日本最大※のPTSを運営するジャパンネクスト証券 夜間市場クォータリーレポートを発表

~2024年10月~12月期~

 私設取引システム(Proprietary Trading System、以下PTS)の運営を主軸に金融サービスを展開するジャパンネクスト証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:山田正勝)は、夜間市場の四半期レポートを公開いたします。

※2025年1月時点/PTS(私設取引システム)の売買代金において/当社調べ

 ジャパンネクスト証券は、PTSの運営に特化した証券会社です。PTSとは、取引所を介さずに株式などの有価証券の売買を成立させる取引システムのことで、東証をはじめとする取引所と同様に投資家の皆さまに取引の機会を提供しています。

 国内で唯一の「夜間市場」を運営しているジャパンネクスト証券では、午後5時から翌朝6時までの間、海外の経済状況や国内外の重大ニュースなどをみながら取引することができます。この度、「夜間市場」のいっそうの認知度拡大に繋がればとの考えから、独自の分析レポートを四半期毎に発行することとなりました。皆さまにおかれましては、当レポートを参考に「夜間市場」のご活用にお役立てください。

 2024年の「夜間市場」の一日あたりの平均売買代金は約68億円でした。直近四半期の平均売買代金は概ね平均的でしたが、10月と11月にはそれぞれ三回ずつ、売買代金が100億円を超える日がありました。

 

 例えば、売買代金が約150億円となった11月6日は、アメリカ大統領選でのトランプ氏の勝利から「トランプトレード」が広がり、米主要指標は大幅上昇となりました。弊社の「夜間市場」ではレバレッジ型の株式指数ETFが多く取引されました。

 直近四半期の「夜間市場」では、1日に平均853銘柄が取引されました。セグメント別でみると、TOPIX100が約8割、TOPIX400では約4割の銘柄が取引され、TOPIX SmallまたはNon-TOPIXについて、割合は限定的であるものの、銘柄数としては約560銘柄が取引されました。

※期間中に銘柄の入れ替えがあった場合、例えば、TOPIX100の取引銘柄数が100よりも多くなることがあります。

 売買代金ランキングをみると、ETFでは「NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投資信託(1570)」を始めとした、レバレッジ型の株式指数ETFが多く取引されました。弊社の「夜間市場」では、大きな経済ニュースがあった際にこうしたレバレッジ型のETFが盛んに取引される傾向があります。

 個別銘柄では、2024年10〜12月期ベースで第5位にランクインした「本田技研工業(7267)」が、直近四半期における日時ベースの売買代金ランキングでは第1位となりました。

 12月23日、東証の取引時間終了後の午後5時、記者会見で発表された「本田技研工業(7267 )」と「日産自動車(7201)」の経営統合のニュースを受け、弊社の「夜間市場」で「本田技研工業(7267)」が44.3億円も取引されました。

 このように、東証の取引時間終了後に飛び込む突発的な企業のニュースをみてから取引できるのも、「夜間市場」を活用するうえでのメリットのひとつといえます。

 東証の取引時間中にストップ高、またはストップ安となった銘柄はそれ以上の高値、または安値での取引ができなくなります。通常、このような銘柄は、翌営業日に前日の終値を基準とした新たな制限値幅が適用されます。しかし、「夜間市場」では、翌営業日を待つことなく、新たな制限値幅が適用されて取引が開始されることから、夜間にさらなる値上がり(値下がり)を狙った取引が可能となります。

 上記のグラフは、左側がストップ高、右側がストップ安となった銘柄の数(割合)を示しています。例えば、10月~12月の期間にストップ高となった銘柄は576ありました。そのうちの62%(359銘柄)は「夜間市場」においてさらなる値上がりがみられました。また、そのような銘柄のうち66%(237銘柄)は、翌日の東証においても価格の上昇が継続しました。

 同期間中にストップ安となった銘柄は78あり、そのうちの50%(39銘柄)が「夜間市場」でさらに値下がりし、また、こうした銘柄のうち約80%(31銘柄)が翌日の東証でも継続的に下落しました。

 上記の棒グラフは、直近四半期に決算発表をした銘柄のうち、「夜間市場」での売買代金が2000万円以上のものを抽出し、価格の変動幅がどの程度だったかについてまとめたものです。これをみると、決算発表後の「夜間市場」で3%以上の値動きがあった銘柄が21%程度あったことがわかりました。

 さらに、1〜3%の値動きがみられた銘柄も含めると、価格が1%以上動いたものが60%以上ありました。概ね決算発表は東証の取引時間終了後に行われますが、「夜間市場」を活用することにより、翌日の東証の取引開始前に決算発表銘柄を取引することが可能となります。

~終わりに~

 「夜間市場」は、東証の取引時間終了後にリアルタイムで取引出来るのが大きなメリットです。

 「夜間市場」をご活用いただくことで損失回避や利益確保の一助となりうるのではないかと期待しております。今後も当社はこの分析レポートを四半期毎に発行し、皆さまにご報告させていただきます。引き続きジャパンネクスト証券のPTSならびに「夜間市場」を宜しくお願い申し上げます。

ジャパンネクスト証券 会社概要

会社名     :ジャパンネクスト証券株式会社

設立日     :2006年11月8日

代表者     :山田  正勝

所在地     :〒106-0032  東京都港区六本木3-1-1  六本木ティーキューブ

資本金     :14億円

証券業登録と認可:2007年3月 証券業登録

         2007年6月 PTS (私設取引システム) 運用業務に係る認可

         2007年9月 金融商品取引法に基づく金融商品取引業者PTS(私設取引システム)

               としての登録

               関東財務局長(金商)第45号

加入協会    :日本証券業協会 (JSDA) / 日本投資者保護基金 (JIPF)

事業内容    :PTS (私設取引システム) の運営、コロケーション・データセンターサービス、

         マーケット・データの提供、ソフトウェアの開発

<金融商品取引法に係る表示>

ジャパンネクスト証券株式会社

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第45号

加入協会 日本証券業協会

<投資家の皆様へ 手数料およびリスク等に関するご注意事項>

ジャパンネクスト証券株式会社が運営するジャパンネクストPTSにて取り扱う商品等にご投資いただく際、ジャパンネクストPTSの取引参加証券会社を通じてご利用いただく必要があります。ご利用にあたりその証券会社が各商品等について定める手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。なお、証券会社がご負担を求める手数料等は証券会社により異なることがあります。ご利用になる証券会社に手数料等、及びその取引のリスク他注意事項についてご確認いただくとともに、その証券会社がお渡しする契約締結前交付書面や上場有価証券等書面、信用取引の契約締結前交付書面等を通して詳細をご確認いただけますようお願いいたします。

<当社のサービスの留意事項>

当社の運営するジャパンネクストPTSでは、日本で登録された証券会社を参加者として株式取引等の付け合せを行っております。当社は、そのような証券会社(特定投資家)以外の方に対しサービスを提供しておりません。繰り返しになりますが、ジャパンネクストPTSにおけるお取引をご希望の場合は、ジャパンネクストPTSに、お客様のご注文を取り次いでいる証券会社での口座開設が必要となります。

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ビジネスカテゴリ
証券・FX・投資信託
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会社概要

URL
https://www.japannext.co.jp/ja
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都港区六本木三丁目1番1号 六本木ティーキューブ20階
電話番号
03-4577-4040
代表者名
山田 正勝
上場
未上場
資本金
-
設立
2006年11月