「シブヤフォント」に新たなパターンとフォントのデザインが登場!2023年度新作データ公開を開始
2023年度の新フォント12種・新パターン59種を公開!企業向けシブヤフォントデータ使い放題やオリジナルフォント制作、ワークショップやプロジェクト企画も受注中!
一般社団法人シブヤフォント(共同代表:古戸勉、磯村歩)は、2023年度の新データ(フォント・パターン)をリリースいたしました。新データは新フォント12種、新パターン59種で、今までのデータを合わせて累計588種となります。シブヤフォントのデータを期間限定でさまざまな事業にご活用いただけるデータ使い放題プランやオリジナルフォント制作など様々な企業ニーズにお応えするパッケージをご準備しています。また企業支援サービスの売上の一部(10%〜50%)は渋谷区内の障がい者支援事業所に還元するなど、SGDsに資する事業として運営します。
シブヤフォントについて
渋谷区内にくらし・はたらく障がいのある人が描いた文字や絵をもとに、専門学校桑沢デザイン研究所の学生が、彼らと協働しながらフォントやパターンデータを制作、それらを渋谷区公認のパブリックデータ「シブヤフォント」として誰でも利用できるよう公式サイトで公開しています。売上の一部は渋谷区内の障がい者支援事業所に還元しています。“共に制作する” ”気軽に使える” ”商品に採用する”という誰でも参加できるデータの特性を活かして、渋谷区のダイバーシティ&インクルージョンの理念を広げています。
連携している渋谷区内の障がい者支援事業所:くるるえびす、ストライドクラブ、TENTONE、はぁとぴあ原宿、福祉作業所おかし屋ぱれっと/工房ぱれっと、福祉作業所ふれんど、ホープ就労支援センター渋谷 アトリエ福花、のぞみ作業所、ワークささはた、ワークセンターひかわ、むつみ工房
協力:専門学校桑沢デザイン研究所
主催:渋谷区
企画運営:一般社団法人シブヤフォント
制作メンバーからのメッセージ
シブヤフォント アートディレクター ライラ・カセム
デザインのスキルも経験もスタイルも異なる学生たちは今まで未知の世界だった障がい者支援事業所の現場に出向きました。障がい者支援事業所のアーティストメンバーは初対面の学生たちと対話をしたり、言葉を交わすのではなく、筆やペンを通した対話を行ったりしながら、デザインの元となるアートを共に創作しました。
3ヶ月に渡り、共に作り上げた渾身のデザインたち。新しくできた12のフォントと59種類のパターンそれぞれに宿る魂とストーリーを是非じっくりご覧ください。
むつみ工房 職員 堀江泰斗
コロナもあり福祉関係の方以外が来ることがめっきりなくなってしまったむつみ工房でした。シブヤフォントに参加しまず思ったことは、学生さんと一緒に利用者の方が楽しみながらも普段よりも真剣に絵に向き合う姿でした。学生さんも様々なアイディアを持ってきてくれたことで、今まで描いたことのない絵や表情を引き出してくれていました。
作品のタイトルで行き詰まった時には他の利用者の方々も巻き込んで考えました。「冷麺に見える」という意見が面白く採用となりました。学生さんが来てくれることで、楽しい思い出が増えました。
そして、完成した作品はとても甘くてかわいい世界を表すもので見るだけで優しい気持ちになれるものでした。スーパーフレッシュな学生さん✖︎完全無欠のオリジナルな感性がシブヤフォントの魅力だと思います。是非多くの方に見て使ってほしいです!
むつみ工房担当 専門学校桑沢デザイン研究所学生 田中萌子
今回初めてシブヤフォントの取り組みに参加し、利用者さんとのコミュニケーションから生まれる素敵な作品、デザインとアートを通じた交流の時間に多く触れ、純粋に楽しいという気持ちを持つと同時に、利用者さんの個性あふれる世界観の素晴らしさに気付かされました。
また、利用者さんの特徴や個性に寄り添いながら、デザイナーとして全体の統一感や構成などのデザイン面においてもしっかり考えなければならず、意識することも多くありましたが、利用者さんとの交流を大切にしながら取り組むことができ、福祉とデザインについて興味を持っている者として、とても学びの多い期間を過ごすことができました。
そして、その中でも特に印象に残っていることは、利用者さんとの関わりを深めていく中で、利用者さん自身の作風や表現に変化が見られたことです。私との交流を通じて、新しい世界を発見していく姿に自然と私自身も嬉しさを感じました。それらを通じて、私と利用者さんにしかできない個性的で可愛らしい世界観の作品を作ることができ、とても幸せな気持ちになりました。またこのような機会があれば、ぜひ参加したいと思います。
渋谷区 障がい者福祉課
シブヤフォントプロジェクトが開始して以降、たくさんの人達に支えられ事業を継続できたことに感謝申し上げます。これまでのプロジェクトで生まれたデータは約590となり、多くのみなさまにご活用いただいております。
シブヤフォントのデータには、ひとつひとつの作品に障がいのある人と学生が紡いだ制作ストーリーが存在していますので、デザインだけでなく作品に込めた思いも感じていただけますと幸いです。今後もシブヤフォントがより多くの人に愛されるよう、活動を推進してまいります。
2023年 シブヤフォント新作フォント&パターン発表会を開催! 様々な企業・団体が審査員として参加
制作された新作データは、毎年内閣府が定める障害者週間(毎年12月3日〜9日)に合わせ、多岐にわたる業界の企業と団体の皆さんをゲストとしてお迎えし、学生と障がい者支援事業所のメンバーによる「2023年 シブヤフォント新作フォント&パターン発表会」を開催しました。デザインそのものだけでなく、それに至った制作ストーリーや思いを語りました。
企業と団体の皆さんには審査委員として参加いただき、各企業から最も感銘を受けたチームにそれぞれ企業賞を授与いただきました。
審査委員企業・団体の皆様 (五十音順)
アルバルク東京・江崎グリコ(株)・(同)Grip Grap NODD・コクヨ(株)
・(株)サーヴォ・(株)渋谷サービス公社・(株)ジュン・西武しんきんキャピタル(株)・TOKYO DIME・(一社)日本障がい者サッカー連盟・ビーンズ・コネクティッド(株)・ユニファースト(株)・(株)リコー
制作風景もSNSなどで公開
2017年から2021年まで学生たちがボランティアとして制作に参加していたシブヤフォントは、2022年度より専門学校桑沢デザイン研究所の正式な授業となり、今年で2年目を迎えました。
公式SNSなどで制作の光景なども発信していますのでぜひご覧ください
Instagram: https://www.instagram.com/shibuyafont/
X: @shibuyafont
Facebook: https://www.facebook.com/shibuyafont
また、公式のnote「シブヤフォント制作日記」では、不定期ですがシブヤフォントの制作過程によって生まれる学生とメンバーとのコミュニーケーションや共に作る意義など、アートディレクター ライラの視点で綴っています。
シブヤフォント 公式note 「シブヤフォント制作日記」:https://note.com/shibuyafont
企業向けシブヤフォントデータ使い放題やオリジナルフォント制作などの新サービスやコラボプロジェクト・ワークショップも受注中!
一般社団法人シブヤフォントは数年に渡るシブヤフォント事業を通して、デザイン力、アート創造力、コラボ企画力、福祉ネットワーク力を培ってまいりました。
以前より様々なクリエイティブ支援のご期待をいただいておりましたが、この度、新たに企業支援サービスをご提供を開始いたしました。
リードユーザー(障がいのある人など)の視点を活かした商品開発ワークショップ、シブヤフォントのデータを期間限定でご活用いただけるデータ使い放題プラン、オリジナルフォント制作など様々な企業ニーズにお応えいたします。また本企業支援サービスの売上の一部(10%〜50%)は渋谷区内の障がい者支援事業所に還元するなど、SGDsに資する事業として運営いたします。皆さまとご一緒できることを楽しみにしております。
お問い合わせ
150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目31-21原宿スクエア(ハラカド)7階
※4月から新拠点「シブヤフォントラボ」に移転します>> https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000097163.html
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