スペースデータ、KDDIの企業連携プログラム「MUGENLABO UNIVERSE」に、宇宙環境を再現したデジタル空間を提供
宇宙機器の開発や実験の敷居を下げ、オープンイノベーションを加速
人類の宇宙展開を通した産業変革を目指す株式会社スペースデータ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:佐藤航陽、以下スペースデータ)は、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:髙橋 誠、以下 KDDI)が2024年5月30日に開始した宇宙活用の企業連携プログラム「MUGENLABO UNIVERSE」(以下 本プログラム)に参画します。
スペースデータは本プログラム参加企業に対し、国際宇宙ステーション(ISS)や月面などの宇宙環境を再現したデジタル空間「宇宙デジタルツイン」を無償で提供し、各企業が開発する宇宙ロボットや建築物などをデジタル空間上で実験・実証できるよう支援します。それにより、宇宙機器の開発や実験の敷居を下げ、各社の多様な技術を活かしたオープンイノベーションを推進します。
MUGENLABO UNIVERSE
https://www.kddi.com/open-innovation-program/mugenlabo/universe/
「MUGENLABO UNIVERSE」について
「MUGENLABO UNIVERSE」とは、KDDIが2024年5月30日に開始した、宇宙を活用して地球上の課題を解決する企業連携プログラムです。
本プログラムでは、宇宙環境を再現したデジタル空間や低軌道環境などの多様な実証支援や、宇宙領域の有識者によるナレッジシェアリングをスタートアップ企業と大企業に提供し、宇宙事業に参入しやすい環境を整備します。
また、新たな技術や事業アイデアを持つスタートアップと、宇宙を活用した事業開発を目指す大企業をマッチングすることで、宇宙開発に限らず宇宙技術を活用した地上での社会課題解決事業の創出を促進します。
2025年度に宇宙環境を再現したデジタル空間提供、2027年度に低軌道環境での実証支援を開始し、2030年度までに宇宙を活用した事業創出を目指します。
本プログラムを通じて、KDDI自身も宇宙事業に本格参入し、デジタル空間や低軌道環境での基地局設置実証を通じて、2028年目途に月-地球間通信の構築、2030年目途に月面モバイル通信の構築を目指していくとのことです。
宇宙デジタルツインについて
スペースデータが提供する「宇宙デジタルツイン」は、国際宇宙ステーション(ISS)や月面などの宇宙環境をデジタル空間に再現する技術です。3D空間だけでなく、重力や気温、光量、その他の宇宙特有の条件をリアルタイムに再現する環境を開発しています。
宇宙デジタルツインを活用することで、地上でも宇宙環境をシミュレーションし、ロボット操作や建築、実験装置の検証が可能となります。これにより、実際の宇宙ミッションに先立って安全性や効率性を高めることができ、各企業の宇宙事業参入を支援します。
宇宙デジタルツインは、宇宙開発のハードルを下げ、新たなビジネスチャンスを創出する革新的な技術です。
スペースデータについて
スペースデータは「宇宙」と「デジタル」の融合を目指した研究開発を行うスタートアップです。人工衛星・宇宙ステーション・月面探査といった宇宙分野の技術と、AI・3DCG・デジタルツインといったデジタル分野の技術の融合を目指す研究を進めています。「新しい宇宙を作る」をビジョンに掲げて、革新技術の発明・特許化・実用化を行っています。
法人概要
社名 :株式会社スペースデータ
代表 :佐藤 航陽
所在地:東京都渋谷区道玄坂2-11-1 JMF渋谷ビル03 5階
資本金:15億1300万円
目的 :宇宙開発に関わる投資と研究
URL :https://spacedata.ai
本件に関するお問い合わせ
下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。
すべての画像