを作りたいです。

中田 寛大(ロボットビルダー兼通訳)

海外チームとのコミュニケーションがエリミネーションマッチ進出に直結し、英語力の重要性を再認識しました。今後もジャッジへのプレゼンなど準備を徹底します。

稲葉 太一(プログラマー)

大会前の準備では貢献が少なかった分、大会中は積極的に議論や作戦会議に参加でき、チームの一体感を味わえました。日本代表決定戦までにプログラミング精度を高めます。

土屋 帆乃(広報担当)

大会期間中、海外チームに向けた情報発信を積極的に行い、SNSのフォロワーも大きく伸びました。今後はスポンサー集めにも力を入れ、チームをさらなる高みへ導きたいです。

■今後の目標とスポンサー募集について

Big Dippersは、2025年1月11日に蔵前工科高校で開催されるジャパンナショナルズでの優勝・エクセレンスアワード受賞を目標に、2025年5月にアメリカ・テキサス州ダラスで開催予定の世界大会への出場を目指しています。また、世界大会ではディビジョンファイナル進出という高い目標を掲げ、引き続きロボットの改良・練習環境の充実・メンバーのスキルアップに努めてまいります。

そのための活動を支えていただけるスポンサー企業を随時募集しております。STEM教育・グローバル教育・次世代のイノベーター育成にご関心をお持ちの企業様は、ぜひお問い合わせください。スポンサー特典として、ユニフォームやチームロボットへの企業ロゴ掲載、公式SNSや大会会場でのPR活動、大会出場時の写真の使用権利などを検討しております。

世田谷区駒沢にあるSTEAM教育スクール「DOHSCHOOL」

■本件に関するお問い合わせ先

三英株式会社(DOHSCHOOL運営会社)

所在地:東京都千代田区神田猿楽町1−3−5

担当:市川晋也(DOHSCHOOL ロボコンコース責任者)

TEL:03-5280-9871

Email:s-ichikawa@sanei-corporation.jp
HP(三英教育事業部):https://sanrobo.com
HP(DOHSCHOOL):https://dohschool.com

以上

本プレスリリースに関する取材やご質問、スポンサーのお申し出など、お気軽にお問い合わせください。
国際舞台での挑戦を通じてさらなる飛躍が期待される「Big Dippers」の活躍に、ぜひご注目を賜りますようお願い申し上げます。

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会社概要

三英株式会社

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URL
https://sanei-corporation.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都千代田区神田猿楽町1-3-5 伊東ビル2階
電話番号
03-5280-9871
代表者名
市川晋也
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1963年09月