Hitachi VantaraのVSP Oneが、CRNのハイブリッドクラウドストレージ向け「2025年プロダクト・オブ・ザ・イヤー」を受賞
企業へのハイブリッドクラウドストレージ導入・管理のシンプル化、データの耐障害性強化、運用効率の向上が高評価
本件は、米国東部標準時間において、12月1日(月)午前10:00(日本時間12月2日(火)午前0:00)に発表したリリースの抄訳版です
株式会社日立製作所(以下、日立)のグループ会社であるHitachi Vantara LLC(以下、Hitachi Vantara)は、このたび、統合データプラットフォームである「Hitachi Virtual Storage Platform One (VSP One)」がThe Channel Company傘下のCRNが表彰する「2025年プロダクト・オブ・ザ・イヤー」を受賞したことを発表しました。お客さまの最も重要なデータ管理ニーズに対応する能力が評価され、「クラウド・フォーカスド・ストレージ」部門での受賞となりました。VSP Oneは、ハイブリッドクラウド環境でのデータ管理、保護、活用を支援し、企業が効率的かつ安定的にデータを利用することを可能にします。
VSP Oneの詳細については、こちらをご確認ください:
https://www.hitachivantara.com/ja-jp/products/storage-platforms
CRNの「2025年プロダクト・オブ・ザ・イヤー」は、ソリューションプロバイダーとお客さまに実質的な効果をもたらす最新もしくはアップグレードされた製品を表彰するものです。CRN編集部が1年に一度、32の技術カテゴリーごとに最終候補を選出し、実際に製品を使用しているソリューションプロバイダーによって評価されます。その評価スコアに基づいて各カテゴリーと3つのサブカテゴリー(技術、収益と利益、顧客ニーズ)の受賞製品が決まります。
VSP Oneは、Hitachi Vantaraの先進的なストレージ技術、データの耐障害性、クラウド技術を統合した柔軟なプラットフォームであり、ビジネス環境の変化にも適応します。多様なデータストレージ(ブロック、ファイル、オブジェクト、メインフレーム)をオンプレミスからクラウド環境まで統合的に管理することで、お客さまの運用をシンプル化し、重要なワークロードへの継続的なアクセスを可能にします。本プラットフォームは、データの仮想化や、サイバーセキュリティおよびデータ保護の機能に加え、AI活用に最適なパフォーマンスとサステナビリティを両立します。
The Channel CompanyおよびCRNの米国コンテンツ担当バイスプレジデント兼エグゼクティブエディター(Vice president, U.S. Content and Executive editor)であるJennifer Follett(ジェニファー・フォレット)氏は「2025年プロダクト・オブ・ザ・イヤーの受賞企業は、チャネルパートナーやお客さまに卓越した製品と機能を提供するイノベーター集団です。これらの受賞企業は、日々その製品を扱うソリューションプロバイダーによって選出されました。彼らの知見は、ポートフォリオ強化をめざすパートナーにとって強力な指針となります。受賞企業に敬意を表するとともに、今後も業界にイノベーションをもたらすことを楽しみにしています。」と述べています。
ハイブリッドクラウド環境の管理は複雑化しています。最新の調査レポートでは、89%の企業が複数のパブリッククラウドを利用し、そのうち73%がパブリッククラウドとプライベートクラウドを組み合わせています。また、業界分析では世界のクラウド・ストレージ市場が2025年の約1450億ドルから2030年までに約4250億ドルに成長すると予測されています。このようなハイブリッドクラウド環境の管理の複雑化とAIによる電力需要の増加により、企業は複数の環境にまたがるデータをより効率的かつ耐障害性が高く、持続的に管理できる方法を求めています。VSP Oneは、クラウドとオンプレミスのシステム間でのデータ環境の統合により、予測可能なパフォーマンスの提供、エネルギーロスの削減、データを常に安全で利用可能な状態に保つことで企業のニーズに応えます。
Hitachi VantaraのChief Product OfficerであるOctavian Tanase(オクタビアン・タナセ)は、「CRNによるこの評価は、ハイブリッドクラウドのデータ環境をシンプル化したいお客さまやパートナーを支援する当社の取り組みが認められた結果です。シンプル、セキュリティ、サステナビリティを1つのプラットフォームに統合したVSP Oneは、組織のデータ価値を最大限に引き出すとともにサステナビリティを推進し、大規模な運用でも信頼できる成果をもたらします。」と述べています。
本受賞は、AIおよびミッションクリティカルなワークロード向けに強化した次世代のVSP Oneデータプラットフォームとして、Hitachi Vantaraが2025年11月19日に発表*1した「VSP One Block High End」に続くものです。「VSP One Block High End」は、NVMe対応のオールフラッシュ構成、高度なサイバーセキュリティ、米国政府のセキュリティ基準を満たすエンドツーエンドのデータ保護機能を提供します。これらの受賞と製品発表は、お客さまのデジタル基盤のモダナイゼーションとインテリジェントなデータ運用を支え、統合された安全で持続可能なインフラを提供するHitachi Vantaraのモメンタムを示しています。
*1: https://www.hitachivantara.com/ja-jp/news/jp251119
VSP Oneはこれまで数々の栄誉に輝いています。今年初めには、VSP One Objectにおけるセキュリティが評価され、Business Intelligence Group(ビジネスインテリジェンスグループ)より「2025年 Fortress Cybersecurity Awards(データ保護部門)」を受賞しています。さらに、「GigaOm Radar for High-Performance Storage Optimized for AI Workloads」において「リーダー」「ファストムーバー(急成長企業)」、「GigaOm Radar for Primary Storage」では「リーダー」「アウトパフォーマー(高パフォーマンス企業)」に選ばれました。VSP Oneのエンタープライズ、ハイブリッドクラウド、AI対応データインフラ分野における継続的なイノベーションとリーダーシップが改めて評価されています。
「2025年プロダクト・オブ・ザ・イヤー」の全受賞製品はwww.CRN.com/potyでご覧いただけます。
Hitachi Vantaraの詳細については、www.hitachivantara.comをご覧ください。
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商標注記
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Hitachi Vantara LLCについて
Hitachi Vantara LLC は、データを活用してイノベーションを推進し、新たな変革をもたらします。日立製作所の 100%子会社であるHitachi Vantara LLCは、世界をリードするイノベーターに対し信頼性の高いデータ基盤を提供しています。データストレージ、インフラストラクチャ、クラウド管理、そしてデジタルの専門知識を通じて、お客さまが持続的なビジネス成長の基盤を構築できるようサポートします。
詳しくは、Hitachi Vantaraのウェブサイト(https://www.hitachivantara.com/)をご覧ください。
日立製作所について
日立は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトを活用した社会イノベーション事業(SIB)を通じて、環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティの実現に貢献します。デジタルシステム&サービス、エナジー、モビリティ、コネクティブインダストリーズの4セクターに加え、新たな成長事業を創 出する戦略SIBビジネスユニットの事業体制でグローバルに事業を展開し、Lumada をコアとしてデータから価値を創出することで、お客さまと社会の 課題を解決します。2024年度(2025年3月期)売上収益は9兆7,833 億円、2025 年3月末時点で連結子会社は618社、全世界で約28万人の従業員を擁しています。詳しくは、www.hitachi.co.jpをご覧ください。
お問い合わせ先
日立ヴァンタラ株式会社マーケティングコミュニケーション部
https://www8.hitachi.co.jp/inquiry/hitachivantara/site-inq/form.jsp
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